特許ウォッチ

公開番号2025019829
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123669
出願日2023-07-28
発明の名称建築物
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人,個人
主分類E06B 5/00 20060101AFI20250131BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】エントランスホールから管理室の存在を気づき難くしつつ管理室からエントランスホールを容易に監視することが可能な建築物を提供することである。
【解決手段】エントランスフロアに管理室3が設けられた建築物1であって、管理室3のエントランスホール5に面する壁3aに設けられた窓3fと、壁3aの外側面に設けられ、窓3fを覆うマジックミラー30と、を有することを特徴とする建築物1。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
エントランスフロアに管理室が設けられた建築物であって、
前記管理室のエントランスホールに面する壁に設けられた窓と、
前記壁の外側面に設けられ、前記窓を覆うマジックミラーと、を有することを特徴とする建築物。
続きを表示（約 210 文字）【請求項２】
前記マジックミラーが、前記壁の外側面の上端から下端までを覆っている、請求項１に記載の建築物。
【請求項３】
前記マジックミラーの前記管理室の側を向く裏面が、前記窓の部分を除いて黒くマスキングされている、請求項２に記載の建築物。
【請求項４】
前記管理室の出入り口が、前記管理室の前記エントランスホールに面していない壁に設けられている、請求項１～３の何れか１項に記載の建築物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、エントランスフロアに管理室が設けられた建築物に関する。
続きを表示（約 990 文字）【背景技術】
【０００２】
ホテル、病院、マンション等の、不特定多数の人が出入りすることができる建築物は、そのエントランスフロアに、建物や設備、防犯、防災等を集中的に管理するための管理室（防災センター）が設けられるのが一般的である（例えば特許文献1参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第３５４０３９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
エントランスフロアに管理室が設けられた建築物では、エントランスホールを容易に監視することができるようにするために、管理室をエントランスホールに面して設けるとともに管理室のエントランスホールに面した壁に窓を設けるのが望ましい。
【０００５】
しかし、管理室のエントランスホールに面した壁に窓を設けると、エントランスホールに入った人が管理室の存在に気づき易くなり、エントランスホールの美観が低下するなどの問題点があった。
【０００６】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、エントランスホールから管理室の存在を気づき難くしつつ管理室からエントランスホールを容易に監視することが可能な建築物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の建築物は、エントランスフロアに管理室が設けられた建築物であって、前記管理室のエントランスホールに面する壁に設けられた窓と、前記壁の外側面に設けられ、前記窓を覆うマジックミラーと、を有することを特徴とする。
【０００８】
本発明の建築物は、上記構成において、前記マジックミラーが、前記壁の外側面の上端から下端までを覆っているのが好ましい。
【０００９】
本発明の建築物は、上記構成において、前記マジックミラーの前記管理室の側を向く裏面が、前記窓の部分を除いて黒くマスキングされているのが好ましい。
【００１０】
本発明の建築物は、上記構成において、前記管理室の出入り口が、前記管理室の前記エントランスホールに面していない壁に設けられているのが好ましい。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許