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公開番号2025032865
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023138361
出願日2023-08-28
発明の名称シャワーフックおよび浴室ユニット
出願人株式会社LIXIL
代理人個人
主分類E03C 1/06 20060101AFI20250305BHJP(上水;下水)
要約【課題】シャワーヘッドの放水方向を容易に調整できる技術を提供する。
【解決手段】浴室に水平方向に延びるよう設けられたシャワーバー14に着脱可能なシャワーフック10は、シャワーバー14に着脱される着脱部と、シャワーヘッド12を保持するシャワーヘッド保持部と、シャワーヘッド保持部を着脱部に対して上下方向に回転可能に連結する回転機構部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
浴室に水平方向に延びるよう設けられたシャワーバーに着脱可能なシャワーフックであって、
前記シャワーバーに着脱される着脱部と、
シャワーヘッドを保持するシャワーヘッド保持部と、
前記シャワーヘッド保持部を前記着脱部に対して上下方向に回転可能に連結する回転機構部と、を備えることを特徴とするシャワーフック。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記シャワーヘッド保持部によるシャワーヘッドの保持の有無に応じて開閉するクリップ機構部をさらに備え、
前記クリップ機構部は、
前記シャワーヘッド保持部により保持されるべき保持位置にシャワーヘッドを配置するときにシャワーヘッドが当接することで移動可能なレバー部と、
前記レバー部に連動して開閉可能な挟持部と、を有し、
前記レバー部に対するシャワーヘッドの当接に連動して、前記挟持部が閉じることでシャワーヘッドを挟持することを特徴とする請求項1に記載のシャワーフック。
【請求項3】
前記シャワーヘッド保持部および前記回転機構部を覆うカバーをさらに備え、
前記シャワーヘッド保持部に連結されて前記シャワーヘッド保持部の回転に連動して移動し、前記シャワーヘッド保持部および前記カバーの下壁部の間の隙間を覆うカバープレートをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のシャワーフック。
【請求項4】
前記シャワーヘッド保持部および前記回転機構部を覆うカバーをさらに備え、
前記回転機構部、前記カバーおよび前記着脱部はネジにより共締めにより固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシャワーフック。
【請求項5】
前記カバーおよび前記回転機構部のいずれか一方は、凸部を有し、他方は、前記凸部に挿入される孔部を有することを特徴とする請求項4に記載のシャワーフック。
【請求項6】
水平方向に延在するシャワーバーと、
前記シャワーバーに着脱可能なシャワーフックと、を備え、
前記シャワーフックは、
前記シャワーバーに着脱する着脱部と、
シャワーヘッドを保持するシャワーヘッド保持部と、
前記シャワーヘッド保持部を前記着脱部に対して上下方向に回転可能に連結する回転機構部と、を有することを特徴とする浴室ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、シャワーバーに着脱可能なシャワーフックおよびそのシャワーフックを備える浴室ユニットに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、挿入されたシャワーヘッドを掛止して着脱可能に保持するヘッドホルダ部と、ヘッドホルダ部に一体に設けられ、シャワーバーの任意の位置に、シャワーバーを抱持して着脱可能に固定するためのバー取付固定部とを備えるシャワーフックが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-33811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、シャワーバーに対してシャワーフックをスライドさせて位置を変えることはできるが、シャワーヘッドの放水方向を調整することが難しかった。
【0005】
本開示の目的は、シャワーヘッドの放水方向を容易に調整できる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様のシャワーフックは、浴室に水平方向に延びるよう設けられたシャワーバーに着脱可能なシャワーフックであって、シャワーバーに着脱される着脱部と、シャワーヘッドを保持するシャワーヘッド保持部と、シャワーヘッド保持部を着脱部に対して上下方向に回転可能に連結する回転機構部と、を備える。
【0007】
本発明の別の態様は、浴室ユニットである。この浴室ユニットは、水平方向に延在するシャワーバーと、シャワーバーに着脱可能なシャワーフックと、を備える。シャワーフックは、シャワーバーに着脱する着脱部と、シャワーヘッドを保持するシャワーヘッド保持部と、シャワーヘッド保持部を着脱部に対して上下方向に回転可能に連結する回転機構部と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例の浴室の正面図である。
実施例のシャワーフックの斜視図である。
実施例のシャワーフックの分解図である。
図1に示すシャワーフックの線分A-A断面図である。
図1に示すシャワーフックの線分B-B断面図である。
図1に示すシャワーフックの線分C-C断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施例の浴室ユニット1の正面図である。浴室ユニット1は、シャワーフック10、シャワーヘッド12、シャワーバー14、シャワー掛具16、洗い場17、浴槽18、棚20および水栓装置22を備える。
【0010】
浴槽18は、湯を溜めることができる深皿状である。洗い場17は、浴槽18に左右方向に隣り合う位置に設けられる。左右方向は、上下方向に直交する水平な方向である。また、前方は、浴室内から正面壁15に近づく方向であり、後方は、正面壁15から離れる方向である。棚20は、正面壁15の洗い場17側の部分から水平に張り出すように平板状に設けられる。棚20は、浴槽18のエプロンの上端とほぼ同じ高さに設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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