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公開番号
2025031913
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2024228480,2020054550
出願日
2024-12-25,2020-03-25
発明の名称
建具
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
3/12 20060101AFI20250228BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】火災による熱伸びが発生しても変形しにくい建具を提供すること。
【解決手段】枠体10と、上框21と、下框22と、面材26と、溝部1A,1Bを互いに他方の縦框24,23側にそれぞれ有する一対の縦框23,24と、両端が一対の縦框23,24に組み付けられる中桟25と、を有し、枠体10に取り付けられる障子20と、を有する建具であって、一対の溝部1A,1Bはともに、中桟25の端部を間に挿入可能な一対の側面部2A,2Bと、前記一対の側面部と直交して連結される底面部3A,3Bと、を有し、中桟25の両端は、一対の溝部1A,1Bにそれぞれ挿入されて配置され、中桟25の少なくとも一端と、一方の底面部1Aの間には、筒状突起を有する樹脂ブロック170が配置される建具100である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
枠体と、
上框と、下框と、面材と、溝部を互いに他方の縦框側にそれぞれ有する一対の縦框と、両端が前記一対の縦框に組み付けられる中桟と、を有し、前記枠体に取り付けられる障子と、を有する建具であって、
前記一対の溝部はともに、前記中桟を間に挿入可能な一対の側面部と、前記一対の側面部と直交して連結される底面部と、を有し、
前記中桟の両端は、前記一対の溝部にそれぞれ挿入されて配置され、
前記中桟の少なくとも一端と、一方の前記底面部の間には、筒状突起を有する樹脂ブロックが配置される、建具。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
上枠と、下枠と、溝部を互いに他方の縦枠側にそれぞれ有する一対の縦枠と、からなる枠体と、
両端が前記一対の縦枠に組み付けられる中桟と、
前記枠体および前記中桟に保持される面材と、を有する建具であって、
前記一対の溝部はともに、前記中桟を間に挿入可能な一対の側面部と、前記一対の側面部と直交して連結される底面部と、を有し、
前記中桟の両端は、前記一対の溝部にそれぞれ挿入されて配置され、
前記中桟の少なくとも一端と、一方の前記底面部の間には、筒状突起を有する樹脂ブロックが配置される、建具。
【請求項3】
枠体と、
上框と、下框と、面材と、溝部を互いに他方の縦框側にそれぞれ有する一対の縦框と、両端が前記一対の縦框に組み付けられる中桟と、を有し、前記枠体に取り付けられる障子と、を有する建具であって、
前記一対の溝部はともに、前記中桟を間に挿入可能な一対の側面部と、前記一対の側面部と直交して連結される底面部と、を有し、
前記中桟の両端は、前記一対の溝部にそれぞれ挿入されて配置され、
前記中桟の少なくとも一端と、一方の前記底面部の間には、樹脂ブロックが配置され、
前記中桟の一端と、一方の前記縦框は、組付けねじによって組み付けられ、
組み付けねじには、ねじ頭とねじ山部の間に、ねじ山を有しない平坦部を有することを特徴とする、建具。
【請求項4】
上枠と、下枠と、溝部を互いに他方の縦枠側にそれぞれ有する一対の縦枠と、からなる枠体と、
両端が前記一対の縦枠に組み付けられる中桟と、
前記枠体および前記中桟に保持される面材と、を有する建具であって、
前記一対の溝部はともに、前記中桟を間に挿入可能な一対の側面部と、前記一対の側面部と直交して連結される底面部と、を有し、
前記中桟の両端は、前記一対の溝部にそれぞれ挿入されて配置され、
前記中桟の少なくとも一端と、一方の前記底面部の間には、樹脂ブロックが配置され、
前記中桟の一端と、一方の前記縦枠は、組付けねじによって組み付けられ、
組み付けねじには、ねじ頭とねじ山部の間に、ねじ山を有しない平坦部を有することを特徴とする、建具。
【請求項5】
前記一方の前記底面部には前記樹脂ブロックを挿入する為の組み付け孔があり、前記組み付け孔に前記筒状突起が挿入されるとともに、
前記筒状突起に対し、組み付けねじが組み付けられる、請求項1または2に記載の建具。
【請求項6】
前記中桟の他端は、他方の前記底面部に突き合わされて配置される、請求項1から5のいずれかに記載の建具。
【請求項7】
前記他方の前記底面部は、表面で前記中桟の他端と対向するとともに、裏面に前記縦框または前記縦枠に沿って延び、前記底面部の変形を規制する第1補強材を有する、請求項6に記載の建具。
【請求項8】
前記中桟の内部に、前記中桟に沿って延び、前記中桟の変形を規制する第2補強材をさらに有する、請求項1から7のいずれかに記載の建具。
【請求項9】
前記樹脂ブロックは、前記第2補強材に向けて延びるとともに前記第2補強材に嵌合して接続する金属製のブラケットを有する、請求項1から8のいずれかに記載の建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建具に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、中桟を有する障子が広く使用されている。障子が中桟を有することで、框のみで面材を保持する場合と比較して障子全体の強度が向上する。中桟は、障子を構成する一対の縦框の間に介在して構成される。特許文献1では、縦框の溝部に樹脂製のブロックを配置し、ブロックを介して中桟と縦框をねじ止めすることで、中桟が縦框に取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平01-013744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アルミなどの金属製のサッシは、加熱されることで部材が膨張して熱伸びすることが問題視されている。熱伸びが発生した場合には、接触している部材間で相互に力がかかるため、変形が生じることがある。特許文献1では、中桟が縦框に突き合わされて構成されているため、中桟が加熱されると熱伸びにより縦框を押し広げる向きに力を加えることとなり、縦框や中桟自身が変形することがある。
【0005】
特に火災等の発生時には、金属製サッシは高温となりやすいため、建具の変形が生じやすい。建具が変形した場合には、枠体や部材間に隙間が発生することがある。防火の観点から、延焼を防ぐため建具の隙間は小さくすることが好ましい。したがって、火災による熱伸びが発生しても変形しにくい建具が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、枠体と、上框と、下框と、面材と、溝部を互いに他方の縦框側にそれぞれ有する一対の縦框と、両端が前記一対の縦框に組み付けられる中桟と、を有し、前記枠体に取り付けられる障子と、を有する建具であって、前記一対の溝部はともに、前記中桟を間に挿入可能な一対の側面部と、前記一対の側面部と直交して連結される底面部と、を有し、前記中桟の両端は、前記一対の溝部にそれぞれ挿入されて配置され、前記中桟の少なくとも一端と、一方の前記底面部は、間に前記中桟の熱伸び代を有して対向し、前記熱伸び代には、筒状突起を有する樹脂ブロックが配置される、建具を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の引き違い障子を示す図である。
全長にねじ山を有するねじを使用した場合の中桟の上面および縦框の水平断面を示す図である。
第1実施形態の中桟の垂直断面を示す図である。
第1実施形態の樹脂ブロックおよびブラケットを示す図である。
第1実施形態の樹脂ブロックおよびブラケットを示す図である。
第1実施形態の中桟の上面および縦框の水平断面を示す図である。
第1実施形態の組み付けねじを示す図である。
第1実施形態の引き違い障子の縦框および枠体の水平断面を示す図である。
第2実施形態の障子を示す図である。
第2実施形態の中桟の上面および縦框の水平断面を示す図である。
第2実施形態の中桟の垂直断面を示す図である。
第2実施形態の樹脂ブロックを示す図である。
第2実施形態の樹脂ブロックの水平方向視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<第1実施形態>
図1に示すように、本開示の第1実施形態に係る建具100は、枠体10と、2枚の障子20,30と、を備える引き違い障子である。本実施形態において建具100は建築物の屋内外を仕切る窓を構成するが、建具100の適用場所や大きさは特に限定されない。建具100は、従来引き違い窓や引き違い戸が使用されている場所には、問題なく適用することができる。
【0009】
枠体10は、上枠11と、下枠12と、内障子20側の縦枠14と、外障子30側の縦枠13と、を四方枠組みすることによって構成される。枠体10は、内障子20および外障子30を枠内に保持可能な大きさに構成され、建築物の壁面の開口縁部に配置される。枠体10は、例えば高い強度を有するアルミなどの金属材料等によって構成されることができる。例えば本実施形態において、上枠11と、下枠12と、縦枠13および縦枠14は、アルミニウム押し出し形材である。
【0010】
2枚の障子20,30は、引き違い障子の建築物の屋内側に配置される内障子20と、建築物の屋外側に配置される外障子30である。2枚の障子20,30はいずれも、上框21,31と、下框22,32と、それぞれ縦枠14,13側の縦框23,33と、召合せ側の縦框である召合せ框24,34と、からなる一対の縦框と、縦方向に延びる一対の縦框の略中間位置に組付けられる中桟25,35と、これらの框および中桟25,35に囲まれて保持される面材26,36を有する。本実施形態において、各框および中桟25,35はアルミニウムで、面材26,36はガラスで構成される。2枚の障子20,30は枠体10に対してスライドすることにより開閉可能に構成され、さらにクレセント錠40によって施錠可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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