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公開番号
2025059571
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169731
出願日
2023-09-29
発明の名称
止水装置
出願人
株式会社UACJ
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
E06B
5/00 20060101AFI20250403BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】位置合わせや取付作業が容易で、低コストの止水装置を実現することができる。
【解決手段】止水装置10は、少なくとも2つの第1磁性体25と、第1磁性体25の間を塞ぐように配置され、進水を防止するための止水板30と、を備える。止水板30の各第1磁性体25と対向する対向板面31Aには、第2磁性体45と、対向板面31Aに沿う方向に第2磁性体45と隣接するシール材40Aと、が設けられる。止水板30の第2磁性体45は、第1磁性体25と磁気的に吸着する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも2つの第1磁性体と、
前記第1磁性体の間を塞ぐように配置され、進水を防止するための止水板と、を備え、
前記止水板の前記各第1磁性体と対向する対向板面には、第2磁性体と、前記対向板面に沿う方向に前記第2磁性体と隣接するシール材と、が設けられ、
前記止水板の前記第2磁性体は、前記第1磁性体と磁気的に吸着する止水装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記止水板の前記第2磁性体と前記第1磁性体とは、前記第1磁性体または前記第2磁性体の少なくとも一方から発生する磁力によって吸着可能に設けられている請求項1に記載の止水装置。
【請求項3】
前記第1磁性体は、前記止水板の前記対向板面と交わる方向に沿って延在する第1吸着面を有し、
前記第2磁性体は、前記止水板の前記対向板面と交わる方向に沿って延在し、前記第1吸着面と磁気的に吸着する第2吸着面を有する請求項2に記載の止水装置。
【請求項4】
前記止水板の前記対向板面には、前記第2吸着面が前記止水板の前記対向板面と交わる方向に沿って延在するように前記第2磁性体を配設するための取付部材が設けられる請求項3に記載の止水装置。
【請求項5】
前記第1磁性体は、前記止水板の前記対向板面と対向する端面を有する請求項2または請求項3に記載の止水装置。
【請求項6】
前記シール材は、発泡ゴム製であって、前記止水板の前記対向板面と前記第1磁性体の前記端面との間に介在する請求項5に記載の止水装置。
【請求項7】
前記第1磁性体、及び前記第2磁性体は、上下方向に沿って延在し、
前記シール材は、前記第1磁性体の下方に隣接し、
前記第2磁性体は、前記第1磁性体と接触する第1接触部と、前記シール材と接触する第2接触部と、を有し、
前記第2磁性体の前記第1接触部は、磁力によって前記第1磁性体と吸着される請求項1に記載の止水装置。
【請求項8】
前記シール材は、前記対向板面において前記第1磁性体の下方及び側方に隣接するよう設けられる請求項7に記載の止水装置。
【請求項9】
前記シール材は、発泡ゴム製である請求項7または請求項8に記載の止水装置。
【請求項10】
前記止水板は、複数積み重ねられるための嵌合部を有する請求項1から請求項4、請求項7、及び請求項8のいずれか1項に記載の止水装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、止水装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、洪水等の自然災害の発生時に、水の侵入を防ぐために建物の出入口等に設置する止水装置が知られている。近年、使用者によって取り付け可能な着脱式の止水装置が提案されており、その一例が特許文献1及び特許文献2に開示されている。特許文献1には、出入口に立設された一対の方立て(支柱)の間に、出入口を遮断する止水パネル(止水板)を上方から落とし込むことによって取り付ける止水装置が記載されている。特許文献2には、出入口に立設された一対の支持柱(支柱)に対して、進水方向上流側から止水板を押し当て、止水板と支柱とを係合部によって固定することで取り付ける止水装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6348866号公報
特開2018-48535号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような落とし込み式の止水装置の場合、使用者が重い止水板を持ち上げて支柱間に落とし込む必要があるため、取り付け作業が容易ではなく、危険を伴うことがある。また、止水板の浮き上がりを防止するロック機構が必要となり、コストが増大してしまう。一方、特許文献2のような係合式の止水装置の場合、取り付け作業は容易であるが、係合部に専用部材を用いざるを得ない。また確実に係合させるために、製品の製造と施工の両方において高い寸法精度が必要となり、高コストになる。更に、従来の止水板は一度設置すると、再度動かすことが困難で、設置後に止水板の位置を微調整したい場合などの位置合わせも困難である。
【0005】
本技術は上記のような実情に基づいて完成されたものであって、位置合わせ及び取付作業が容易で、低コストの止水装置を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本技術に関わる止水装置は、少なくとも2つの第1磁性体と、前記第1磁性体の間を塞ぐように配置され、進水を防止するための止水板と、を備え、前記止水板の前記各第1磁性体と対向する対向板面には、第2磁性体と、前記対向板面に沿う方向に前記第2磁性体と隣接するシール材と、が設けられ、前記止水板の前記第2磁性体は、第1磁性体と磁気的に吸着する。
【0007】
また、前記止水板の前記第2磁性体と前記第1磁性体とは、前記第1磁性体又は前記第2磁性体の少なくとも一方から発生する磁力によって吸着されていてもよい。
【0008】
また、前記第1磁性体は、前記止水板の前記対向板面と交わる方向に沿って延在する第1吸着面を有し、前記第2磁性体は、前記止水板の前記対向板面と交わる方向に沿って延在し、前記第1吸着面と磁気的に吸着する第2吸着面を有してもよい。
【0009】
また、前記止水板の前記対向板面には、前記第2吸着面が前記止水板の前記対向板面と交わる方向に沿って延在するように前記第2磁性体を配設するための取付部材が設けられてもよい。
【0010】
また、前記第1磁性体は、前記止水板の前記対向板面と対向する端面を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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