TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025030884
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023136561
出願日
2023-08-24
発明の名称
吊り下げ用フック及びフックユニット
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
主分類
A47G
29/00 20060101AFI20250228BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】取付対象への取付状態の安定性を向上可能な吊り下げ用フックを提供する。
【解決手段】吊り下げ用フック10は、取付対象に取り付けるための上部鉤状部20と、物品5を吊り下げるための下部鉤状部50と、を備え、上部鉤状部20が取付対象に取り付けられた取付状態にあるとき、上部鉤状部20の下向き開口部26に対して先端24が位置する水平方向での向きと、下部鉤状部50の上向き開口部56に対して先端54が位置する水平方向での向きとが揃っている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
取付対象に取り付けるための上部鉤状部と、
物品を吊り下げるための下部鉤状部と、を備え、
前記上部鉤状部が前記取付対象に取り付けられた取付状態にあるとき、前記上部鉤状部の下向き開口部に対して先端が位置する水平方向での向きと、前記下部鉤状部の上向き開口部に対して先端が位置する水平方向での向きとが揃っている、
吊り下げ用フック。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
水平方向での前記向きを第1の向きとし、水平方向での前記第1の向きと反対向きを第2の向きとする場合、
前記取付状態にあるとき、前記上部鉤状部は、第1箇所において前記取付対象に上方から接触するとともに、前記第1箇所よりも下方にある第2箇所において前記取付対象に前記第2の向きから接触可能である、
請求項1に記載の吊り下げ用フック。
【請求項3】
前記取付状態にあるとき、前記上部鉤状部は、前記第2箇所よりも基端側で前記第1の向きに突出する突出部をさらに含む、請求項2に記載の吊り下げ用フック。
【請求項4】
水平方向での前記向きを第1の向きとし、水平方向での前記第1の向きと反対向きを第2の向きとする場合、
前記取付状態にあるとき、前記下部鉤状部内の前記物品の一部が配置される物品配置空間の少なくとも一部は、前記上部鉤状部内の前記取付対象の一部が配置される取付対象配置空間よりも、前記第2の向きに位置する、
請求項1に記載の吊り下げ用フック。
【請求項5】
前記取付状態にあるとき、前記下部鉤状部の前記物品の一部が配置される物品配置空間に面する底面は、前記下部鉤状部の基端側に向かうにつれて下方に傾斜する、請求項1に記載の吊り下げ用フック。
【請求項6】
水平方向での前記向きを第1の向きとする場合、
前記取付状態にあるとき、前記上部鉤状部は、前記取付対象に対して前記第1の向きに位置し、前記上部鉤状部の先端まで下方に延びる前垂れ部を含み、
前記取付状態にあるとき、前記下部鉤状部は、前記前垂れ部の前記第1の向きに面する面よりも前記第1の向きには位置しない、請求項1に記載の吊り下げ用フック。
【請求項7】
前記取付状態にあるとき、前記上部鉤状部は、前記第1箇所と前記第2箇所との間に、前記第2の向きに凸となる湾曲部を含む、請求項2に記載の吊り下げ用フック。
【請求項8】
前記上部鉤状部は、前記取付対象よりも柔軟性が高い、請求項1に記載の吊り下げ用フック。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか一項に記載の吊り下げ用フックと、前記吊り下げ用フックを取り付ける取付対象とを備えるフックユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、吊り下げ用フック及びフックユニットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、浴室に設けられ、浴用備品を置くための置き棚を開示する。置き棚を構成する水平張り出し桟には、S字フックが懸架されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-189306号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
S字フックは、2つの鉤状部が互いに反対向きに連結し、全体としてS字状に形成されている。このようなS字フックでは、上部の鉤状部を取付対象に引っ掛けた状態にあるとき、上部の鉤状部の基端部が取付対象に対して位置する水平方向での向きと同じ向きに、下部の鉤状部の先端が位置する。そのため、下部の鉤状部に物品を吊り下げたり取り外したりする際に、上部の鉤状部の基端部が物品と干渉しやすく、取付対象への取付状態の安定性に改善の余地があった。
【0005】
本開示の目的の1つは、取付対象への取付状態の安定性を向上可能な吊り下げ用フック及びフックユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の吊り下げ用フックは、取付対象に取り付けるための上部鉤状部と、物品を吊り下げるための下部鉤状部と、を備え、前記上部鉤状部が前記取付対象に取り付けられた取付状態にあるとき、前記上部鉤状部の下向き開口部に対して先端が位置する水平方向での向きと、前記下部鉤状部の上向き開口部に対して先端が位置する水平方向での向きとが揃っている。
【0007】
本開示の別の態様は、フックユニットである。このフックユニットは、前記吊り下げ用フックと、前記吊り下げ用フックを取り付ける取付対象とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係るフックユニットの斜視図である。
図1の吊り下げ用フックを拡大して示す斜視図である。
図1の吊り下げ用フックの断面図である。
図1の吊り下げ用フックの取付方法の第1の説明図である。
図1の吊り下げ用フックの取付方法の第2の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態を説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。各図面では、説明の便宜のため、適宜、構成要素を省略、拡大、縮小する。図面は符号の向きに合わせて見るものとする。
【0010】
図1を参照する。フックユニット1は、吊り下げ用フック10と、吊り下げ用フック10の取付対象としてのタオル掛け100とを備える。タオル掛け100は、通常、壁3に固定される。例えば、タオル掛け100は、浴室に設置され、浴室空間を内部に形成する壁3に固定される。吊り下げ用フック10は、タオル掛け100に取り付けて使用される。本明細書では、タオル掛け100が固定される壁3を正面から見た水平な前後方向をX軸方向、X軸方向と直交する水平な左右方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向と直交する鉛直方向をZ軸方向とする。X軸、Y軸、Z軸のそれぞれの正方向は、図1の矢印の向きであり、負方向は、矢印と逆向きである。具体的に、X軸正方向は、壁3に対してタオル掛け100が位置する向きである。Y軸正方向は、タオル掛け100が固定される壁3を正面から見た場合の左向きである。Z軸正方向は、図1の上向きである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社LIXIL
建具
5日前
株式会社LIXIL
建具
5日前
株式会社LIXIL
建具
5日前
株式会社LIXIL
フック
11日前
株式会社LIXIL
防火窓
5日前
株式会社LIXIL
フック
11日前
株式会社LIXIL
便器装置
1日前
株式会社LIXIL
浴室用品
6日前
株式会社LIXIL
改装建具
18日前
株式会社LIXIL
改装建具
15日前
株式会社LIXIL
水回り部材
11日前
株式会社LIXIL
防犯フェンス
5日前
株式会社LIXIL
防犯フェンス
5日前
株式会社LIXIL
便器ユニット
5日前
株式会社LIXIL
シャッター装置
11日前
株式会社LIXIL
シャッター装置
11日前
株式会社LIXIL
シャワーフック
6日前
株式会社LIXIL
カーテンウォール
6日前
株式会社LIXIL
タイルの施工方法
11日前
株式会社LIXIL
カーテンウォール
5日前
株式会社LIXIL
浴室、壁天井ユニット
11日前
株式会社LIXIL
シャワーホース保持部材
11日前
株式会社LIXIL
ミラーおよびミラーセット
11日前
株式会社LIXIL
家具、および家具の施工方法
5日前
株式会社LIXIL
シャワーフックおよび浴室ユニット
6日前
株式会社LIXIL
吊り下げ用フック及びフックユニット
11日前
株式会社LIXIL
建具
11日前
株式会社LIXIL
建具
11日前
株式会社LIXIL
便座装置
11日前
株式会社LIXIL
制御装置
11日前
株式会社LIXIL
屋根構造体
20日前
株式会社LIXIL
排水ソケット
18日前
株式会社LIXIL
横樋の排水用開口の塞ぎ構造
11日前
個人
枕
12か月前
個人
鍋蓋
6か月前
個人
椅子
9か月前
続きを見る
他の特許を見る