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公開番号2025028270
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2024221421,2020177272
出願日2024-12-18,2020-10-22
発明の名称排水ソケット
出願人株式会社LIXIL
代理人個人
主分類E03D 11/16 20060101AFI20250220BHJP(上水;下水)
要約【課題】対応できる排水距離を調整可能であるとともに誤組み付けを抑制できる排水ソケットを提供する。
【解決手段】便器16に接続される便器接続部38と、後方斜め下向きに延びる第1アジャスタ管部34と、を有する第1ソケット管28と、第1アジャスタ管部34が接続される管受け部44と、トイレ室に設置される排水管10に接続される第2アジャスタ管部46と、を有する第2ソケット管30と、を備える排水ソケット12である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
便器に接続される便器接続部と、下流側かつ後方に向かうにつれて前後方向に対して斜めに延びる第1アジャスタ管部と、を有する第1ソケット管と、
前記第1アジャスタ管部が接続される管受け部と、トイレ室に設置される排水管に接続される第2アジャスタ管部と、を有する第2ソケット管と、を備える排水ソケット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、排水ソケットに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
トイレ室には汚物を下水設備に排出するための排水管が設置される。この排水管の排水距離(後述する)は現場毎に変化する。壁排水仕様の場合、排水距離として排水高さ等が変化し、床排水仕様の場合、排水距離として排水芯が変化する。
【0003】
特許文献1は、対応できる排水高さを調整できる排水ソケットを開示する。この排水ソケットは、便器に接続される第1ソケット管と、排水管に接続される第2ソケット管とを備える。第2ソケット管は、第1ソケット管に接続される第1アジャスタ管部と、排水管に接続される第2アジャスタ管部とを備える。この排水ソケットは、排水距離に応じて各アジャスタ管部を切断し、それらの長さを調整することで、対応できる排水高さを調整できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第95/27833号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願発明者は、特許文献1の開示技術の検討を進めた結果、次の新たな認識を得るに至った。特許文献1の排水ソケットでは、共通の第2ソケット管に第1、第2アジャスタ管部が設けられる。よって、第1、第2アジャスタ管部の切断後の長さが近くなるほど、第1、第2アジャスタ管部を外観上区別し難くなる。これに起因して、第2アジャスタ管部ではなく第1アジャスタ管部を排水管に誤って組み付ける誤組み付けが生じ得る。この場合、第2ソケット管の内部水路の構造によっては所期の排出性能を得られない恐れがあるため、その改善が望まれる。
【0006】
本開示の目的の1つは、対応できる排水距離を調整可能であるとともに誤組み付けを抑制できる排水ソケットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の排水ソケットは、便器に接続される便器接続部と、下流側かつ後方に向かうにつれて前後方向に対して斜めに延びる第1アジャスタ管部と、を有する第1ソケット管と、前記第1アジャスタ管部が接続される管受け部と、トイレ室に設置される排水管に接続される第2アジャスタ管部と、を有する第2ソケット管と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の便器装置の側面断面図である。
図1の拡大図である。
第1実施形態の排水ソケットを示す側面図である。
第1実施形態の排水ソケットを示す側面断面図である。
図4のA-A断面図である。
第1姿勢と第2姿勢に関する説明図である。
第1実施形態の排水ソケットによって対応できる排水距離の説明図である。
第1実施形態の便器の設置方法を示すフローチャートである。
第1実施形態における第1アジャスタ管部の切断位置に関する説明図である。
第1実施形態における必要ソケット長さに関する説明図である。
第1実施形態における中心間距離に関する説明図である。
第1実施形態における挿入深さに関する説明図である。
第1実施形態における便器の配置途中の状態を示す図である。
斜め接続構造の排水ソケットと直線接続構造の排水ソケットを模式的に示す図である。
第2実施形態の便器装置を拡大した側面断面図である。
第2実施形態における第1アジャスタ管部の切断位置に関する説明図である。
第2実施形態における必要ソケット長さに関する説明図である。
第2実施形態における中心間距離に関する説明図である。
第2実施形態における挿入深さに関する説明図である。
第2実施形態における便器の配置途中の状態を示す図である。
第3実施形態における便器の配置途中の状態を示す図である。
第4実施形態における排水ソケットを示す側面図である。
第5実施形態の便器装置の平面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態を説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。各図面では、説明の便宜のため、適宜、構成要素を省略、拡大、縮小する。図面は符号の向きに合わせて見るものとする。本明細書での「固定」、「接続」とは、特に明示がない限り、言及する条件を二者が直接的に満たす場合の他に、他の部材を介して満たす場合も含む。
【0010】
(第1実施形態)図1を参照する。以下、各構成要素の位置関係に関して、互いに直交する三つの方向を用いて説明する。この方向とは、前後方向X、左右方向(図示せず)及び上下方向Zである。便器をトイレ室に設置した状態にあるとき、理想的には、前後方向X及び左右方向は水平方向となり、上下方向Zは鉛直方向となる。前後方向X及び左右方向は、便器に搭載される便座(不図示)に通常の姿勢で座るユーザの前後左右と対応する。
(【0011】以降は省略されています)

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