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公開番号2025161222
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024064229
出願日2024-04-11
発明の名称制御装置、コンピュータプログラム、調整方法、及び、制御システム
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類E03C 1/044 20060101AFI20251017BHJP(上水;下水)
要約【課題】本明細書では、流量調節弁の開度を適切に調整し得る新規な技術を開示する。
【解決手段】流量調節弁の開度を調整する制御装置であってよい。制御装置は、前記流量調節弁が配置される流路における流体の目標流量値と、前記流路における前記流体の測定流量値と、の流量差の絶対値が大きいほど、特定期間における前記開度の修正量が大きくなるように、前記開度を調整してもよい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
流量調節弁の開度を調整する制御装置であって、
前記流量調節弁が配置される流路における流体の目標流量値と、前記流路における前記流体の測定流量値と、の流量差の絶対値が大きいほど、特定期間における前記開度の修正量が大きくなるように、前記開度を調整する、制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記開度の修正量と、前記流量調節弁の前記開度を修正する時間間隔と、の少なくとも一方を変化させることによって、前記特定期間における前記開度の修正量を調整する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記流量調節弁に配置されるステッピングモータに入力される入力パルスの個数を制御することによって、前記ステッピングモータの回転量を制御し、
前記流量調節弁は、前記ステッピングモータの前記回転量に応じて、前記開度を調整し、
前記流量調節弁の前記開度の修正量は、前記入力パルスの個数の変化を含む、請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記絶対値が大きいほど、前記特定期間が短い、請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項5】
前記絶対値が第1の値である場合の前記特定期間における前記開度の前記修正量は、第1の修正量であり、
前記絶対値が前記第1の値のX倍である第2の値である場合の前記特定期間における前記開度の前記修正量は、前記第1の修正量のY倍の第2の修正量であり、
前記X及び前記Yは、1より大きく、互いに異なる、請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項6】
前記絶対値が第1の所定値以下である場合、前記開度の修正を停止する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記絶対値が前記第1の所定値以下の状態において、前記開度の修正が停止された後、前記流路と異なる特定の流路との合流後の前記流体の温度と、設定済みの設定温度と、の温度差が所定の閾値を越える場合に、前記開度の調整を再開する、請求項6に記載の制御装置。
【請求項8】
前記流路と異なる前記特定の流路との合流後の前記流体の温度は、前記流路の目標流量値と、前記特定の流路の目標流量値と、に基づく温度を含む、請求項7に記載の制御装置。
【請求項9】
流量調節弁の開度を調整する制御装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記制御装置のコンピュータを、
前記流量調節弁が配置される流路における流体の目標流量値と、前記流路における前記流体の測定流量値と、の流量差の絶対値が大きいほど、特定期間における前記開度の修正量が大きくなるように、前記開度を調整するように機能させる、コンピュータプログラム。
【請求項10】
流量調節弁の開度を調整する調整方法であって、
前記流量調節弁が配置される流路における流体の目標流量値と、前記流路における前記流体の測定流量値と、の流量差の絶対値が大きいほど、特定期間における前記開度の修正量が大きくなるように、前記開度を調整する、調整方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、制御装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、湯と水とを混合させる混合装置が記載されている。混合装置は、給水路と、給湯路と、各経路から流れる湯水が流れる混合経路とを備える。給水路及び給湯路には、経路の開度を調整する流量調節弁がそれぞれ配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-148985号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の文献では、流量調節弁の開度の調整方法について何ら開示されていない。本明細書では、流量調節弁の開度を適切に調整し得る新規な技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書で開示の技術は、流量調節弁の開度を調整する制御装置に関する。制御装置は、前記流量調節弁が配置される流路における流体の目標流量値と、前記流路における前記流体の測定流量値と、の流量差の絶対値が大きいほど、特定期間における前記開度の修正量が大きくなるように、前記開度を調整してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本実施形態の水回り装置の概要図を示す
本実施形態の混合装置及び制御装置の構成を示すブロック図を示す。
本実施形態の制御装置によって実行される処理のフローチャートを示す。
本実施形態の制御装置によって実行される処理のフローチャートを示す。
本実施形態の制御装置によって実行される処理のフローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(水回り装置の構成)
図1に示すように、水回り装置2は、水栓金具4と、水栓金具4から吐出される水を受け入れて排経路に流すボウル8と、制御システム1と、を備える。制御システム1は、混合装置10と、制御装置40と、を備える。図1では、水栓金具4及びボウル8を斜視図で示す。図1では、水栓金具4と混合装置10を含む上流側との接続関係を表しており、混合装置10を含む上流側はブロック図で示される。水栓金具4は、混合装置10から流れる水をボウル8に吐水する蛇口5と、蛇口5から吐水される水の温度をユーザが調整するための操作装置6と、を備える。ユーザは、操作装置6を操作することによって、蛇口5から吐出される水の流量及び温度を設定することができる。操作装置6は、ユーザによって設定された流量及び温度を表す信号を混合装置10に送信する。水回り装置2は、洗面台、キッチンユニット、浴槽ユニット等に用いられる。
【0008】
(混合装置の構成)
混合装置10は、上水管に連通する配管102と水栓金具4との間に配置される。混合装置10は、配管104、106、110のそれぞれに接続される。給水管104には、配管102から水が供給される。給湯管106には、配管102から給湯装置100を通過した水が供給される。給湯装置100は、配管102から供給される水を温める。給湯管106には、給湯装置100を通過した水が流れる。以下では、給湯管106を通過する水を、給水管104を流れる水と区別するために「湯」と呼ぶ。混合管110には、混合装置10を通過した水が流れる。以下では、混合管110を通過する水(即ち水栓金具4から吐出される水)を、給水管104を流れる水と区別するために、「混合水」と呼ぶ。混合水の温度は特に限定されない。混合管110の上端は、水栓金具4に接続される。
【0009】
図2に示すように、混合装置10は、給湯管106において、湯側温度センサ12と、湯側流量調節弁14と、湯側流量センサ16と、を備える。湯側温度センサ12と、湯側流量調節弁14と、湯側流量センサ16と、は、上流側から順に配置されている。混合装置10は、給水管104において、水側温度センサ18と、水側流量調節弁20と、水側流量センサ22と、を備える。水側温度センサ18と、水側流量調節弁20と、水側流量センサ22と、は、上流側から順に配置されている。混合装置10は、混合管110と、混合温度センサ24と、を備える。
【0010】
湯側温度センサ12、水側温度センサ18、及び、混合温度センサ24は、それぞれ、サーミスタである。湯側温度センサ12は、給湯管106を通過する湯の温度を検出する。以下では、湯側温度センサ12によって検出される温度を湯温Thと称する。水側温度センサ18は、給水管104を通過する水の温度を検出する。以下では、水側温度センサ18によって検出される温度を水温Tcと称する。混合温度センサ24は、混合管110を通過する混合水の温度を検出する。以下では、混合温度センサ24によって検出される混合水の温度を混合水温Tmと称する。
(【0011】以降は省略されています)

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