TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025144664
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024044450
出願日
2024-03-21
発明の名称
建具
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
1/04 20060101AFI20250926BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】意匠性を確保しつつ、強度を確保できる建具を提供すること。
【解決手段】建具1は、縦枠23を有する枠体2と、枠体2内に配置され、縦框33を有する障子3と、縦枠23に設けられ、障子3が閉位置に位置する場合に縦框33の見込方向への移動を規制することにより縦框33の強度を補強する補強部材6と、を備え、縦框33の内周側端部33aが、枠体2の室内側X2の開口のラインLaに沿って配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
縦枠を有する枠体と、
前記枠体内に配置され、縦框を有する障子と、
前記縦枠に設けられ、前記障子が閉位置に位置する場合に前記縦框の見込方向への移動を規制することにより前記縦框の強度を補強する補強部材と、を備え、
前記縦框の内周側端部が、前記枠体の室内側の開口のラインに沿って配置される、建具。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記補強部材は、前記縦枠の長手方向において、互いに間隔を有して複数設けられる、請求項1に記載の建具。
【請求項3】
複数の前記補強部材は、前記縦枠の長手方向の中央部よりも両端部側に配置される、請求項2に記載の建具。
【請求項4】
前記縦框の長手方向の中央側に設けられ、前記障子を開位置から閉位置に移動させる場合に、前記障子の見込方向の位置を位置決めするように案内する案内部材を備え、
前記補強部材は、前記縦枠の長手方向における前記案内部材が配置される位置を避けた位置に配置される、請求項1又は2に記載の建具。
【請求項5】
前記補強部材は、前記縦枠側から見付方向の内周側に延びる補強片を有し、
前記補強片は、前記障子が閉位置に位置する場合に、前記縦枠に対向して配置される凹部であって前記縦框の外周側の部分に形成され見付方向の内周側に凹む凹部の内部に位置する、請求項1に記載の建具。
【請求項6】
前記補強部材は、前記縦枠側から見付方向の内周側に延びる補強片を有し、
前記補強片は、板材が重なるように折りたたまれた板状に形成される、請求項1又は2に記載の建具。
【請求項7】
前記枠体は、上枠を有し、
前記上枠は、室内側部分と、室外側部分と、前記室内側部分と前記室外側部分との間に配置されたブリッジ材と、を有し、
前記ブリッジ材の上側において前記室内側部分と前記ブリッジ材と前記室外側部分とに跨って配置され前記室内側部分と前記室外側部分とを連結するブリッジ補強部材を備える、請求項1又は2に記載の建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、建具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、開口の大きい建具が知られている。開口の大きい建具においては、障子の縦框の幅を太くすること等によって、縦框の剛性を高めて、縦框が風でたわまないように、耐風圧性能を確保している。縦框の幅を太くすると、障子を閉めて室内側から見た場合に、枠体の開口のラインと障子の縦框に嵌め込まれたガラスのラインとが揃わずに、障子の縦框が枠体の開口の左右方向の内周側に突出して、室内側から障子の縦框が視認されることがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-169497号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
縦框の幅を太くした障子を閉めて室内側から見た場合に、枠体の開口のラインと障子の縦框に嵌め込まれたガラスのラインとが揃わずに、室内側から障子の縦框が視認される場合には、意匠性が低下する可能性がある。一方で、開口の大きい建具においては、障子の強度を確保する必要がある。そのため、開口の大きい建具において、意匠性を確保しつつ、強度を確保できることが求められている。
【0005】
本開示は、意匠性を確保しつつ、強度を確保できる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、縦枠を有する枠体と、前記枠体内に配置され、縦框を有する障子と、前記縦枠に設けられ、前記障子が閉位置に位置する場合に前記縦框の見込方向への移動を規制することにより前記縦框の強度を補強する補強部材と、を備え、前記縦框の内周側端部が、前記枠体の室内側の開口のラインに沿って配置される、建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の建具の正面図である。
図1のA-A線断面図であって、建具の上枠を主に示す縦断面図である。
図1のB-B線断面図であって、建具の縦枠及び障子の縦框を主に示す横断面図である。
第2実施形態の建具の正面図である。
図4のC-C線断面図であって、建具の上枠を主に示す縦断面図である。
図4のD-D線断面図であって、建具の縦枠及び障子の縦框を主に示す横断面図である。
補強部材の他の形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、本明細書において、「見込方向」とは、建具における室内外方向に沿う方向である。「見付方向」とは、建具におけるガラス(面材)の面方向に沿う方向であり、見込方向に対して直交する方向である。「見付面」は、建具における室外側及び室内側に面するそれぞれの面を意味し、「見込面」は、建具において室内外方向に延びる面を意味する。図面において、建具の室外側を「室外側X1」とし、建具の室内側を「室内側X2」とする。建具を正面視したときの横方向を「左右」とする。
【0009】
第1実施形態の建具1は、図1に示すように、建物躯体100の開口部11に取り付けられた枠体2と、枠体2内の左右方向の一方側(図1の左側)において室外側X1に配置される外障子3(障子)と、枠体2内の左右方向の他方側(図1の右側)において室内側X2に配置される内障子4との2枚の障子をそれぞれ納めることによって構成される。2枚の障子3,4は、枠体2内を左右方向(横方向)にスライド移動可能に構成される。図1において、網戸5は図示を省略している。なお、2枚の障子3,4のいずれか一方又は両方の障子を枠体2内において固定して配置した嵌め殺し障子として構成してもよい。なお、枠体2内を2枚の障子3,4がスライド移動可能な引き違い窓に限定されず、上げ下げ窓等の他の窓種の窓としてもよい。
【0010】
本実施形態の建具1は、建物躯体100の開口部11に配置される建具である。本実施形態においては、開口部11は、大開口に形成されている。例えば、本実施形態においては、開口部11が大開口であるとは、図1に示すように、開口の高さHが2000mm以上である場合の開口を想定している。開口の横幅Wは、2600mm以上である場合の開口を想定している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社LIXIL
支援装置、支援プログラム、及び方法
1日前
株式会社LIXIL
屋根構造体
今日
株式会社LIXILトータルサービス
コンピュータープログラム、情報管理装置、端末装置、情報管理システム及び制御方法
5日前
中国電力株式会社
脚立
1か月前
株式会社ナカオ
作業台
1か月前
株式会社ESP
止水板
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
8日前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
ミサワホーム株式会社
水切り材
1か月前
文化シヤッター株式会社
止水装置
7日前
不二サッシ株式会社
引違いサッシ
7日前
不二サッシ株式会社
引違いサッシ
1か月前
豊田合成株式会社
調光装置
今日
株式会社TJMデザイン
脚立用ホルダー
3か月前
株式会社ニチベイ
縦型ブラインド
2か月前
株式会社LIXIL
太陽電池ガラス
16日前
三協立山株式会社
サッシの製造方法
1か月前
株式会社LIXIL
建具
13日前
株式会社LIXIL
建具
13日前
株式会社LIXIL
建具
13日前
株式会社LIXIL
建具
13日前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
16日前
株式会社LIXIL
建具
26日前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
26日前
株式会社LIXIL
建具
13日前
株式会社LIXIL
建具
26日前
株式会社LIXIL
建具
26日前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
13日前
株式会社LIXIL
建具
5日前
続きを見る
他の特許を見る