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公開番号
2025009604
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023120300
出願日
2023-07-05
発明の名称
戸枠装置及び戸枠の施工方法
出願人
個人
代理人
個人
主分類
E06B
1/60 20060101AFI20250109BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】既設の壁にコストを抑えて扉を取り付け、かつ、仕上がりが従来の工法と遜色の無い戸枠装置を提供する。
【解決手段】第1縦支持体と、第2縦支持体と、第1縦支持体と第2縦支持体の間に架設された第1横支持体とからなり、壁の壁面材の間に設置される戸枠支持体と、戸枠支持体に取り付けられ、既存の壁面に開けた開口部のクロスを含む壁面損傷部である端部を覆い隠す状態で壁を前後から挟み込み形成される第1縦戸枠、第2縦戸枠と、第1縦戸枠及び第2縦戸枠の間を架け渡すように、それらの間の上方に配置される横戸枠からなる戸枠装置により、既存の壁のクロスと戸枠の境界で綺麗な直線が形成され、クロスを新たに張り替える必要なしに、又、既存の壁構造体を変更する事なしに新たに戸を設置する為の十分な強度を備えた戸枠が形成される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
第1縦支持体と、第2縦支持体と、前記第1縦支持体と前記第2縦支持体の間に架設された第1横支持体とからなる、扉を取り付けるための開口部が設けられた壁の壁面材の間に設置される戸枠支持体と、これらの戸枠支持体に連結固定される、開口部の左右、上方の壁を壁面材のクロス損傷部を覆い隠す様に前後から挟み込み形成される第1縦戸枠、第2縦戸枠と、第1縦戸枠及び第2縦戸枠の間を架け渡すように、それらの間の上方に配置される横戸枠とで構成される戸枠装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記戸枠支持体は高さが可変である請求項1に記載の戸枠装置。
【請求項3】
前記戸枠支持体は壁開口部の横幅に合わせて幅が可変である請求項1に記載の戸枠装置。
【請求項4】
第1縦支持体と第2縦支持体は上方に配置される横戸枠の高さに合わせて第1横支持体の高さの調節が、第1縦支持体と第2縦支持体を上下に移動調節でき固定される逆さL字状可動支持部に第1横支持体を連結することで可能である請求項1に記載の戸枠装置。
【請求項5】
前記戸枠支持体は高さ方向に突っ張ることで前記壁面材の間で固定される請求項1~3のいずれかに記載の戸枠装置。
【請求項6】
前記戸枠支持体は、前記第1縦支持体及び/又は前記第2縦支持体が備える高さ調整機構により高さが可変となっている請求項2に記載の戸枠装置。
【請求項7】
前記高さ調整機構は送りねじである請求項6に記載の戸枠装置。
【請求項8】
前記戸枠支持体はさらに、その下端側において、前記第1縦支持体及び前記第2縦支持体の間に架設された第2横支持体を備える請求項1~3のいずれかに記載の戸枠装置。
【請求項9】
既設の壁に形成された開口部の左右、上方の壁を前後から挟み込み形成される前記戸枠は壁の幅に合わせて幅が可変である請求項1に記載の戸枠装置。
【請求項10】
既設の壁に開口部を形成して戸枠を設置する施工方法であって、前記壁の壁面材の間に、戸枠を支持する戸枠支持体を設置して固定し、前記戸枠支持体に、前記開口部周辺に位置する前記壁面材のクロス損傷部を覆い隠す状態で壁を前後から挟み込んで形成される前記戸枠の施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、戸枠装置及び戸枠の施工方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、中古物件(戸建て・マンション)を購入して、自分(達)の生活に適した間取りやデザインに改築するリノベーションが人気を集めている。特に若い世代にとっては、新築を購入するよりも割安であることが、リノベーション人気の理由の1つとなっている。
【0003】
改築の際に問題となるのが、間取りである。間取りにはトレンドがあり、古い物件の間取りと近年のそれとではミスマッチが避けられない。特に、近年では部屋数よりも、1部屋当たりのスペースにゆとりをもたせた間取りが好まれているところ、古い物件については、間取りを細かく区切って、部屋数を多くしたものが多い。そのため、改築にあたっては、壁を壊して、部屋同士を扉で繋げる改築が行われることがある。
【0004】
また、家族向けに建てられた新築物件についても、将来子供の独立等によって部屋が余ってしまう場合が多い。この場合も同様に、壁を壊して個々の部屋を扉で繋げる改築を行うニーズが存在する。
【0005】
例えば、特許文献1には、高さの高い、床から天井までその高さがあるハイドアを、リフォーム時において効率よく、極短期間で取り付けることができるようにする、リフォームによるドアの取付工法が開示されている。
【0006】
この方法においては、取り付ける部分の一般的な床から天井までの高さ方向の寸法よりも余裕を持った大きな寸法となした戸先側及び吊元側の下地縦枠及びこれら下地縦枠に取り付ける戸当りを製作し、その後適時にこれらをドアの取付現場に搬入し、床や天井の張り替え作業等の後の正確な寸法を測定し、現場において各部材を採寸した寸法に合わせるべく切除し、各下地縦枠を、壁におけるドアを取り付ける開口部の壁下地に取付けると共に、壁下地と下地縦枠の外周にクロスを貼り、更に各下地縦枠に戸当りを取り付け、その後床から天井までの高さ方向の寸法と下地縦枠間の寸法を測定して戸を製作し、これを下地縦枠に吊り込む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-030566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
扉の設置リフォームにあたっては、まず壁の扉を取り付ける箇所を壊して、開口部を設ける必要がある。しかしながら、その際、開口部周辺の壁の端部はクロス(壁紙)の損傷を避けることができない。そのため、扉を取り付ける前に、損傷したクロスの張替えが必要となるため、改築コストが嵩む。
【0009】
また、扉は戸枠に取り付けて設置することとなるが、戸枠が扉を支えられるよう、戸枠を取り付ける構造体を新たに設ける必要がある。具体的には、従来は壁の内部で柱をフレーム状に組んで構造体とし、これに戸枠を固定することで、扉を支えられるようにすることが一般的である。しかしながら、昨今の世界情勢や、輸送・加工コストの増大によって、建築資材の価格が上昇したり、入手見込みが立たない状況も続いており、上述のような構造体を用いた従来型の扉の設置方法では、改築に際し数日以上の期間と大きなコストが掛かってしまう。
【0010】
そこで、本願発明者は、戸建て・マンションを問わず、あらゆる建築物の扉の改築に適用できる技術として、戸枠の取り付け方に着目した。
(【0011】以降は省略されています)
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