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公開番号2025165608
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-05
出願番号2024069755
出願日2024-04-23
発明の名称トレーラー
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類B60P 3/32 20060101AFI20251028BHJP(車両一般)
要約【課題】シンクスペースによって室内空間が圧迫されることが抑えられたトレーラーを提供すること。
【解決手段】室内空間を有するトレーラー1であって、室内空間を形成する側壁には、内側蓋部により塞がれる開口を有する室内収納空間が形成され、内側蓋部は、室内収納空間の開口の一部分に対する開口の他の部分を閉塞可能であり、開口の一部分と、開口の一部分に対する開口の他の部分と、を区画するパーテーション用蓋部3346を有し、開口の一部分に対する開口の他の部分を有する室内収納空間の部分には、流し台61が設けられるトレーラー1である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
室内空間を有するトレーラーであって、
前記室内空間を形成する側壁には、内側蓋部により塞がれる開口を有する室内収納空間が形成され、
前記内側蓋部は、前記室内収納空間の前記開口の一部分に対する前記開口の他の部分を閉塞可能であり、前記開口の一部分と、前記開口の一部分に対する前記開口の他の部分と、を区画するパーテーション用蓋部を有し、
前記開口の一部分に対する前記開口の他の部分を有する前記室内収納空間の部分には、流し台が設けられるトレーラー。
続きを表示（約 330 文字）【請求項２】
前記パーテーション用蓋部は、垂直方向に指向する回転軸心を中心として回転することにより前記開口の他の部分を開閉可能である請求項１に記載のトレーラー。
【請求項３】
前記パーテーション用蓋部の自由な回転を抑えるラッチを備える請求項２に記載のトレーラー。
【請求項４】
前記内側蓋部は、前記室内収納空間の開口の他の部分を閉塞可能であり、物を載置可能であり且つ机として利用可能な台を構成するデスク用蓋部を有する請求項１に記載のレーラー。
【請求項５】
前記デスク用蓋部は、水平方向に指向する回転軸心を中心として回転することにより前記開口の一部分を開閉可能である請求項４に記載のトレーラー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、トレーラーに関する。
続きを表示（約 2,400 文字）【背景技術】
【０００２】
トレーラーにおいては、流し台を備えるシンクスペースが設けられている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第３７７８８８５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
シンクスペースは、トレーラーの室内空間において所定の領域を占める。このためシンクスペースにより、トレーラーの室内空間は圧迫されるので、トレーラーの室内空間の圧迫が極力少ないことが要求される。本開示は、シンクスペースによって室内空間が圧迫されることが抑えられたトレーラーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示は、室内空間を有するトレーラーであって、前記室内空間を形成する側壁には、内側蓋部により塞がれる開口を有する室内収納空間が形成され、前記内側蓋部は、前記室内収納空間の前記開口の一部分に対する前記開口の他の部分を閉塞可能であり、前記開口の一部分と、前記開口の一部分に対する前記開口の他の部分と、を区画するパーテーション用蓋部を有し、前記開口の一部分に対する前記開口の他の部分を有する前記室内収納空間の部分には、流し台が設けられるトレーラーに関する。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
一実施形態のトレーラーを示す前側から見た斜視図である。
一実施形態のトレーラーを示す後側から見た斜視図である。
一実施形態のトレーラーの室内空間においてソファベッドがベッドとして用いられている様子を示す斜視図である。
一実施形態のトレーラーの室内空間においてソファベッドがソファとして用いられている様子を示す斜視図である。
一実施形態のトレーラーの室内空間においてライティングデスク及びパーテーションが用いられている様子を示す斜視図である。
一実施形態のトレーラーのフロント部においてライティングデスクが使用されていない状態を示す断面図である。
一実施形態のトレーラーのフロント部においてライティングデスクが使用されている状態を示す断面図である。
一実施形態のトレーラーのフロント部においてパーテーションが使用されていない状態を示す断面図である。
一実施形態のトレーラーのフロント部においてパーテーションが使用されている状態を示す断面図である。
一実施形態のトレーラーのフロント部を示す断面図である。
一実施形態のトレーラーのソファベッドがベッドとして使用されている様子を示す上方斜視図である。
一実施形態のトレーラーのソファベッドがベッドとして使用されている様子を示す下方斜視図である。
一実施形態のトレーラーのソファベッドがベッドとして使用されている状態でマットが取り外された状態を示す上方斜視図である。
一実施形態のトレーラーのソファベッドがソファとして使用されている様子を示す上方斜視図である。
一実施形態のトレーラーのソファベッドがソファとして使用されている様子を示す下方斜視図である。
一実施形態のトレーラーのソファベッドがソファとして使用されている状態で引き出しが引き出された様子を示す上方斜視図である。
一実施形態のトレーラーのソファベッドがソファとして使用されている状態でマットが取り外された状態を示す上方斜視図である。
一実施形態の湾曲部を示す斜視図である。
一実施形態の湾曲部が湾曲壁部に固定された状態を示す背面図である。
一実施形態のトレーラーの天井を示す下方斜視図である。
一実施形態のトレーラーの天井のダクトレールに照明器具を取り付けた様子を示す下方斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態における車両を構成するトレーラー１は、小型のキャンピングトレーラに設けられているトイレ室を有していない一部屋の室内空間を有するトレーラーにより構成される。以下、トレーラー１の中心位置から見て、連結部１１が設けられている側を前側と定義し、テールゲート３４が設けられている側を後側と定義し、天井３１が設けられている側を上側と定義し、底壁部３２が設けられている側を下側と定義して説明する。
【０００８】
トレーラー１は、図１、図２に示すように、前後方向に延びて形成されたシャシ１０と、シャシ１０上部に着脱可能に取り付けられた、前後方向に長い略直方体形状の荷箱３０を有している。トレーラー１は、図示しない車両等によってけん引される。シャシ１０は、前端部に連結部１１を備えている。連結部１１は、図示しない車両に連結可能である。
【０００９】
シャシ１０の前後中央部には左右１個ずつ計２個の車輪１２が回転可能に取り付けられている。これにより、トレーラー１は、前後方向に移動自在であり、トレーラー１を、手動で動かすことが可能である。また、例えば、車輪１２は、後述する図示しない電動モータに駆動連結され、電動モータが駆動することにより車輪１２が回転して、トレーラー１が移動可能であってもよい。また、例えば、各車輪１２は、シャシ１０に対して上下方向に移動可能であってもよい。
【００１０】
車輪１２の下部を除く上部及び中部は、シャシ１０に対して着脱可能なカバー１３により覆われている。このため、車輪１２の下部のみが外部に露出している。
（【００１１】以降は省略されています）

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