特許ウォッチ

公開番号2025158893
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2024153305
出願日2024-09-05
発明の名称カーテンウォール
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E04B 2/96 20060101AFI20251009BHJP(建築物)
要約【課題】床面積に影響を及ぼすことなく断熱性を高めることができるカーテンウォールを提供する。
【解決手段】カーテンウォールは、枠材11と、枠材11に支持されたパネル31と、パネル31の屋内側Y2に間隔を空けて配置されたパネル体3Bと、を備え、パネル体3Bは、耐火ボード32と、耐火ボード32の屋外側Y1に配置された真空断熱ボード33と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
枠材と、
前記枠材に支持されたパネルと、
前記パネルの屋内側に間隔を空けて配置されたパネル体と、を備え、
前記パネル体は、
耐火ボードと、
前記耐火ボードの屋外側に配置された真空断熱ボードと、を有するカーテンウォール。
続きを表示（約 240 文字）【請求項２】
前記真空断熱ボードは、
非結晶シリカ及びガラスファイバーの少なくともいずれか一方を含む芯材を有する請求項１に記載のカーテンウォール。
【請求項３】
前記真空断熱ボードは、
金属材料で袋状に形成され、前記芯材が真空状態で封入された袋体を有する請求項２に記載のカーテンウォール。
【請求項４】
前記パネル体は、
前記真空断熱ボードの屋外側に配置された化粧パネルを有する請求項１または２に記載のカーテンウォール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、カーテンウォールに関するものである。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、建物の開口部に設置されるカーテンウォールが知られている。特許文献１には、窓ガラスの屋内側に耐火ボードが設置されたカーテンウォールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－９８１８７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
断熱性を高めるために、耐火ボードの屋内側にロックウールを吹付けると、ロックウール部分が屋内側に張り出してしまい、床面積が狭くなってしまうという問題点がある。
【０００５】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、床面積に影響を及ぼすことなく断熱性を高めることができるカーテンウォールを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様に係るカーテンウォールは、枠材と、前記枠材に支持されたパネルと、前記パネルの屋内側に間隔を空けて配置されたパネル体と、を備え、前記パネル体は、耐火ボードと、前記耐火ボードの屋外側に配置された真空断熱ボードと、を有する。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
第１実施形態に係るカーテンウォールの正面図である。
図１のＩＩ－ＩＩ線断面図である。
図１のＩＩＩ－ＩＩＩ線断面図である。
図２のＩＶ部拡大図である。
図２のＶ部拡大図である。
図３のＶＩ部拡大図である。
図４のＶＩＩ部拡大図である。
図５のＶＩＩＩ部拡大図である。
図６のＩＸ部拡大図である。
第２実施形態に係るカーテンウォールの図４のＶＩＩ部拡大図である。
第２実施形態に係るカーテンウォールの図５のＶＩＩＩ部拡大図である。
第２実施形態に係るカーテンウォールの図６のＩＸ部拡大図である。
第３実施形態に係るカーテンウォールの押縁を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
（第１実施形態）
以下、第１実施形態に係るカーテンウォールについて、図面に基づいて説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、本開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。以下の図面においては、各構成を分かりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺等を異ならせている。
【０００９】
以下の説明では、屋外側と屋内側とを結び水平方向に沿う方向を、屋内外方向Ｙと称する。屋内外方向Ｙと直交し水平方向に沿う方向を、左右方向Ｘと称する。屋内外方向Ｙ及び左右方向Ｘと直交する方向を、上下方向Ｚと称する。屋内外方向Ｙのうち、居室側を屋内側Ｙ２と称し、居室と反対側を屋外側Ｙ１と称する。
【００１０】
図１に示すように、ビルなどの建築物９は、図２に示す構造体９０と、カーテンウォール１００と、を備えている。
（【００１１】以降は省略されています）

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