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公開番号2025033868
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023139876
出願日2023-08-30
発明の名称建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E06B 7/28 20060101AFI20250306BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】引き戸における戸車の走行円滑性及び摺動性を保持できる建具を提供する。
【解決手段】上枠、下枠及び左右一対の縦枠を四周枠組みして構成された開口枠と、開口枠に移動可能に設けられた引き戸と、を備える。下枠は、引き戸の移動を案内する下レール部を有する。引き戸は、下レール部に沿って走行する戸車を含む戸車ユニットを有する。戸車ユニットは、見込み方向において下レール部と重なる位置に配置され、下レール部の表面に接触する清掃部を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
上枠、下枠及び左右一対の縦枠を四周枠組みして構成された開口枠と、
前記開口枠に移動可能に設けられた引き戸と、
を備え、
前記下枠は、前記引き戸の移動を案内する下レール部を有し、
前記引き戸は、前記下レール部に沿って走行する戸車を含む戸車ユニットを有し、
前記戸車ユニットは、
見込み方向において前記下レール部と重なる位置に配置され、前記下レール部の表面に接触する清掃部を有する、建具。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記清掃部は、少なくとも前記下レール部の上面に接触する、
請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記清掃部は、前記下レール部における前記見込み方向の両側の側面に接触する、
請求項2に記載の建具。
【請求項4】
前記清掃部は、前記清掃部を上下方向と直交する方向に貫き下端が開口する凹部を有する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の建具。
【請求項5】
前記戸車ユニットは、前記戸車を回転可能に支持する枠部を有し、
前記清掃部は、
前記枠部に保持される保持部と、
前記保持部から下側に突出する清掃部本体と、
を有し、
前記清掃部本体は、前記見込み方向において前記下レール部と重なる位置を中心として上下方向に延び下端が開口する中空部を有する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の建具。
【請求項6】
前記保持部は、前記枠部に着脱可能である、
請求項5に記載の建具。
【請求項7】
前記清掃部は、前記枠部に複数配置されている、
請求項5に記載の建具。
【請求項8】
前記枠部は、
前記下枠に固定される第1枠部と、
前記第1枠部に相対移動可能に連結された第2枠部と、
を有し、
前記戸車及び前記清掃部は、前記第2枠部に設けられる、
請求項5に記載の建具。
【請求項9】
前記第2枠部は、前記第1枠部に対して下側に付勢された状態で相対移動可能に連結されている、
請求項8に記載の建具。
【請求項10】
前記清掃部は、上下方向に延びる複数の毛を有するブラシを有する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、建具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に住宅用の建具におけるサッシにおいては、戸車がレール部に沿って移動することによって引き戸が開閉する。戸車の走行円滑性及び摺動性を良好にするために、特許文献1には、車輪の一側縁に鍔部としてのフランジ部を有する戸車と、戸車を回転可能に支持する枠体と、を有する戸車ユニットが開示されている。特許文献1の戸車ユニットは、レール部の見込み方向の一方側に配置されたフランジ部と、見込み方向の他方側に配置された枠体の一部がレール部に係合することによって、引き戸を見込み方向に保持している。
【0003】
戸車が車輪の両側縁にフランジ部を有し、両側縁のフランジ部が見込み方向の両側でレール部に係合する構成の場合、戸車を射出成形にて製造する際に両側縁のフランジ部の間の隙間がアンダーカット部になる。車輪の軸方向を金型の離型方向にした場合、車輪の軸方向と直交する方向をアンダーカット部の離型方向とするため、成形ラインが車輪の径方向に形成され、レール部への転動面となるアンダーカット部における底面の真円度が低下する。
【0004】
特許文献1に開示された戸車は、車輪の一側縁のみにフランジ部が形成され、アンダーカット部を有さないため、成形ラインが車輪の径方向に形成されない構成となり走行円滑性及び摺動性が高くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-144373号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
通常の使用環境下において、例えば、網戸は屋外側に配置されるという条件があるため、砂塵や花粉といった微粒異物が戸車及び、レール部を含む下枠部に付着、堆積する。微粒異物は、網戸における戸車の走行円滑性及び摺動性に悪影響を及ぼし、施工後の時間経過によって悪影響が顕著に表れる傾向が問題として挙げられる。微粒異物によって生じる問題は、網戸に限られず障子を含む引き戸に生じる。
【0007】
本開示は、以上のような点を考慮してなされたもので、引き戸における戸車の走行円滑性及び摺動性を保持できる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の態様は、上枠、下枠及び左右一対の縦枠を四周枠組みして構成された開口枠と、前記開口枠に移動可能に設けられた引き戸と、を備え、前記下枠は、前記引き戸の移動を案内する下レール部を有し、前記引き戸は、前記下レール部に沿って走行する戸車を含む戸車ユニットを有し、前記戸車ユニットは、見込み方向において前記下レール部と重なる位置に配置され、前記下レール部の表面に接触する清掃部を有する、建具である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施の形態を示す図であって、建具を屋外側から見た図である。
建具の縦断面図である。
下レール部の左側端部における斜視図である。
屋外側から見た戸車ユニットの分解斜視図である。
屋内側から見た戸車ユニットの分解斜視図である。
戸車ユニット及び下レール部の斜視図である。
内枠の縦断面図である。
清掃部の正面図である。
清掃部本体を下側から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の建具の実施の形態を、図1から図9を参照して説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、この開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺等を異ならせている。
(【0011】以降は省略されています)

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