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公開番号2025056504
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023166021
出願日2023-09-27
発明の名称シートシャッター
出願人文化シヤッター株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類E06B 9/13 20060101AFI20250401BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】係合子の摩耗度合を、摩耗した部分の厚さを測定することなく知ることができるシートシャッターを得る。
【解決手段】ギア部材は、係合子と係合する係合凹部が周方向に並んで複数形成され、回転することで、接線方向から近接した係合子を順次係合凹部と係合させ、係合凹部と係合していた係合子を順次係合解除させることでシートカーテンを上下移動させる。また、係合子において係合凹部と接触する係合面には、接触する部分に囲まれた凹部が形成されている
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
巻取ロールに巻き取られるシートカーテンと、
前記シートカーテンの両端部に取り付けられ、前記シートカーテンの巻取方向に複数並んでいる樹脂製の係合子と、
前記係合子と係合する係合凹部が周方向に並んで複数形成され、回転することで、接線方向から近接した前記係合子を順次前記係合凹部と係合させ、前記係合凹部と係合していた前記係合子を順次係合解除させることで前記シートカーテンを前記巻取ロールに巻き取らせ又は巻き出させ、前記シートカーテンを上下移動させる金属製のギア部材と、を備え、
前記係合子において前記係合凹部と接触する係合面には、接触する部分に囲まれた凹部が形成されているシートシャッター。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記凹部は、階段状に凹んでいる請求項1に記載のシートシャッター。
【請求項3】
前記シートカーテンの両端側で上下方向に延びており、前記係合子を上下移動可能に支持すると共に、前記係合子に形成された前記凹部を視認可能とする開口が形成されている一対のガイドレールを備える請求項1に記載のシートシャッター。
【請求項4】
前記凹部によって、前記係合子の樹脂材料を表示する材質マークが形成されている請求項1に記載のシートシャッター。
【請求項5】
巻取ロールに巻き取られるシートカーテンと、
前記シートカーテンの両端部に取り付けられ、前記シートカーテンの巻取方向に複数並んでいる樹脂製の係合子と、
前記係合子と係合する係合凹部が周方向に並んで複数形成され、回転することで、接線方向から近接した前記係合子を順次前記係合凹部と係合させ、前記係合凹部と係合していた前記係合子を順次係合解除させることで前記シートカーテンを前記巻取ロールに巻き取らせ又は巻き出させ、前記シートカーテンを上下移動させるギア部材と、
前記係合子を間に挟んで前記ギア部材の反対側に配置され、前記係合凹部に係合している前記係合子が、前記ギア部材の径方向の外側へ移動すると接触する金属製の接触ブロックと、を備え、
前記係合子において前記接触ブロックと接触する接触面には、接触する部分に囲まれた凹部が形成されているシートシャッター。
【請求項6】
前記凹部は、階段状に凹んでいる請求項5に記載のシートシャッター。
【請求項7】
前記シートカーテンの両端側で上下方向に延びており、前記係合子を上下移動可能に支持すると共に、前記係合子に形成された前記凹部を視認可能とする開口が形成されている一対のガイドレールを備える請求項5に記載のシートシャッター。
【請求項8】
前記凹部によって、前記係合子の樹脂材料を表示する材質マークが形成されている請求項5に記載のシートシャッター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートシャッターに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、上部フレームとサイドフレームとで構成されたフレームと、上部フレーム内に回動自在に備えられて駆動手段に連結された回転シャフトと、回転シャフトに巻き取り及び巻きほどき自在に吊り下げられたシートと、シートの左右両端に備えた複数のガイドブロックとを有したシートシャッターが記載されている。そして、ガイドブロックが、サイドフレーム内のガイドレールと係合している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016―89419号公報
【発明の概要】
【0004】
従来のシートシャッターでは、シートカーテン(シート)の両端部に、ガイドレールと係合する樹脂製の係合子(ガイドブロック)が複数設けられている。例えば、係合子と係合する係合凹部が周方向に並んで複数形成された金属製のギア部材を回転させることで、係合子をギア部材の周方向に移動させ、シートカーテンを上下移動させる構成がある。この構成では、ギア部材を回転させてシートカーテンを上下移動させるときに、ギア部材の係合凹部と接触する係合子の係合面と、ギア部材の係合凹部との間で摩擦が生じる。これにより、係合子の係合面が摩耗してしまう。
【0005】
さらに、係合子を間に挟んでギア部材の反対側には、係合凹部に係合している係合子がギア部材の径方向の外側へ移動すると接触して係合子の移動を規制する金属製の接触ブロックが配置されている。この構成では、ギア部材を回転させてシートカーテンを上下移動させるときに、接触ブロック側を向く係合子の接触面と、接触ブロックとの間で摩擦が生じる。これにより、係合子の接触面が摩耗してしまう。
【0006】
本開示の課題は、係合子の摩耗度合を、摩耗した部分の厚さを測定することなく知ることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1態様に係るシートシャッターは、巻取ロールに巻き取られるシートカーテンと、前記シートカーテンの両端部に取り付けられ、前記シートカーテンの巻取方向に複数並んでいる樹脂製の係合子と、前記係合子と係合する係合凹部が周方向に並んで複数形成され、回転することで、接線方向から近接した前記係合子を順次前記係合凹部と係合させ、前記係合凹部と係合していた前記係合子を順次係合解除させることで前記シートカーテンを前記巻取ロールに巻き取らせ又は巻き出させ、前記シートカーテンを上下移動させる金属製のギア部材と、を備え、前記係合子において前記係合凹部と接触する係合面には、接触する部分に囲まれた凹部が形成されていることを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、係合子において係合凹部と接触する係合面には、接触する部分に囲まれた凹部が形成されている。このため、ユーザが、凹部を見ることで、凹部の深さの変化度合から、係合面の摩耗度合を知ることができる。換言すれば、ユーザは、係合子の係合面の摩耗度合を、摩耗した部分の厚さを測定することなく知ることができる。
【0009】
本開示の第2態様に係るシートシャッターは、第1態様に記載のシートシャッターにおいて、前記凹部は、階段状に凹んでいることを特徴とする。
【0010】
上記構成によれば、凹部は、階段状に凹んでいる。このため、1段目の凹みが係合面の摩耗によって消滅したときと、2段目の凹みが係合面の摩耗によって消滅したときとで、ユーザは、係合面の摩耗度合を段階的に知ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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