特許ウォッチ

公開番号2025055826
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023165203
出願日2023-09-27
発明の名称開閉装置
出願人文化シヤッター株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類E06B 9/74 20060101AFI20250401BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】自動開閉装置における手動切替装置を、ユーザにとってアクセスしやすく、且つ、邪魔にならないように設置できるようにした、開閉装置の提供。
【解決手段】開口部を開閉する開閉体と、前記開閉体の開閉動作をガイドするガイドレール12と、ガイドレール12に沿って延在し、ガイドレール12に直接又は他の部材を介して取り付けられるガイドレール脇部材14と、前記開閉体を開閉する自動開閉ユニットの自動動作と手動動作の切り替え操作を行う手動切替装置17と、を備え、手動切替装置17が、ガイドレール脇部材14の前記開口部の幅方向の内側となる面に取り付けられており、ガイドレール脇部材14の前記幅方向の寸法が、ガイドレール12の前記幅方向の寸法よりも、手動切替装置17の取付板部の厚さ分以上小さい、開閉装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
開口部を開閉する開閉体と、
前記開閉体の開閉動作をガイドするガイドレールと、
前記ガイドレールに沿って延在し、前記ガイドレールに直接又は他の部材を介して取り付けられるガイドレール脇部材と、
前記開閉体を開閉する自動開閉ユニットの自動動作と手動動作の切り替え操作を行う手動切替装置と、を備え、
前記手動切替装置が、前記ガイドレール脇部材の前記開口部の幅方向の内側となる面に取り付けられており、
前記ガイドレール脇部材の前記幅方向の寸法が、前記ガイドレールの前記幅方向の寸法よりも、前記手動切替装置の取付板部の厚さ分以上小さい、開閉装置。
続きを表示（約 440 文字）【請求項２】
前記ガイドレール脇部材が、前記ガイドレールを設置するために建物側に固定されるガイドレール受け部材によって構成される、請求項１に記載の開閉装置。
【請求項３】
前記ガイドレールを設置するためのガイドレール設置部材と、
前記ガイドレールの前記ガイドレール設置部材が取り付けられる面とは反対側の面に対して取り付けられる配線レールと、
を備え、
前記ガイドレール脇部材が、前記配線レールによって構成される、請求項１に記載の開閉装置。
【請求項４】
前記手動切替装置に接続され、前記切り替え操作を伝達する伝達部材を備える、請求項１から３の何れかに記載の開閉装置。
【請求項５】
前記ガイドレール脇部材が鉄鋼材によって形成されている、請求項１から３の何れかに記載の開閉装置。
【請求項６】
前記手動切替装置が、フランス落としによって構成されている、請求項１から３の何れかに記載の開閉装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、開口部を開閉する開閉装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
開口部を開閉するための開閉装置の一形態として、シャッターに代表される、開閉体が上下方向にスライドすることで開口部を開閉させる装置がある。
また、開閉装置においては、開閉体の開閉動作を自動（電動）で行えるようにしたものがあり、このような自動開閉装置においては、停電時等の開閉動作を手動で行えるようにするための切替装置が備えられている。
特許文献１には、このような自動（電動）で開閉する開閉装置における、電動と手動の切替の構造に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－３５６８２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記のように、自動開閉装置においては、停電時等の開閉動作を手動で行えるようにするための切替装置（手動切替装置）を設ける必要がある。この手動切替装置の設置において、ユーザにとってアクセスしやすい場所であって、且つ、邪魔にならないように、手動切替装置を設置することの要請があった。
【０００５】
本発明は、上記の点に鑑み、自動開閉装置における手動切替装置を、ユーザにとってアクセスしやすく、且つ、邪魔にならないように設置できるようにした、開閉装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
（構成１）
開口部を開閉する開閉体と、前記開閉体の開閉動作をガイドするガイドレールと、前記ガイドレールに沿って延在し、前記ガイドレールに直接又は他の部材を介して取り付けられるガイドレール脇部材と、前記開閉体を開閉する自動開閉ユニットの自動動作と手動動作の切り替え操作を行う手動切替装置と、を備え、前記手動切替装置が、前記ガイドレール脇部材の前記開口部の幅方向の内側となる面に取り付けられており、前記ガイドレール脇部材の前記幅方向の寸法が、前記ガイドレールの前記幅方向の寸法よりも、前記手動切替装置の取付板部の厚さ分以上小さい、開閉装置。
【０００７】
（構成２）
前記ガイドレール脇部材が、前記ガイドレールを設置するために建物側に固定されるガイドレール受け部材によって構成される、構成１に記載の開閉装置。
【０００８】
（構成３）
前記ガイドレールを設置するためのガイドレール設置部材と、前記ガイドレールの前記ガイドレール設置部材が取り付けられる面とは反対側の面に対して取り付けられる配線レールと、を備え、前記ガイドレール脇部材が、前記配線レールによって構成される、構成１に記載の開閉装置。
【０００９】
（構成４）
前記手動切替装置に接続され、前記切り替え操作を伝達する伝達部材を備える、構成１から３の何れかに記載の開閉装置。
【００１０】
（構成５）
前記ガイドレール脇部材が鉄鋼材によって形成されている、構成１から４の何れかに記載の開閉装置。
（【００１１】以降は省略されています）

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