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公開番号
2025156722
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-15
出願番号
2024059306
出願日
2024-04-02
発明の名称
昇降装置
出願人
和光工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60P
1/46 20060101AFI20251007BHJP(車両一般)
要約
【課題】意図しない横開ロック解除を防止でき、横開ロック解除操作と横回転操作を容易に同時に行い得る横回転可能な回転フレームを有する昇降装置を提供する。
【解決手段】サイドフレームに隣接配置された縦軸の周りで横回転可能な回転フレームを有する車載用の昇降装置であって、一方のサイドフレームが前記縦軸を通る直線上で伸縮動可能なピンプランジャを有し、前記回転フレームが回転フレームの前記縦軸側に前記回転フレームの横回転の途中において前記ピンプランジャの先端に当接して前記ピンプランジャを収縮状態に保つ保持部及び前記回転フレームが横開状態のときに前記ピンプランジャの先端を通過させる開放部を有するガイド部材と、前記回転フレームが前記横開状態のときに前記ピンプランジャの先端に当接して前記ピンプランジャを収縮させるように前記回転フレーム上でスライド移動が可能なロック解除部材とを有する、昇降装置とした。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
一対のサイドフレームと、
一方の前記サイドフレームに隣接配置された縦軸に一端側が軸支されて横回転可能な回転フレームを有する車載用の昇降装置であって、
前記一方の前記サイドフレームが、前記縦軸を通る直線上で伸縮動可能なピンプランジャを有し、
前記回転フレームが、前記回転フレームの前記縦軸側にガイド部材及びロック解除部材を有し、
前記ガイド部材は、
前記回転フレームの横回転の途中において前記ピンプランジャの先端に当接して前記ピンプランジャを収縮状態に保つ保持部と、
前記回転フレームが横開状態のときに前記ピンプランジャの先端を通過させる開放部と、
を有し、
前記ロック解除部材は、前記回転フレームが前記横開状態のときに前記ピンプランジャの先端に当接して前記ピンプランジャを収縮させるように前記回転フレーム上でスライド移動が可能である、昇降装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記ガイド部材が、前記保持部と前記開放部の間に位置し、前記回転フレームが前記横開状態のときに前記伸縮動の方向に延在する凹壁部を更に有する、請求項1の昇降装置。
【請求項3】
前記ロック解除部材の前記スライド移動のためのスライド力を印加するためのロック解除操作部材と、
前記回転フレームの横回転のための横回転力を印加するための横開操作部材と、
が前記回転フレームの前記他端側に配置されている、請求項1の昇降装置。
【請求項4】
前記ロック解除操作部材と前記ロック解除部材がロッドにより連絡されている、請求項3の昇降装置。
【請求項5】
前記ロッドが前記ロッドの中間にクランクを有する、請求項4の昇降装置。
【請求項6】
前記縦軸の周りで前記回転フレームと一体に回転するターンパイプをさらに有し、前記ガイド部材が前記ターンパイプに支持されている、請求項1~5のいずれかの昇降装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は車両上の駆動装置によりプラットホームを昇降させる昇降装置に関し、特に、車両(例えば、車室内)に起立姿勢で格納されたプラットホーム(回転フレーム)を横回転式で開閉可能な昇降装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
本分野の昇降装置は、車両への荷物の積み降ろしのためのプラットホームの昇降機能を有するが、軽量荷物等のときは上記昇降機能は使用せず、プラットホームを起立姿勢としたままで横開き(横回転)させて荷物を出し入れできることが便利である。
【0003】
プラットホームを横開きにした際は、安全のため、不意にプラットホームが閉まらないように横開状態を保持できる機能(横開ロック機能)が必要である。
【0004】
横開ロック機能のための構造として、横開きの支点軸側にプランジャを設け、ステイアーム側にプランジャの先端部が係合する凹部を設けたものがあるが(例えば、特許文献1)、この構造はプランジャのバネ反力により横開状態を保持する構造で、プラットホームに外力が加わると簡単に横開状態が解除されてしまうため、強風時や傾斜地使用のとき等は確実性が無く安全が担保できない。
【0005】
図1,2は、他の従来の昇降装置101を示す。図1では、回転フレーム110が横閉状態(回転フレーム110が閉じた状態)で、図2では、回転フレーム110が横開状態(回転フレーム110が開いた状態)である。昇降装置101は、図1のように、回転フレーム110(プラットホーム120)が起立姿勢のまま車両に格納できる。昇降装置101は、4節リンク式等の駆動装置の一方のサイドフレーム104と概略並行の縦軸104aの周りで回転可能なターンパイプ111を有し、回転フレーム110はターンパイプ111とともに横回転(水平方向回転)可能である。図2の二点鎖線110aは回転フレーム110の回転軌跡を示し、回転軌跡110aの内側は干渉区域である。
【0006】
図2,3に昇降装置101の横開ロック機構30を示す。上記一方のサイドフレーム104にはロックレバー130が取り付けられ、ターンパイプ111側には屈曲部材140が取り付けられている。回転フレーム110が横回転の途中は、ロックレバー130と屈曲部材140は相互移動が可能で、回転フレーム110は自由に横回転可能である(図3(a))。回転フレーム110が横開状態(図2参照)になると、圧縮バネ131の作用でロックレバー130の先端130aと屈曲部材140の凹部140aが係合する(図3(b))。これにより、回転フレーム110は横開ロックされ、プラットホームへの外力で不意にロックが解除されることを防止できる。
【0007】
回転フレーム110を閉じる(横開状態から横閉方向に横回転させる)には、手操作でロックレバー130を移動させ、図3(c)のように、先端130aと凹部140aの係合を外して横開ロックを解除する必要がある(回転フレーム110の横回転が可能になる)。
【0008】
また、上記昇降装置101では、回転フレーム110の横閉方向への横回転操作の際には、横開ロック解除のための前記ロックレバー130の操作と、回転フレーム110を横回転させる力(横回転力)を印加する操作を同時に行う必要がある。横回転力印加のための操作部材(ハンドル等)150は、横回転操作中に回転軌跡110aの内側に干渉しないよう、回転フレーム110の外側(縦軸104aと逆側)に配置され、一方、ロックレバー130の操作はロックレバー130の近傍(縦軸104aの付近)でおこなわれる。このように、引用文献2では、回転フレーム110の外側(縦軸104aと逆側)等のハンドル150への操作と縦軸104aの付近のロックレバー130の操作のような遠く離れた場所での操作を同時に行う必要がるため、操作性に問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2013-220776号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、意図せずして横開ロックが容易に解除されることのない安全な昇降装置を提供することを目的とする。さらには、横開ロック解除操作と横回転力印加の操作を容易に同時に行い得る操作性に優れた昇降装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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