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公開番号
2025011814
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114151
出願日
2023-07-12
発明の名称
開口部建材
出願人
三協立山株式会社
代理人
個人
主分類
E06B
7/23 20060101AFI20250117BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】 使い勝手の良い開口部建材の提供
【解決手段】 上枠4と伝熱抑制部材22,23とを備え、上枠4は、外障子2を支持する外レール14と内障子3を支持する内レール15とアングル21を有し、伝熱抑制部材22,23は、外側伝熱抑制部材22と内側伝熱抑制部材23があり、樹脂製で、上下方向に変形することで障子2,3の脱着の邪魔にならないものであり、外側伝熱抑制部材22は、外レール14と内レール15との間の外障子2側のみに設けてあり、内側伝熱抑制部材23は、内レール15とアングル21との間に上枠4の略全長に設けてあり、外側伝熱抑制部材22と内側伝熱抑制部材23とにより上枠4と内外障子2,3間の隙間を狭めてある。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
上枠と伝熱抑制部材とを備え、上枠は、外障子を支持する外レールと内障子を支持する内レールとアングルを有し、伝熱抑制部材は、外側伝熱抑制部材と内側伝熱抑制部材があり、樹脂製で、上下方向に変形することで障子の脱着の邪魔にならないものであり、外側伝熱抑制部材は、外レールと内レールとの間の外障子側のみに設けてあり、内側伝熱抑制部材は、内レールとアングルとの間に上枠の略全長に設けてあり、外側伝熱抑制部材と内側伝熱抑制部材とにより上枠と内外障子間の隙間を狭めてあることを特徴とする開口部建材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の開口部に設置される開口部建材に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、枠に障子を左右方向に摺動可能に納めた開口部建材が知られている。かかる開口部建材においては、使い勝手の良いものが求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、使い勝手の良い開口部建材の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による開口部建材は、上枠と伝熱抑制部材とを備え、上枠は、外障子を支持する外レールと内障子を支持する内レールとアングルを有し、伝熱抑制部材は、外側伝熱抑制部材と内側伝熱抑制部材があり、樹脂製で、上下方向に変形することで障子の脱着の邪魔にならないものであり、外側伝熱抑制部材は、外レールと内レールとの間の外障子側のみに設けてあり、内側伝熱抑制部材は、内レールとアングルとの間に上枠の略全長に設けてあり、外側伝熱抑制部材と内側伝熱抑制部材とにより上枠と内外障子間の隙間を狭めてあることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による開口部建材は、上枠と伝熱抑制部材とを備え、上枠は、外障子を支持する外レールと内障子を支持する内レールとアングルを有し、伝熱抑制部材は、外側伝熱抑制部材と内側伝熱抑制部材があり、樹脂製で、上下方向に変形することで障子の脱着の邪魔にならないものであり、外側伝熱抑制部材は、外レールと内レールとの間の外障子側のみに設けてあり、内側伝熱抑制部材は、内レールとアングルとの間に上枠の略全長に設けてあり、外側伝熱抑制部材と内側伝熱抑制部材とにより上枠と内外障子間の隙間を狭めてあるので、障子を脱着する際に伝熱抑制部材が邪魔にならないので使い勝手が良く、しかも外側伝熱抑制部材と内側伝熱抑制部材とにより上枠と内外障子間の隙間を狭めてあることで、断熱性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
開口部建材の第1実施形態を示す縦断面図である。
同開口部建材の横断面図である。
同開口部建材の室内側から見た正面図である。
同開口部建材の上枠側を拡大して示す縦断面図である。
(a)は同開口部建材の上枠の縦断面図、(b)は上枠のX方向矢視図である。
伝熱抑制部材の取付け方を示す縦断面図であって、(a)は取付前の状態、(b)は取付後の状態を示す。
内障子を枠に建て込むときの状態を示す縦断面図である。
同開口部建材の上枠側を拡大して示す縦断面図であって、上框のレール呑み込み溝内に室内側タイト材を設けた取付材を取付けない場合の例を示す。
縦枠カバーの変形例を示す横断面図である。
縦枠カバーの他の変形例を示す横断面図である。
開口部建材の第2実施形態を示す縦断面図であって、上枠の溝内に室内側タイト材を設けた取付材を取付けた場合を示す。
開口部建材の第2実施形態を示す縦断面図であって、上枠の溝内に室内側タイト材を設けた取付材を取付けない場合を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~5は、開口部建材の第1実施形態を示している。本開口部建材は、住宅用の引違い窓に適用したものであって、図1~3に示すように、躯体開口部に取付けられる枠1と、枠1内に引違い状に開閉自在に設けた外障子2及び内障子3を備えている。
【0008】
枠1は、図1~3に示すように、上枠4と下枠5と左右の縦枠6,6を四周枠組みして構成してある。外障子2と内障子3は、上框7と下框8と戸先框9と召合せ框10とを四周框組みし、その内側に複層ガラス11を嵌め込んで構成してある。内外障子2,3を閉鎖した状態では、外障子2は室内側から見て左側に位置し、内障子3は室内側から見て右側に位置している。外障子2と内障子3は、召合せ框10に設けたクレセント12で施錠される。
【0009】
上枠4は、図4に示すように、室外側端部に網戸(図示省略)の上部を支持する網戸レール13を有し、網戸レール13の室内側に外障子2の上部を支持する外レール14を有し、外レール14の室内側に内障子3の上部を支持する内レール15を有している。
上枠4は、アルミニウム合金の押出形材よりなる室外側形材16と室内側形材17とを樹脂製の断熱ブリッジ材18で連結するとともに、室内側形材17の内周側を樹脂カバー19で覆うことで、室内外方向の伝熱を遮断し、室内側の結露を防止している。樹脂カバー19は、額縁20にねじ止めされるアングル21を一体に有している。
さらに上枠4は、外レール14と内レール15との間の空間に樹脂製の外側伝熱抑制部材22を取付け、内レール15とアングル21との間に樹脂製の内側伝熱抑制部材23を取付けてあり、外側伝熱抑制部材22と内側伝熱抑制部材23とにより上枠4と内外障子2,3間の隙間を狭めてあり、これにより室内外方向の伝熱を一段と抑制している。
【0010】
樹脂カバー19は、図4に示すように、内レール15の室内側を覆う内レール被覆部24と、上枠4の室内側形材17の内周側面を覆う内周側被覆部25と、上枠4の室内側形材17より室内側に突出して躯体26に当接する当接部27と、当接部27より下方に垂下して設けたL形断面のアングル21とを一体に有している。当接部27は、矩形断面の中空状に形成されている。
樹脂カバー19は、内レール被覆部24の先端部に設けた係止部28と、内周側被覆部25に設けた係止部29を室内側形材17と係止して上枠4に取付けられ、内周側からのねじ30で躯体26に上枠4と共締めされている。
(【0011】以降は省略されています)
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