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公開番号
2025084547
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198529
出願日
2023-11-22
発明の名称
ブラインド
出願人
株式会社ニチベイ
代理人
個人
主分類
E06B
9/36 20060101AFI20250527BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】室内における空気の循環を促すことが可能なブラインドを提供する。
【解決手段】ブラインド100は、ヘッドレール110内に長手方向に所定間隔で配置された複数のキャリア120の各々からルーバー130が吊り下げられる縦型ブラインドであって、ルーバー130は、一体又は別体で形成された前後一対の第1ルーバー部131及び第2ルーバー部132の間に上下方向に貫通する中空部130aが形成され、少なくとも一方の第1ルーバー部131、第2ルーバー部132には上下方向のうち一方の端部近傍において、外部と中空部130aとの間を通気させるための上部通気部136、下部通気部137が形成されており、上部通気部136、下部通気部137は他方の第1ルーバー部131、第2ルーバー部132に対面していることを特徴とする。室内における空気の循環を促すことが可能なブラインドを提供できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ヘッドレール内に長手方向に所定間隔で配置された複数のキャリアの各々からルーバーが吊り下げられる縦型ブラインドであって、
前記ルーバーは、一体又は別体で形成された前後一対の遮蔽部の間に上下方向に貫通する中空部が形成され、少なくとも一方の前記遮蔽部には上下方向のうち一方の端部近傍において、外部と前記中空部との間を通気させるための通気部が形成されており、前記通気部は他方の前記遮蔽部に対面していることを特徴とする、ブラインド。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記ルーバーは、前後一対の前記遮蔽部のうち、一方の前記遮蔽部の下端近傍と他方の前記遮蔽部の上端近傍にそれぞれ前記通気部が形成されるようにしたことを特徴とする、請求項1に記載のブラインド。
【請求項3】
前記通気部は、前記キャリアからの前後の前記遮蔽部の吊り下げ高さが異なることで形成されるようにしたことを特徴とする、請求項1又は2に記載のブラインド。
【請求項4】
前記通気部は、前記遮蔽部に形成される孔部又はメッシュ部によって形成されるようにしたことを特徴とする、請求項1又は2に記載のブラインド。
【請求項5】
前記ルーバーは、一方の前記遮蔽部を形成する第1ルーバー部と、他方の前記遮蔽部を形成し、前記第1ルーバー部とは別体の第2ルーバー部と、から構成され、
前記キャリアには、前記キャリアの軸部を中心に回転可能な前後一対のキャリアフック部が設けられ、
前記第1ルーバー部は、上端に設けた第1ルーバーフックによって一方の前記キャリアフック部に吊り下げられ、前記第2ルーバー部は、上端に設けた第2ルーバーフックにより他方の前記キャリアフック部に直接又はハンガー部材を介して吊り下げられるようにしたことを特徴とする、請求項1又は2に記載のブラインド。
【請求項6】
前記第1ルーバーフックと前記第2ルーバーフックとは互いの側端部同士が、当接又は結合された状態で前記第1ルーバー部及び前記第2ルーバー部を吊り下げるようにしたことを特徴とする、請求項5に記載のブラインド。
【請求項7】
前記第1ルーバー部及び前記第2ルーバー部は、断面略円弧状に構成されていることを特徴とする、請求項5に記載のブラインド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラインドに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のブラインドとしては、特表平10-508920号公報(特許文献1)に示されるものがある。同文献に開示されるブラインドは、作動装置に吊り下げられたルーバーとしてのベーンが、第1及び第2の壁と、細長い筒状体であって、該筒状体が可撓性材料から形成され且つ補強材料から成るストリップを頂部端に有し、該ストリップがベーンを作動装置に連結する取付位置を画定するようにした細長い筒状体を備えている。
【0003】
これによれば、中空ベーンを光が通ると、2つのベーンが重なり合うことで作り出される影は、ベーンが筒状の形状をしていることで拡散されて影が明瞭でなくなり、見かけが遥かに和らいだ好ましい製品を得ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表平10-508920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に示されるような従来のブラインドでは、一般的に中空層を有するブラインドは断熱性に優れており、ブラインドを隔てた空間同士の通気が規制される。断熱性能が向上するという優位性がある一方で、冬季においてはガラス面に結露が発生しやすいという課題がある。また、感染症予防の観点からも、室内の空気を循環させるために換気の重要性が見直されている。このため、室内における空気の循環を促したいという課題があった。
【0006】
そこで本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、室内における空気の循環を促すことが可能なブラインドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明によれば、ヘッドレール内に長手方向に所定間隔で配置された複数のキャリアの各々からルーバーが吊り下げられる縦型ブラインドであって、前記ルーバーは、一体又は別体で形成された前後一対の遮蔽部の間に上下方向に貫通する中空部(空気層)が形成され、少なくとも一方の前記遮蔽部には上下方向のうち一方の端部近傍において、外部と中空部との間を通気させるための通気部が形成されており、前記通気部は他方の前記遮蔽部に対面していることを特徴とする、ブラインドが提供される。
【0008】
かかる構成によれば、一方の遮蔽部の一部に通気部を形成したことで、一対の遮蔽部によって形成される中空部に空気の流入や排気が起こりやすくなり、ブラインドを設置した室内の空気の循環を促すことができる。
【0009】
また、本発明の応用例として様々なものが考えられる。例えば、前記ルーバーは、前後一対の前記遮蔽部のうち、一方の前記遮蔽部の下端近傍と他方の前記遮蔽部の上端近傍にそれぞれ前記通気部が形成されるようにしてもよい。かかる構成によれば、ルーバーの上下両端部に通気部を形成したことで、一方の通気部から空気が流入し、他方の通気部から排気されるため、空気の循環を活性化することができる。特にブラインドを隔てた室内側の空気と室外側の空気の循環を促すことができる。
【0010】
また、前記通気部は、前記キャリアからの前後の前記遮蔽部の吊り下げ高さが異なることで形成されるようにしてもよい。かかる構成によれば、前後一対の遮蔽部の吊り下げ高さを変更するだけで、ルーバーに通気部を形成することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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