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公開番号2025165685
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-05
出願番号2024069913
出願日2024-04-23
発明の名称液膜装置、液膜形成方法、制御装置、及び水回り装置
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類E03D 13/00 20060101AFI20251028BHJP(上水;下水)
要約【課題】表面に形成される液膜が形成された後の処理によって、表面の付着物を抑制し得る技術を提供する。
【解決手段】液膜装置は、表面を有する本体と、互いに間隔をおいて並んでおり、前記表面に液体を吐出する複数の吐出口と、前記複数の吐出口から前記液体を吐出させることによって、前記表面上に前記液膜を形成する形成部と、所定期間に亘って前記複数の吐出口から前記液体を吐出させることによって、形成済みの前記液膜を前記所定期間に亘って維持する維持部と、を備えていてもよい。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
表面を有する本体と、
互いに間隔をおいて並んでおり、前記表面に液体を吐出する複数の吐出口と、
前記複数の吐出口から前記液体を吐出させることによって、前記表面上に液膜を形成する形成部と、
第1期間に亘って前記複数の吐出口から前記液体を吐出させることによって、形成済みの前記液膜を前記第1期間に亘って維持する維持部と、を備える、液膜装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記形成部は、前記複数の吐出口から吐出される前記液体を前記表面上で合流させることによって、前記液膜を形成する、請求項1に記載の液膜装置。
【請求項3】
前記形成部は、前記複数の吐出口のうち、隣り合う前記吐出口のそれぞれから吐出される前記液体が前記表面上において合流するような流量の前記液体を、前記複数の吐出口から吐出させる、請求項2に記載の液膜装置。
【請求項4】
前記表面は、親水性を有し、
前記形成部は、前記表面の前記親水性を利用して、前記複数の吐出口のうち、隣り合う前記吐出口のそれぞれから吐出される前記液体を前記表面上において合流させる、請求項3に記載の液膜装置。
【請求項5】
前記維持部は、前記複数の吐出口から前記表面を挟んで配置されており、前記表面に流れる前記液体を前記表面外に流出させる流出部まで連続する前記液膜を維持する、請求項1から4のいずれか一項に記載の液膜装置。
【請求項6】
前記液体は、水と添加物とを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の液膜装置。
【請求項7】
前記添加物は、前記液体が前記表面上で広がりやすくなる物質を含む、請求項6に記載の液膜装置。
【請求項8】
前記複数の吐出口の少なくとも1個の吐出口は、水平方向よりも下方を向いている、請求項1から4のいずれか一項に記載の液膜装置。
【請求項9】
前記本体は、前記表面に向かって異物が飛散する状態で使用され、
前記維持部は、前記第1期間に亘って、前記表面に前記異物が付着することを抑制するための前記液膜を維持する、請求項1から4のいずれか一項に記載の液膜装置。
【請求項10】
前記形成部及び前記維持部の少なくとも一方は、前記表面上に前記液膜が形成され、前記第1期間に亘って形成済みの前記液膜が維持されている間、前記前記複数の吐出口から吐出させる前記液体の単位時間当たりの流量を変化させる、請求項1から4のいずれか一項に記載の液膜装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、液膜装置、液膜形成方法、制御装置、及び水回り装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ボウル部を備える水洗便器が開示されている。水洗便器は、ボウル部を囲む周壁の上端部に沿って延びる通水路と、通水路内部と連通してボウル部の上端部に配置される溢水口とを含む。通水路に供給される洗浄水は、溢水口から溢水して上端部表面を洗浄する水膜流を形成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-7922号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の技術では、形成後の水膜流の状態を考慮して、水膜流の形成及び形成後の処理が検討されていない。
【0005】
本明細書では、形成後の液膜の状態を考慮して、液膜の形成及びその後の処理を実行し得る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示の技術は、液膜装置に関する。液膜装置は、表面を有する本体と、互いに間隔をおいて並んでおり、前記表面に液体を吐出する複数の吐出口と、前記複数の吐出口から前記液体を吐出させることによって、前記表面上に前記液膜を形成する形成部と、所定期間に亘って前記複数の吐出口から前記液体を吐出させることによって、形成済みの前記液膜を前記所定期間に亘って維持する維持部と、を備えていてもよい。
【0007】
本明細書で開示の他の技術は、液膜形成方法に関する。液膜形成方法は、複数の吐出口から本体の表面に液体を吐出させることによって、前記表面上に前記液膜を形成し、期間に亘って前記複数の吐出口から前記液体を吐出させることによって、形成済みの前記液膜を前記所定期間に亘って維持してもよい。
【0008】
本明細書で開示の他の技術は、制御装置に関する。制御装置は、液膜装置を制御し、前記液膜装置は、表面を有する本体と、互いに間隔をおいて並んでおり、前記表面に液体を吐出する複数の吐出口と、を備え、前記制御装置は、前記複数の吐出口に供給される液体を制御することによって、前記複数の吐出口から前記液体を吐出させて、前記表面上に前記液膜を形成させ、所定期間に亘って前記複数の吐出口から前記液体を吐出させて、形成済みの前記液膜を前記所定期間に亘って維持させてもよい。
【0009】
本明細書で開示の技術は、液膜装置に関する。液膜装置は、表面を有する本体と、互いに間隔をおいて並んでおり、前記表面に液体を吐出する複数の吐出口と、前記複数の吐出口に供給される液体を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記複数の吐出口から前記液体を吐出させることによって、前記表面上に前記液膜を形成させ、所定期間に亘って前記複数の吐出口から前記液体を吐出させることによって、形成済みの前記液膜を前記所定期間に亘って維持させてもよい。
【0010】
本明細書で開示の他の技術は、水回り装置に関する。水回り装置は、上記の液膜装置と、前記液体を排出する排出口と、を備えていてもよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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