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公開番号2025008625
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110941
出願日2023-07-05
発明の名称遮蔽装置
出願人立川機工株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 9/323 20060101AFI20250109BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】操作部側の位置ずれを抑制する遮蔽装置を提供する。
【解決手段】開口1に突っ張った状態で配置されるロールスクリーン10であって、巻取パイプ13の長手方向の一端に設けられる操作ユニット14であって、巻取パイプ13を回転するプーリ16と、プーリ16から垂下する操作コード17と、を備える操作ユニット14と、巻取パイプ13の他端に設けられる固定ユニット15と、を備え、操作ユニット14は、巻取パイプ13を開口1の間に突っ張る突っ張り機構の一部であって、第1縦壁2を押圧する操作側押圧部材を備え、固定ユニット15は、突っ張り機構の一部であって、第2縦壁3を押圧する固定側押圧部材を備え、更に、第1縦壁2に配置され、操作コード17の引張方向に操作側押圧部材が移動した際にプーリ16と係合可能な係合片を備えた操作側補助プレート21と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
開口を構成する相対する第1縦壁及び第2縦壁の間に突っ張った状態で配置される、前記開口を遮蔽材で開閉する遮蔽装置であって、
前記開口を開閉するために前記遮蔽材を移動する移動部と、
前記移動部の長手方向の一端に設けられる操作ユニットであって、前記遮蔽材を移動させる部材を回転するプーリと、前記プーリから垂下し、前記プーリを回転する操作コードと、を備える前記操作ユニットと、
前記移動部の長手方向の他端に設けられる固定ユニットと、を備え、
前記操作ユニットは、前記移動部を前記第1縦壁及び前記第2縦壁の間に突っ張る突っ張り機構の一部であって、前記第1縦壁を押圧する操作側押圧部材を備え、
前記固定ユニットは、前記突っ張り機構の一部であって、前記第2縦壁を押圧する固定側押圧部材を備え、
更に、前記第1縦壁に配置される補助プレートを備え、
前記補助プレートは、前記操作コードの引張方向に前記操作側押圧部材が移動した際に前記プーリと係合可能な係合片を備える
遮蔽装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記補助プレートは、前記引張方向において、前記操作側押圧部材が前記プーリと離間している状態から前記引張方向に移動することで、前記係合片が前記プーリと係合する
請求項1記載の遮蔽装置。
【請求項3】
前記補助プレートは、前記第1縦壁を押圧した状態の前記操作側押圧部材を逃げる、前記引張方向とは反対側の上側を開口端としたプレート開口を備え、
前記第1縦壁に配置された状態において、前記プレート開口の底部と、前記操作側押圧部材の下縁とは離間している
請求項1又は2記載の遮蔽装置。
【請求項4】
前記第1縦壁及び前記第2縦壁の間には、前記開口を構成する上壁を備え、
前記補助プレートは、前記第1縦壁に配置された状態において、プレート上端が前記上壁に突き当てられる
請求項3に記載の遮蔽装置。
【請求項5】
開口を構成する相対する第1縦壁及び第2縦壁の間に突っ張った状態で配置される、前記開口を遮蔽材で開閉する遮蔽装置であって、
前記開口を開閉するために前記遮蔽材を移動する移動部と、
前記移動部の長手方向の一端に設けられる操作ユニットであって、前記遮蔽材を移動させる部材を回転するプーリと、前記プーリから垂下し、前記プーリを回転する操作コードと、を備える前記操作ユニットと、
前記移動部の長手方向の他端に設けられる固定ユニットと、を備え、
前記操作ユニットは、前記移動部を前記第1縦壁及び前記第2縦壁の間に突っ張る突っ張り機構の一部であって、前記第1縦壁を押圧する操作側押圧部材を備え、
前記固定ユニットは、前記突っ張り機構の一部であって、前記第2縦壁を押圧する固定側押圧部材を備え、
更に、前記第1縦壁に配置される補助プレートを備え、
前記補助プレートは、荷重支持部を備え、前記荷重支持部は、前記操作側押圧部材が引張方向に移動して、前記操作ユニットの何れかの位置と接触することで、前記操作ユニットを通じての荷重を支持する
遮蔽装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操作コードでプーリを回転して遮蔽材を開閉移動する遮蔽装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に示すように、遮蔽装置としてのロールスクリーン、ブラインド等の遮蔽装置の中には、窓等の開口を構成する相対する一対の縦壁の間に突っ張り棒の機能を使って取り付けるものがある。また、遮蔽装置の中には、長手方向の一端部に設けられた操作部から垂下された操作コードを引っ張ることで、ブラインドやスクリーン等の遮蔽材を昇降するものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5667839号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
相対する一対の縦壁の間に突っ張り棒の機能を使って取り付けられた遮蔽装置は、操作コードが垂下された操作部側に引張方向の荷重が加わる。そして、繰り返し操作コードの通常の引張操作が行われる中で、又は、誤って操作コードを強く引っ張ってしまった場合には、操作部側が定位置からずれてしまうことがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する遮蔽装置は、開口を構成する相対する第1縦壁及び第2縦壁の間に突っ張った状態で配置される、前記開口を遮蔽材で開閉する遮蔽装置であって、前記開口を開閉するために前記遮蔽材を移動する移動部と、前記移動部の長手方向の一端に設けられる操作ユニットであって、前記遮蔽材を移動させる部材を回転するプーリと、前記プーリから垂下し、前記プーリを回転する操作コードと、を備える前記操作ユニットと、前記移動部の長手方向の他端に設けられる固定ユニットと、を備え、前記操作ユニットは、前記移動部を前記第1縦壁及び前記第2縦壁の間に突っ張る突っ張り機構の一部であって、前記第1縦壁を押圧する操作側押圧部材を備え、前記固定ユニットは、前記突っ張り機構の一部であって、前記第2縦壁を押圧する固定側押圧部材を備え、更に、前記第1縦壁に配置される補助プレートを備え、前記補助プレートは、前記操作コードの引張方向に前記操作側押圧部材が移動した際に前記プーリと係合可能な係合片を備える。
【0006】
上記課題を解決する遮蔽装置は、開口を構成する相対する第1縦壁及び第2縦壁の間に突っ張った状態で配置される、前記開口を遮蔽材で開閉する遮蔽装置であって、前記開口を開閉するために前記遮蔽材を移動する移動部と、前記移動部の長手方向の一端に設けられる操作ユニットであって、前記遮蔽材を移動させる部材を回転するプーリと、前記プーリから垂下し、前記プーリを回転する操作コードと、を備える前記操作ユニットと、前記移動部の長手方向の他端に設けられる固定ユニットと、を備え、前記操作ユニットは、前記移動部を前記第1縦壁及び前記第2縦壁の間に突っ張る突っ張り機構の一部であって、前記第1縦壁を押圧する操作側押圧部材を備え、前記固定ユニットは、前記突っ張り機構の一部であって、前記第2縦壁を押圧する固定側押圧部材を備え、更に、前記第1縦壁に配置される補助プレートを備え、前記補助プレートは、荷重支持部を備え、前記荷重支持部は、前記操作側押圧部材が引張方向に移動して、前記操作ユニットの何れかの位置と接触することで、前記操作ユニットを通じての荷重を支持する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、操作部側の位置ずれを抑制する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態における、ロールスクリーンの設置状態を示す斜視図である。
図2は、実施形態における、ロールスクリーンの操作ユニットの斜視図である。
図3は、実施形態における、ロールスクリーンの固定ユニットの斜視図である。
図4は、実施形態における、操作側補助プレートの斜視図である。
図5は、実施形態における、固定側補助プレートの斜視図である。
図6は、実施形態における、ロールスクリーンの固定ユニット側を取り付ける状態を示す要部斜視図である。
図7は、実施形態における、操作側補助プレートを操作ユニット側に取り付ける状態を示す要部斜視図である。
図8は、実施形態における、操作側補助プレートの取付状態を示す正面図である。
図9は、実施形態における、操作側補助プレートの取付状態を示す側面図である。
図10は、実施形態における、固定側補助プレートの取付状態を示す側面図である。
図11は、実施形態における、操作側補助プレートと操作側押圧部材とが離間した状態を示す側面図である。
図12は、実施形態における、操作側補助プレートが操作側押圧部材の荷重を受けている状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明が適用された間仕切りについて図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
〔全体構成〕
図1に示すように、ロールスクリーン10は、窓、階段の入口等の開口1に配置される遮蔽装置である。開口1は、相対する一対の第1縦壁2及び第2縦壁3と、第1縦壁2と第2縦壁3とを上部で繋ぐ上壁4とを備える。ロールスクリーン10は、第1縦壁2及び第2縦壁3間であって、上壁4に近接する位置に突っ張り棒の機能によって設置される。
【0010】
ロールスクリーン10は、移動部11を備えている。移動部11は、開口1を開閉するスクリーン12を移動させるために巻回する軸としての巻取パイプ13を備えている。巻取パイプ13は、スクリーン12を昇降する部分である。巻取パイプ13は、スクリーン12の上端部が固定されて、スクリーン12が巻回される。スクリーン12の下端は、ボトムバー12aが配置されている。巻取パイプ13は、ロールスクリーン10の幅方向に延在しており、長手方向の一方の端部は、操作ユニット14を備え、長手方向の他方の端部は、固定ユニット15を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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