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公開番号
2025014408
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116929
出願日
2023-07-18
発明の名称
開口部装置
出願人
三協立山株式会社
代理人
個人
主分類
E06B
7/02 20060101AFI20250123BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】 外気を室内に取り入れつつ断熱性能を向上できる開口部装置の提供
【解決手段】 サッシ1と、サッシ1の側方に隣接して設けた袖ユニット2aを備え、サッシ1は、外窓3と内窓4を備え、外窓3と内窓4との間に中間層5を有するものであり、袖ユニット2aは、室外側の下部から室内側の上部にわたって設けた換気経路6を有し、換気経路6の上部に中間層5に連通する連通口7を有するものであり、連通口7から取り込まれた外気が外窓3の内側面に沿って一方向に流れ、中間層5の下端部で折り返し、内窓4の外側面に沿って他方向に流れてから室内に流入する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
サッシと、サッシの側方に隣接して設けた袖ユニットを備え、サッシは、外窓と内窓を備え、外窓と内窓との間に中間層を有するものであり、袖ユニットは、室外側の下部から室内側の上部にわたって設けた換気経路を有し、換気経路の上部に中間層に連通する連通口を有するものであり、連通口から取り込まれた外気が外窓の内側面に沿って一方向に流れ、中間層の下端部で折り返し、内窓の外側面に沿って他方向に流れてから室内に流入することを特徴とする開口部装置。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
サッシと、サッシの側方に隣接して設けた袖ユニットを備え、サッシは、外窓と内窓を備え、外窓と内窓との間に中間層を有するものであり、袖ユニットは、室外側の下部に設けた外気取入口から中間層の上部に連通する連通口に通じる給気経路を有するものであり、連通口から取り込まれた外気が外窓の内側面に沿って一方向に流れ、中間層の下端部で折り返し、内窓の外側面に沿って他方向に流れてから室内に流入することを特徴とする開口部装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の開口部に設置される開口部装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
高気密・高断熱住宅においては、24時間換気を行うことが義務付けられており、そのために外壁に孔を開けて給気口を設けている。冬期には、冷たい外気が給気口から室内に直接入ってくるため暖房効率が悪くなる不都合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、外気を室内に取り入れつつ断熱性能を向上できる開口部装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による開口部装置は、サッシと、サッシの側方に隣接して設けた袖ユニットを備え、サッシは、外窓と内窓を備え、外窓と内窓との間に中間層を有するものであり、袖ユニットは、室外側の下部から室内側の上部にわたって設けた換気経路を有し、換気経路の上部に中間層に連通する連通口を有するものであり、連通口から取り込まれた外気が外窓の内側面に沿って一方向に流れ、中間層の下端部で折り返し、内窓の外側面に沿って他方向に流れてから室内に流入することを特徴とする。
【0005】
請求項2記載の発明による開口部装置は、サッシと、サッシの側方に隣接して設けた袖ユニットを備え、サッシは、外窓と内窓を備え、外窓と内窓との間に中間層を有するものであり、袖ユニットは、室外側の下部に設けた外気取入口から中間層の上部に連通する連通口に通じる給気経路を有するものであり、連通口から取り込まれた外気が外窓の内側面に沿って一方向に流れ、中間層の下端部で折り返し、内窓の外側面に沿って他方向に流れてから室内に流入することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
請求項1記載の発明による開口部装置は、サッシと、サッシの側方に隣接して設けた袖ユニットを備え、サッシは、外窓と内窓を備え、外窓と内窓との間に中間層を有するものであり、袖ユニットは、室外側の下部から室内側の上部にわたって設けた換気経路を有し、換気経路の上部に中間層に連通する連通口を有するものであり、連通口から取り込まれた外気が外窓の内側面に沿って一方向に流れ、中間層の下端部で折り返し、内窓の外側面に沿って他方向に流れてから室内に流入することで、外気を室温に近づけて室内に取り入れることができるので、断熱性能を向上できる。また、袖ユニットの換気経路を利用することで、建物の外壁に孔を開けずに換気経路を設けることができる。
【0007】
請求項2記載の発明による開口部装置は、サッシと、サッシの側方に隣接して設けた袖ユニットを備え、サッシは、外窓と内窓を備え、外窓と内窓との間に中間層を有するものであり、袖ユニットは、室外側の下部に設けた外気取入口から中間層の上部に連通する連通口に通じる給気経路を有するものであり、連通口から取り込まれた外気が外窓の内側面に沿って一方向に流れ、中間層の下端部で折り返し、内窓の外側面に沿って他方向に流れてから室内に流入することで、外気を室温に近づけて室内に取り入れることができるので、断熱性能を向上できる。また、袖ユニットの給気経路を利用することで、建物の外壁に孔を開けずに給気経路を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の開口部装置の一実施形態を示す室内側から見た正面図である。
同開口部装置の室外側から見た正面図である。
図1のA-A断面図である。
図1のB-B断面図である。
図1のC-C断面図である。
図1のD-D断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~6は、本発明の開口部装置の一実施形態を示している。本開口部装置は、図1,2,5,6に示すように、建物の躯体12の屋外に面した開口部13に設置されるものであって、サッシ1と、サッシ1の左右両側に隣接して設けた袖ユニット2a,2bとを備えている。
【0010】
サッシ1は、図1,2,5,6に示すように、外窓3と内窓4を備え、外窓3と内窓4の間に中間層5を有している。
外窓3は、図2,5,6に示すように、上枠14と下枠15と左右の縦枠16,16とを枠組みして構成され、開口部13に固定された枠17と、枠17内に設けた2枚の外障子18,18と2枚の内障子19,19とを備え、外障子18,18と内障子19,19は上下枠14,15に沿って摺動自在である。
内窓4は、図1,5,6に示すように、外窓3の枠17の室内側に設けられた天井20と額縁21とで囲まれた開口部22の内周側面に上枠23と下枠24と左右の縦枠25,25を取付け、上下枠23,24間に2枚の外障子26,26と2枚の内障子27,27を摺動可能に支持してある。内窓4は、枠23,24,25と障子26,26,27,27の框が樹脂製で形成してあり、断熱性能の高いものとなっている。図6に示すように、内窓4の上部には、中間層5から室内空間に連通する通気部28が設けてある。
(【0011】以降は省略されています)
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