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公開番号2025059241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169202
出願日2023-09-29
発明の名称トラック荷台用梯子
出願人日本特殊車輌技研株式会社
代理人個人,個人
主分類E06C 5/24 20060101AFI20250403BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】トラックからの取外し忘れを確実に防止することができ安全性が高い、トラック荷台用梯子を提供する。
【解決手段】
トラック(30)の荷台(31)に対して着脱自在に設けられるようになっている梯子(2)と、トラック(30)のタイヤ(32)の左右に設けられる一対の輪止めブロック(4、4)とから、トラック荷台用梯子(1)を構成する。一対の輪止めブロック(4、4)は、梯子(2)に対して分離が規制された状態で設けるようにする。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
トラックの荷台に対して着脱自在に設けられるようになっている梯子と、
前記トラックのタイヤの左右に設置されて該タイヤの回転を止める一対の輪止めブロックと、を備え、
一対の前記輪止めブロックが前記梯子に対して分離が規制された状態で設けられている、トラック荷台用梯子。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記梯子は一対の手すりと手すり固定手段とを備え、
一対の前記手すりは前記梯子を構成している左右の一対の支柱に対してスライド自在に設けられ、前記固定手段によって任意のスライド位置において一対の前記手すりを一対の前記支柱に対して固定するようになっている、請求項1に記載のトラック荷台用梯子。
【請求項3】
前記トラック荷台用梯子は、一対の支持部材を備え、
一対の前記支持部材は、直線状の棒状部と該棒状部の端部に形成されている側方突出部とを備え、それぞれの前記棒状部が前記梯子を構成している左右の一対の支柱に対してスライド自在かつ軸回転可能に設けられており、それぞれの前記側方突出部に前記輪止めブロックが設けられている、請求項1または2に記載のトラック荷台用梯子。
【請求項4】
一対の前記支持部材の前記棒状部にはハンドル部が設けられ、該ハンドル部を持って前記支持部材を前記支柱に対してスライドさせたり、軸回転させるようになっている、請求項3に記載のトラック荷台用梯子。
【請求項5】
前記梯子には、一対の金具が設けられており、一対の前記支持部材の前記側方突出部を前記一対の金具に固定すると一対の前記輪止めブロックが固定された状態になる、請求項3に記載のトラック荷台用梯子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トラックの荷台に着脱自在に設けられる梯子に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
積載物をトラックの荷台に載せたり荷台から下ろしたりするとき、あるいは荷台において作業が必要になるとき、作業者は荷台に上がる。多くのトラックでは、荷台の下方に簡易的な足場が固定的に設けられており、作業者は足を掛けて荷台に上がることができる。しかしながら、足場は簡易的なもので必ずしも安全性が高いとは言えない。このような足場に対して、例えば特許文献1に記載されているように、着脱自在な梯子が色々提案されている。梯子は必要なときに荷台に取り付けることができ、安全に作業者が荷台に上がり、そして降りることができる。梯子はトラックの走行時に取り外し、荷台に収納して搬送するようになっている。
【0003】
トラックは駐停車して作業するとき、安全を確保するためにタイヤ止めすなわち輪止めをタイヤに設けてトラックが意図せずに動くのを防止している。輪止めには、例えば、特許文献2によって提案されているような形状のものもあるが、一対の輪止めブロックからなる比較的シンプルなタイプのものが多用されている。一対の輪止めブロックは、タイヤの左右に設けるようにしてタイヤの回転を防止するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3205852号公報
特開2020-185932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
荷台に着脱自在になっている梯子も、そして従来の輪止めも安全を確保することができ優れている。しかしながら解決すべき課題も見受けられる。具体的には、取外しを忘れたときに生じる危険性について課題が見受けられる。作業者が荷台での作業を完了したら梯子を荷台から取り外す必要がある。梯子を荷台に取り付けた状態で走行すると、梯子が落下して危険だからである。梯子は目の高さの近傍に設けられていて比較的目立つので、取外しを忘れることは考え難い。つまり危険性はほとんどない。これに対して輪止めは、地面に設置されるので目立たない。そうすると輪止めの取外しを忘れる危険がある。この状態でトラックを走行させると輪止めがタイヤによって側方に弾き飛ばされてしまう。そうすると他の車両にぶつかる危険、他の車両の走行を妨げて事故を誘発する危険がある。
【0006】
本発明は、上記した問題を解決することを目的とし、具体的には、取外し忘れを確実に防止することができ安全性が高い、トラック荷台用梯子を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、トラックの荷台に対して着脱自在に設けられるようになっている梯子と、トラックのタイヤの左右に設けられる一対の輪止めブロックとから、トラック荷台用梯子を構成する。一対の輪止めブロックは、梯子に対して分離が規制された状態で設けるようにする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、トラック荷台用梯子は梯子と一対の輪止めブロックとから構成され、一対の輪止めブロックは分離が規制された状態で梯子に設けられている。従って、梯子を荷台に設けるとき、タイヤの近傍に設けるようにし、そして一対の輪止めブロックをこのタイヤの左右に設置するようにすることになる。そうすれば梯子によって安全に荷台に乗り降りすることができ、一対の輪止めブロックによってトラックを安全に停止させることができる。そして梯子の利用が完了して梯子を荷台から取り外すとき、必然的に一対の輪止めブロックに気づくことができる。一対の輪止めブロックは分離が規制された状態で梯子に設けられているからである。従って、一対の輪止めブロックも確実に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係るトラック荷台用梯子の斜視図である。
荷台を含むトラックの一部と、本実施の形態に係るトラック荷台用梯子とを示す正面図である。
荷台を含むトラックの一部と、本実施の形態に係るトラック荷台用梯子とを示す正面図である。
荷台を含むトラックの一部と、本実施の形態に係るトラック荷台用梯子とを示す正面図である。
荷台を含むトラックの一部と、本実施の形態に係るトラック荷台用梯子とを示す正面図である。
荷台を含むトラックの一部と、本実施の形態に係るトラック荷台用梯子とを示す正面図である。
本実施の変形例に係るトラック荷台用梯子の斜視図である。
本実施の他の変形例に係るトラック荷台用梯子の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<本実施の形態に係るトラック荷台用梯子>
以下、本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るトラック荷台用梯子1は、図1に示されているように、梯子2と、この梯子2に設けられている一対の輪止めブロック4、4と、から概略構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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