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公開番号2025060070
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170572
出願日2023-09-29
発明の名称建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 3/62 20060101AFI20250403BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】スチール製のフレーム材への気密材の取り付け及び交換を容易に行える建具を提供すること。
【解決手段】スチール製のフレーム材と、室内外方向の気密を図る気密材と、を有する建具であって、気密材は、フレーム材に対して、フレーム材とは別体の気密材取付台座を介して取り付けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
スチール製のフレーム材と、室内外方向の気密を図る気密材と、を有する建具であって、
前記気密材は、前記フレーム材に対して、前記フレーム材とは別体の気密材取付台座を介して取り付けられる、建具。
続きを表示（約 170 文字）【請求項２】
前記気密材取付台座は、前記フレーム材に対して機械固定されている、請求項１に記載の建具。
【請求項３】
前記気密材取付台座は、前記フレーム材によってカシメられて機械固定されている、請求項２に記載の建具。
【請求項４】
前記気密材取付台座は、前記フレーム材に接着されている、請求項１に記載の建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、建具に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、アルミ製の枠体に取り付けた気密材を閉鎖位置にある戸体に接触させることによって、枠体と戸体との間を気密状に封止することが知られている（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
気密材は、枠体に形成された溝状の気密材嵌合部に取り付けられる。気密材嵌合部は、アルミ製の枠体を押出し成形することによって枠体に一体に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１８－１９３８０２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
玄関ドア等のように強度が要求される建具には、枠体及び框を構成するフレーム材がスチールによって形成されるものがある。スチール製のフレーム材は、溝状の気密材嵌合部を一体に押出成形することが困難である。そのため、スチール製のフレーム材に気密材を取り付ける場合は、気密材を接着剤によって直にフレーム材に接着固定する方法が採られている。
【０００６】
しかしながら、気密材をフレーム材に接着すると、気密材が破損等した際に気密材を交換することが困難である。気密材がフレーム材に接着されていると、フレーム材の輸送時等に気密材が損傷するおそれもある。
【０００７】
本開示は、スチール製のフレーム材への気密材の取り付け及び交換を容易に行える建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本開示は、スチール製のフレーム材と、室内外方向の気密を図る気密材と、を有する建具であって、前記気密材は、前記フレーム材に対して、前記フレーム材とは別体の気密材取付台座を介して取り付けられる、建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
建具を室外側から見た正面図である。
建具の縦断面図である。
建具の横断面図である。
図２に示す建具の上部側の拡大図である。
上枠の気密材取付台座を示す斜視図である。
図２に示す建具の下部側の拡大図である。
図３に示す建具の一方の扉体の吊元側の拡大図である。
図３に示す建具の他方の扉体の吊元側の拡大図である。
縦枠の気密材取付台座を示す斜視図である。
上枠と縦枠の接合部を室内側から見た斜視図である。
図３に示す建具の扉体の戸先側の拡大図である。
気密材嵌合部をカシメによって機械固定する場合の一実施形態を示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図１は、建具としての開き戸１を示している。開き戸１は、例えば玄関ドアである。開き戸１は、建物の開口部に設けられる枠体２の内側に、２枚の扉体３，４を開閉可能に納めることによって構成される。
（【００１１】以降は省略されています）

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