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公開番号
2025033744
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139691
出願日
2023-08-30
発明の名称
建具
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
7/14 20060101AFI20250306BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】雨水の滞留及び意匠性の低下を抑制できる建具を提供する。
【解決手段】上枠、下枠及び左右一対の縦枠を四周枠組みして構成された開口枠と、開口枠に移動可能に設けられた引き戸と、を備える。下枠は、引き戸の移動を案内する下レール部を有する。引き戸は、下レール部に沿って走行する戸車を含む戸車ユニットを有する。下レール部は、見込み方向に貫通する水抜開口部を有する。戸車ユニットは、水抜開口部と見込み方向に対向したときに、水抜開口部の外形と重なる領域を含む大きさに形成され、水抜開口部を見込み方向における屋外側の離れた位置で塞ぐ遮蔽部と、遮蔽部よりも見込み方向における屋内側に配置され、水抜開口部に位置する水に接触して水の移動をガイド可能なガイド部と、を有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
上枠、下枠及び左右一対の縦枠を四周枠組みして構成された開口枠と、
前記開口枠に移動可能に設けられた引き戸と、
を備え、
前記下枠は、前記引き戸の移動を案内する下レール部を有し、
前記引き戸は、前記下レール部に沿って走行する戸車を含む戸車ユニットを有し、
前記下レール部は、見込み方向に貫通する水抜開口部を有し、
前記戸車ユニットは、
前記水抜開口部と前記見込み方向に対向したときに、前記水抜開口部の外形と重なる領域を含む大きさに形成され、前記水抜開口部を前記見込み方向における屋外側の離れた位置で塞ぐ遮蔽部と、
前記遮蔽部よりも前記見込み方向における屋内側に配置され、前記水抜開口部に位置する水に接触して前記水の移動をガイド可能なガイド部と、
を有する、建具。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記ガイド部は、前記遮蔽部から前記見込み方向における屋内側に突出する突起部を有する、
請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記突起部は、下側に向く成分を含む方向に延びる、
請求項2に記載の建具。
【請求項4】
前記突起部は、少なくとも前記水抜開口部における上下方向の中央位置から下端位置まで配置される、
請求項3に記載の建具。
【請求項5】
前記突起部は、前記水抜開口部における上端位置よりも上側、且つ、前記下端位置よりも下側を含む範囲に配置される、
請求項4に記載の建具。
【請求項6】
前記突起部は、前記突起部の幅方向に隙間をあけて複数配置される、
請求項2から5のいずれか一項に記載の建具。
【請求項7】
前記突起部は、前記屋内側の先端に先細り部を有する、
請求項2から5のいずれか一項に記載の建具。
【請求項8】
前記突起部は、樹脂材で形成されている、
請求項7に記載の建具。
【請求項9】
前記ガイド部は、
上下方向に延びる軸線回りに回転可能に設けられ、最外周部が前記水抜開口部と重なる上下方向の位置において、前記屋外側から前記下レール部を転動可能なローラ部を有する、
請求項1に記載の建具。
【請求項10】
前記引き戸は、網戸である、
請求項2又は9に記載の建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、建具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に住宅用の建具におけるサッシには、雨水等が溜らないようサッシ下側の枠部に水抜け用の穴が設けられている。水抜き用の穴は大きければ大きいほど排水性に優れる。水抜け用の穴は、サッシにおいて最も屋外側である網戸が配置されるレール部に設けられることが多い。水抜け用の穴が最も屋外側に位置するレール部に設けられた場合、防虫性や屋外側からの光漏れといった悪影響が伴うという問題がある。
【0003】
特許文献1には、戸車機構部における外枠部材が網戸用下レールに水抜き等のために形成された矩形状の切欠開口に対向して閉塞することによって、切欠開口を通じて室内側に光等が進入することを抑制できることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-53266号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
水抜け用の穴が最も屋外側に位置するレール部に設けられた場合、防虫性や屋外側からの光漏れといった悪影響が伴うという問題があるため、一般的に水抜き用の穴は、必要最小限の開口面積を取るなどの対処が行われている。
【0006】
水抜き用の穴の開口面積を小さくした場合、開口面積とサッシ下側の枠部に滞留した水量の関係によっては水抜き穴の開口部で水に表面張力が働き、排水が適切にされない場合がある。サッシ下側の枠部に雨水が滞留しても快晴等の気候によって乾燥が進むと水は排水されるが、排水まで時間を要するため雨が上がっても長時間水が滞留していることによる使用者の不快感や衛生的な問題が生じる。
【0007】
使用者の不快感や衛生的な問題に対する解決策の一つとして、水抜き用穴の開口面積を広くとるという手法も一般的に用いられている。水抜き用穴の開口面積を広くした場合には、水抜き用の穴を覆うために戸車を構成する部品が大きくなり、露出が多くなることによって意匠性が低下するという問題が生じる。
【0008】
本開示は、以上のような点を考慮してなされたもので、雨水の滞留及び意匠性の低下を抑制できる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の第1の態様は、上枠、下枠及び左右一対の縦枠を四周枠組みして構成された開口枠と、前記開口枠に移動可能に設けられた引き戸と、を備え、前記下枠は、前記引き戸の移動を案内する下レール部を有し、前記引き戸は、前記下レール部に沿って走行する戸車を含む戸車ユニットを有し、前記下レール部は、見込み方向に貫通する水抜開口部を有し、前記戸車ユニットは、前記水抜開口部と前記見込み方向に対向したときに、前記水抜開口部の外形と重なる領域を含む大きさに形成され、前記水抜開口部を前記見込み方向における屋外側の離れた位置で塞ぐ遮蔽部と、前記遮蔽部よりも前記見込み方向における屋内側に配置され、前記水抜開口部に位置する水に接触して前記水の移動をガイド可能なガイド部と、を有する、建具である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施の形態を示す図であって、建具を屋外側から見た図である。
建具の縦断面図である。
下レール部の左側端部における斜視図である。
屋外側から見た戸車ユニットの分解斜視図である。
屋内側から見た戸車ユニットの分解斜視図である。
屋内側から見た戸車ユニットの正面図である。
上側から見た先細り部の一例を示す図である。
上側から見た先細り部の一例を示す図である。
突起部及び水抜開口部の位置における戸車ユニットの断面図である。
本開示の建具の第2実施形態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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