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公開番号2025136532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024035178
出願日2024-03-07
発明の名称建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E06B 3/16 20060101AFI20250911BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】屋外から屋内に音が入り込むことを防止し、遮音性を向上できる建具を提供する。
【解決手段】躯体の開口部11を閉鎖可能な複層ガラス32,42と、複層ガラス32,42の外縁部に沿って設けられ、複層ガラス32,42の外縁部が嵌め込まれるガラス溝部33a,34a,43a,44aが形成された框31,41と、複層ガラス32,42の端面における屋内側の縁部とガラス溝部33a,34a,43a,44aの底部となる溝底板部333,343,433,443との間に設けられる遮音材7と、を有する。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
躯体の開口部を閉鎖可能な面材と、
前記面材の外縁部に沿って設けられ、前記面材の外縁部が嵌め込まれる溝部が形成された枠部と、
前記面材の端面における屋内側の縁部と前記溝部の底部との間に設けられる遮音材と、を有する建具。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記枠部は、
前記面材の上縁部に沿って設けられる上枠部と、
前記面材の側縁部に沿って設けられる縦枠部と、を有し、
前記遮音材は、前記面材の端面における屋内側の縁部と前記上枠部の前記溝部の底部との間および前記面材の端面における屋内側の縁部と前記縦枠部の前記溝部の底部との間に設けられている請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記枠部は、金属製である請求項1または2に記載の建具。
【請求項4】
前記面材は、複層ガラスであり、
前記遮音材は、前記複層ガラスの屋内側の縁部と接触している請求項1または2に記載の建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、建具に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
高層建物の高層階に特許文献1に開示されているような建具が設けられることがある。建具には、ガラス溝の内部が負圧になって雨水が入り込まないようにするために、枠体や框などの枠部にガラス溝の内部と外気とを連通させる孔部を設けることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-163658号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
建物の高層階に設けられる建具は、低層階に設けられる建具と比べて強風を受けるため、この強風による騒音を防止できることが望まれている。しかしながら、枠部に孔部が設けられていると、孔部を介して屋外から屋内に音が入り込むことがある。
【0005】
本開示は、屋外から屋内に音が入り込むことを防止し、遮音性を向上できる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る建具は、躯体の開口部を閉鎖可能な面材と、前記面材の外縁部に沿って設けられ、前記面材の外縁部が嵌め込まれる溝部が形成された枠部と、前記面材の端面における屋内側の縁部と前記溝部の底部との間に設けられる遮音材と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の建具を屋内側から見た正面図である。
建具の鉛直断面図である。
建具の水平断面図である。
上枠および吸音材の鉛直断面図である。
内障子の正面図である。
内障子の下框の断面図および平面図である。
内障子の戸先框の断面図およびガラス溝部側から見た側面図である。
外障子の戸先框の断面図およびガラス溝部側から見た側面図である。
外障子の下框の断面図および平面図である。
第2実施形態の建具の鉛直断面図である。
第2実施形態の建具の水平断面図である。
把手が取り付けられた戸先框を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
図1から図3に示すように、本実施形態の建具1は、引き違い窓である。建具1は、アルミサッシである。建具1は、枠体2と、内障子3と、外障子4と、吸音材6と、遮音材7と、を有する。遮音材7は、図2および図3に示す。枠体2は、建物の屋内外を仕切る壁部の開口部11の縁部に沿って設けられる。壁部に直交する方向であり、屋内と屋外とを結ぶ方向を屋内外方向と表記する。図面では、屋内外方向を矢印Yで示す。図面では、屋内を符号「13」で示し、屋外を符号「14」で示す。壁部に沿った方向であり、屋内外方向に直交する水平方向を幅方向と表記する。図面では、幅方向を矢印Xで示す。内障子3および外障子4は、枠体2の内側に設けられる。内障子3および外障子4は、枠体2の内側において幅方向にスライド可能である。幅方向のうち、内障子3および外障子4が開口部11を閉鎖した際に内障子3が配置される側を一方側と表記し、外障子4が配置される側を他方側と表記する。各部材の説明は、その部材が定位置に配置されている場合の姿勢であるものとして説明する。
【0009】
枠体2は、四方枠である。枠体2は、上枠21と、下枠22と、一対の縦枠23,24と、を有する。上枠21、下枠22および一対の縦枠23,24は、アルミニウムの形材である。上枠21および下枠22は、幅方向に延びている。一対の縦枠23,24は上下方向に延びている。上枠21、下枠22および一対の縦枠23,24は、それぞれ長さ方向全体にわたって略同じ断面形状である。
【0010】
内障子3は、框31と、複層ガラス32と、を有する。框31は、枠部に相当する。框31は、上框33と、下框34と、戸先框35と、召合框36と、を有する。上框33は、上枠部に相当する。戸先框35および召合框36は、縦枠部に相当する。上框33、下框34、戸先框35および召合框36は、アルミの形材である。上框33および下框34は、幅方向に延びている。戸先框35および召合框36は、上下方向に延びている。上框33は、戸先框35の上端部と召合框36の上端部との間に設けられている。下框34は、戸先框35の下端部と召合框36の下端部との間に設けられている。上框33、下框34、戸先框35および召合框36は、それぞれ長さ方向全体にわたって略同じ断面形状である。
(【0011】以降は省略されています)

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