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公開番号2025165609
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-05
出願番号2024069756
出願日2024-04-23
発明の名称ソファベッド、及び、トレーラー
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類A47C 17/80 20060101AFI20251028BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】室内空間が圧迫されることが抑えられるソファベッド及び当該ソファベッドを備えるトレーラーを提供すること。
【解決手段】第1枠体71と、水平方向に第1枠体71に対して相対的に進退可能な第2枠体72と、を備えるソファベッド70であって、第1枠体71の上面と、第2枠体72の上面と、が同じ高さに維持されたまま進退することにより進退の方向におけるソファベッド幅が可変であるソファベッド70である。第1枠体71、及び、第2枠体72は、それぞれ櫛歯形状を有し、第1枠体71の櫛歯712と第2枠体72の櫛歯722とが、進退の方向に直交する方向に交互に並べられて配置されて、第1枠体71と第2枠体72とは入れ子状に構成され、第2枠体72の櫛歯722は、第1枠体71の櫛歯712に対して、進退の方向に抜き出し/挿入可能に構成される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
第１枠体と、
水平方向に前記第１枠体に対して相対的に進退可能な第２枠体と、を備えるソファベッドであって、
前記第１枠体の上面と、前記第２枠体の上面と、が同じ高さに維持されたまま前記進退することにより前記進退の方向におけるソファベッド幅が可変であるソファベッド。
続きを表示（約 790 文字）【請求項２】
前記第１枠体、及び、前記第２枠体は、それぞれ櫛歯形状を有し、
前記第１枠体の櫛歯と前記第２枠体の櫛歯とが、前記進退の方向に直交する方向に交互に並べられて配置されて、前記第１枠体と前記第２枠体とは入れ子状に構成され、
前記第２枠体の櫛歯は、前記第１枠体の櫛歯に対して、前記進退の方向に抜き出し／挿入可能に構成される請求項１に記載のソファベッド。
【請求項３】
前記第２枠体の櫛歯が前記第１枠体の櫛歯に対して、前記進退の方向に最も抜き出された状態のときに、前記第１枠体の櫛歯の先端部と、前記第２枠体の櫛歯の先端部とは、前記進退の方向に直交する方向に交互に並べられて配置された状態となって重なりを持っている請求項２に記載のソファベッド。
【請求項４】
前記第２枠体は、側枠と、前記側枠から延びる延出板部と、を有し、
上下方向において、前記側枠の下端部は、前記延出板部の下端部と一致する位置関係にある請求項１に記載のソファベッド。
【請求項５】
前記第１枠体の上面及び前記第２枠体の上面には、第１マット及び第２マットが載置され、
前記第１枠体の上面及び前記第２枠体の上面に、前記第１マット及び前記第２マットが敷かれることによりベッドを構成し、前記第１マットが敷かれ且つ前記第２マットが前記第２枠体に隣接して配置される壁に立て掛けられた状態で載置されることによりソファを構成する請求項１に記載のソファベッド。
【請求項６】
前記第１枠体は、前記第１枠体に対して相対的に進退する前記第２枠体の前記進退の方向に平行の方向へ引き出し／押し入れ可能な引き出しを備える請求項１に記載のソファベッド。
【請求項７】
請求項１に記載のソファベッドを備えるトレーラー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ソファベッド、及び、トレーラーに関する。
続きを表示（約 2,300 文字）【背景技術】
【０００２】
トレーラーにおいては、ソファベッドが設けられている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第３７７８８８５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ソファベッドは、トレーラーの室内空間において所定の領域を占める。このためソファベッドにより、トレーラーの室内空間は圧迫されるので、トレーラーの室内空間の圧迫が極力少ないことが要求される。本開示は、室内空間が圧迫されることが抑えられるソファベッド及び当該ソファベッドを備えるトレーラーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示は、第１枠体と、水平方向に前記第１枠体に対して相対的に進退可能な第２枠体と、を備えるソファベッドであって、前記第１枠体の上面と、前記第２枠体の上面と、が同じ高さに維持されたまま前記進退することにより前記進退の方向におけるソファベッド幅が可変であるソファベッドに関する。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
一実施形態のトレーラーを示す前側から見た斜視図である。
一実施形態のトレーラーを示す後側から見た斜視図である。
一実施形態のトレーラーの室内空間においてソファベッドがベッドとして用いられている様子を示す斜視図である。
一実施形態のトレーラーの室内空間においてソファベッドがソファとして用いられている様子を示す斜視図である。
一実施形態のトレーラーの室内空間においてライティングデスク及びパーテーションが用いられている様子を示す斜視図である。
一実施形態のトレーラーのフロント部においてライティングデスクが使用されていない状態を示す断面図である。
一実施形態のトレーラーのフロント部においてライティングデスクが使用されている状態を示す断面図である。
一実施形態のトレーラーのフロント部においてパーテーションが使用されていない状態を示す断面図である。
一実施形態のトレーラーのフロント部においてパーテーションが使用されている状態を示す断面図である。
一実施形態のトレーラーのフロント部を示す断面図である。
一実施形態のトレーラーのソファベッドがベッドとして使用されている様子を示す上方斜視図である。
一実施形態のトレーラーのソファベッドがベッドとして使用されている様子を示す下方斜視図である。
一実施形態のトレーラーのソファベッドがベッドとして使用されている状態でマットが取り外された状態を示す上方斜視図である。
一実施形態のトレーラーのソファベッドがソファとして使用されている様子を示す上方斜視図である。
一実施形態のトレーラーのソファベッドがソファとして使用されている様子を示す下方斜視図である。
一実施形態のトレーラーのソファベッドがソファとして使用されている状態で引き出しが引き出された様子を示す上方斜視図である。
一実施形態のトレーラーのソファベッドがソファとして使用されている状態でマットが取り外された状態を示す上方斜視図である。
一実施形態の湾曲部を示す斜視図である。
一実施形態の湾曲部が湾曲壁部に固定された状態を示す背面図である。
一実施形態のトレーラーの天井を示す下方斜視図である。
一実施形態のトレーラーの天井のダクトレールに照明器具を取り付けた様子を示す下方斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態における車両を構成するトレーラー１は、小型のキャンピングトレーラに設けられているトイレ室を有していない一部屋の室内空間を有するトレーラーにより構成される。以下、トレーラー１の中心位置から見て、連結部１１が設けられている側を前側と定義し、テールゲート３４が設けられている側を後側と定義し、天井３１が設けられている側を上側と定義し、底壁部３２が設けられている側を下側と定義して説明する。
【０００８】
トレーラー１は、図１、図２に示すように、前後方向に延びて形成されたシャシ１０と、シャシ１０上部に着脱可能に取り付けられた、前後方向に長い略直方体形状の荷箱３０を有している。トレーラー１は、図示しない車両等によってけん引される。シャシ１０は、前端部に連結部１１を備えている。連結部１１は、図示しない車両に連結可能である。
【０００９】
シャシ１０の前後中央部には左右１個ずつ計２個の車輪１２が回転可能に取り付けられている。これにより、トレーラー１は、前後方向に移動自在であり、トレーラー１を、手動で動かすことが可能である。また、例えば、車輪１２は、後述する図示しない電動モータに駆動連結され、電動モータが駆動することにより車輪１２が回転して、トレーラー１が移動可能であってもよい。また、例えば、各車輪１２は、シャシ１０に対して上下方向に移動可能であってもよい。
【００１０】
車輪１２の下部を除く上部及び中部は、シャシ１０に対して着脱可能なカバー１３により覆われている。このため、車輪１２の下部のみが外部に露出している。
（【００１１】以降は省略されています）

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