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公開番号
2025118070
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013159
出願日
2024-01-31
発明の名称
建具
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
1/36 20060101AFI20250805BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】開閉障子及びFIX障子を枠体に取付ける際に、隙間埋め部材を用いずに、障子の剛性を保持できる建具を提供すること。
【解決手段】建具は、左右の縦枠と、横枠と、を有する枠体と、枠体に取付けられる障子と、を備え、障子は、前記枠体に対して回転可能に設けられる開閉障子であり、縦枠は、開閉障子が開く側とは反対側の縦枠見付面において、上下に延びて設けられて縦枠見付面から内周側へ延出する縦枠延出部を有するとともに、開閉障子の回転軸を固定するためのL字形状のカバー材を有し、横枠を構成する中枠及び/又は下枠は、開閉障子が開く側とは反対側の横枠見付面において、左右に延びて設けられて横枠見付面から上方の内周側へ延出する横枠延出部を有し、横枠延出部は、左右方向の両端部に切欠き部を有し、カバー材は、切欠き部に突き当てられるとともに、縦枠の内周側の見込面と、縦枠延出部と、に突き当てられて配置される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
左右の縦枠と、横枠と、を有する枠体と、
前記枠体に取付けられる障子と、を備える建具であって、
前記障子は、前記枠体に対して回転可能に設けられる開閉障子であり、
前記縦枠は、前記開閉障子が開く側とは反対側の縦枠見付面において、上下に延びて設けられて前記縦枠見付面から内周側へ延出する縦枠延出部を有するとともに、前記開閉障子の回転軸を固定するためのL字形状のカバー材を有し、
前記横枠を構成する中枠及び/又は下枠は、前記開閉障子が開く側とは反対側の横枠見付面において、左右に延びて設けられて前記横枠見付面から上方の内周側へ延出する横枠延出部を有し、
前記横枠延出部は、左右方向の両端部に切欠き部を有し、
前記カバー材は、前記切欠き部に突き当てられるとともに、前記縦枠の内周側の見込面と、前記縦枠延出部と、に突き当てられて配置される、建具。
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【請求項2】
左右の縦枠と、横枠と、を有する枠体と、
前記枠体に取付けられる障子と、を備える建具であって、
前記障子は、前記枠体に対して固定され、上框、下框及び左右の縦框からなる框体を有するFIX障子であり、
前記縦枠は、前記開閉障子が開く側とは反対側の縦枠見付面において、上下に延びて設けられて前記縦枠見付面から内周側へ延出する縦枠延出部を有するとともに、前記開閉障子の回転軸を固定するためのL字形状のカバー材を有し、
前記横枠を構成する中枠及び/又は下枠は、前記開閉障子が開く側とは反対側の横枠見付面において左右に延びて設けられて前記横枠見付面から上方の内周側へ延出する横枠延出部を有し、
前記横枠延出部は、左右方向の両端部に切欠き部を有し、
前記縦框は、前記切欠き部に突き当てられるとともに、前記縦枠の内周側の見込面と、前記縦枠延出部と、に突き当てられて配置される、建具。
【請求項3】
前記縦枠延出部は、前記横枠延出部よりも見込方向外側に配置されるとともに、前記切欠き部よりも内周側まで延出している、請求項1又は2に記載の建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建具に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、仕切壁に設けられた枠体内を上段及び下段として、上段には回転軸を介して一方向へ回動する開閉障子が、下段には固定されたFIX障子が配置された窓ユニットが提案されている。窓ユニットは左右方向に連続して配置され、連窓を構成することができる。(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-031785号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の連結縦枠には、見込平面部から見付方向の内側に延出する延出部が設けられている。延出部が、ホロー部の一方側の端部において見込平面部から見付方向の内側に延出することで、開閉障子と連結縦枠とを連結する際に用いられる開閉側カバー部材等を、外部から見えないように隠すことができ、意匠性を向上させる効果がある。
【0005】
また、中枠には上側延出部が設けられ、上側延出部は、ホロー部の上面部おける見込方向の一方側(開閉障子42が開く側と反対側)の端部において、ホロー部の上面部から、上方側に延出する。この構成により、ホロー部の上面部と障子(開閉障子)との境界部分を外部から見えなくする目隠し効果を有する。また同様に、下枠37には、上方側に延出する上方延出部が設けられている。
【0006】
しかしながら、特許文献1の開閉障子においては、上述した連結縦枠の延出部と、中枠及び下枠の上側延出部と、の取り合いにより、連結縦枠の延出部と、開閉側カバー部材との間に隙間が生じている。また同様に、FIX障子においては、連結縦枠の延出部と、障子のFIX縦框との間に隙間が生じている。これらの隙間があることで、障子の剛性が低下してしまうため、特許文献1の建具では、これらの隙間に隙間埋め部材が挿入されている。隙間埋め部材の取付けは現場施工となるため、部材管理も含めて、工数とコストが増加してしまう問題があった。
【0007】
本開示は、開閉障子及びFIX障子を枠体に取付ける際に、隙間埋め部材を用いずに、障子の剛性を保持できる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は、左右の縦枠と、横枠と、を有する枠体と、枠体に取付けられる障子と、を備える建具であって、障子は、前記枠体に対して回転可能に設けられる開閉障子であり、縦枠は、前記開閉障子が開く側とは反対側の縦枠見付面において、上下に延びて設けられて縦枠見付面から内周側へ延出する縦枠延出部を有するとともに、開閉障子の回転軸を固定するためのL字形状のカバー材を有し、横枠を構成する中枠及び/又は下枠は、開閉障子が開く側とは反対側の横枠見付面において、左右に延びて設けられて横枠見付面から上方の内周側へ延出する横枠延出部を有し、横枠延出部は、左右方向の両端部に切欠き部を有し、カバー材は、切欠き部に突き当てられるとともに、縦枠の内周側の見込面と、縦枠延出部と、に突き当てられて配置される、建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示に係るL字型連窓ユニットをコーナー部の外側から見た斜視図である。
本開示に係るL字型連窓ユニットをコーナー部の内側から見た斜視図である。
図1のIII-III線拡大断面図である。
図1のIV-IV線拡大断面図である。
図1のV-V線拡大断面図である。
本開示に係る窓ユニットの分解斜視図である。
図5のVII-VII線拡大断面図である。
本開示に係る第1軸受け材の斜視図である。
本開示に係る第2軸受け材の斜視図である。
図9のX-X線拡大断面図である。
本開示に係る突き出し窓のフリクションステーを示す斜視図である。
本開示に係るスペーサを示す斜視図である。
本開示に係る中枠を示す斜視図である。
本開示に係る下枠を示す斜視図である。
本開示に係る中枠及び下枠の配置を示す斜視図である。
図15のXVI-XVI線拡大断面図である。
従来の中枠の配置を示す横断面図である。
図15のXVIII-XVIII線拡大断面図である。
本開示に係る方立の斜視図である。
本開示に係る方立を反対側から見た斜視図である。
本開示に係る方立を配置したL字型連窓ユニットをコーナー部の内側から見た斜視図である。
本開示に係る方立を配置したL字型連窓ユニットの平面図である。
本開示に係る方立の変形例を示す平面図である。
本開示に係る方立の変形例を示す平面図である。
本開示に窓ユニットの取付け施工を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に形成された開口部に納められた建具における障子の面方向を示し、「見込方向」とは、上記障子の厚み方向を示すものとする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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