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公開番号
2025032674
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138092
出願日
2023-08-28
発明の名称
無線通信装置、無線通信プログラム、及び無線通信方法
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04W
48/16 20090101AFI20250305BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 高速ハンドオーバを実施し易い無線通信装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、通信期間を複数のスロットに分割し、通信期間内の或るスロットを制御情報を送信するスロットとして使用する基地局と通信を行う通信装置であって、各基地局から制御情報を受信することにより自装置と通信可能な基地局を探索する第1手段と、探索した各基地局内から自身の接続先を選択する際に、まず、制御情報を送信するスロット単位で複数の条件に合致するか否かにより評価を行い、その際に、評価中の各スロットから見て1つ間を置いたスロットを制御情報を送信するスロットとして使用する基地局が存在する場合、そのスロットについては、加点する評価を行う第2手段と、一番高い評価をされたスロットを制御情報を送信するスロットとして使用する基地局内から接続先を選択する第3手段とを有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
単位通信期間を複数のスロットに分割し、前記単位通信期間内の或るスロットを制御情報を送信するスロットとして使用する無線基地局と無線通信を行う無線通信装置であって、
複数の前記無線基地局から前記制御情報を受信することにより自装置と通信可能な前記各無線基地局を探索する第1の無線通信制御手段と、
探索した前記無線基地局内から自身の接続先を選択する際に、まず、前記制御情報を送信するスロット単位で複数の条件に合致するか否かにより加点方式の評価を行い、その際に、評価中の各スロットから見て1つ間を置いたスロットを前記制御情報を送信するスロットとして使用する前記無線基地局が存在する場合、評価中のそのスロットについては、加点する評価を行う第2の無線通信制御手段と、
前記2の無線通信制御手段により一番高い評価をされたスロットを前記制御情報を送信するスロットとして使用する前記無線基地局内から自身の接続先を選択する第3の無線通信制御手段と
を有することを特徴とする無線通信装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記無線基地局及び当該無線通信装置は、PHS方式の無線電波によって通信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項3】
単位通信期間を複数のスロットに分割し、前記単位通信期間内の或るスロットを制御情報を送信するスロットとして使用する無線基地局と無線通信を行う無線通信装置に搭載されるコンピュータを
複数の前記無線基地局から前記制御情報を受信することにより自装置と通信可能な前記各無線基地局を探索する第1の無線通信制御手段と、
探索した前記無線基地局内から自身の接続先を選択する際に、まず、前記制御情報を送信するスロット単位で複数の条件に合致するか否かにより加点方式の評価を行い、その際に、評価中の各スロットから見て1つ間を置いたスロットを前記制御情報を送信するスロットとして使用する前記無線基地局が存在する場合、評価中のそのスロットについては、加点する評価を行う第2の無線通信制御手段と、
前記2の無線通信制御手段により一番高い評価をされたスロットを前記制御情報を送信するスロットして使用する前記無線基地局内から自身の接続先を選択する第3の無線通信制御手段と
して機能させることを特徴とする無線通信プログラム。
【請求項4】
単位通信期間を複数のスロットに分割し、前記単位通信期間内の或るスロットを制御情報を送信するスロットとして使用する無線基地局と無線通信を行う無線通信装置に使用する無線通信方法であって、
当該無線通信装置は、第1の無線通信制御手段と、第2の無線通信制御手段と、第3の無線通信制御手段とを備え、
第1の無線通信制御手段は、複数の前記無線基地局から前記制御情報を受信することにより自装置と通信可能な前記各無線基地局を探索し、
第2の無線通信制御手段は、探索した前記無線基地局内から自身の接続先を選択する際に、まず、前記制御情報を送信するスロット単位で複数の条件に合致するか否かにより加点方式の評価を行い、その際に、評価中の各スロットから見て1つ間を置いたスロットを前記制御情報を送信するスロットとして使用する前記無線基地局が存在する場合、評価中のそのスロットについては、加点する評価を行い、
第3の無線通信制御手段は、前記2の無線通信制御手段により一番高い評価をされたスロットを前記制御情報を送信するスロットして使用する前記無線基地局内から自身の接続先を選択する
ことを特徴とする無線通信方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信装置、無線通信プログラム、及び無線通信方法に関し、例えば、基地局を通じて無線通信する無線通信装置に適用し得る。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、無線通信システムにおいて、無線通信端末が複数の基地局の中から最適な基地局を選択する方法として、一般的に、複数の基地局が送出している制御信号の受信電界強度を測定し、各制御信号の受信電界強度が高い順にリスト化して、受信電界強度が高いものを選択している(特許文献1、2等)。
【0003】
図7は、PHS(Personal Handy-phone System)において、PHS端末がPHS基地局を通じて通話するシーケンスを示している。
【0004】
PHS端末は、ある一定レベル以上の電波を受信しているPHS基地局(以下、「CS」とも呼ぶ)に待受け(CSから電波を捕捉し次の動作に向けて待機している状態)をする(S1)。CSからの着信又はPHS操作者の発信動作によりPHS端末はCSへの接続動作を開始する。
【0005】
まず、PHS端末は、周囲のCSを受信電界強度でリストアップし、使用するCSを選択するCS検索を実施する(S2)。PHS端末は、選択したCS(受信電界強度の1番強いCS)から送信されている情報を収集し、接続可能なCSか否かを判断する(S3)。PHS端末は、接続可能なCSと判断した場合、CSに対して、通話可能な通話チャネル(TCH)の割当を要求する(S4)。PHS端末は、CSから利用可能なTCHの割当(指定)を受けると、TCHを利用するためにCSと同期を取る処理(同期バースト&リンク確立)を行う(S5)。そして、PHS端末は、呼の接続処理を行い(S7~S9)、割り当てられたTCHを使用して相手方と通話を行う。
【0006】
ところで、PHS端末は、移動して現在通話しているCSから遠ざかると通話の品質が悪化する。この場合、PHS端末は、通話チャネル(TCH)に使用しているスロット以外の3スロットを使い、サーチを行い他のCSの制御チャネル(CCH)を検出した場合には通話をキープした状態で検出したCSとの接続動作を行う。これにより、PHS端末は、音声の途切れのないハンドオーバ(高速ハンドオーバ)を実現している。
【0007】
例えば、図8では、スロット0でCS1を通じて通話を行っているPHS端末が、移動したことにより高速ハンドオーバを実行する例を示している。PHS端末は、図8(B)に示すように、未使用のスロット1~3をサーチし、スロット1でCCHを報知しているCS2を検出する。PHS端末は、図8(C)に示すように、CS1との通話をキープしている状態で、CS2からスロット2が割り当てられ、TCH同期~接続処理を実施する。PHS端末は、図8(D)に示すように、CS2との通話中状態に遷移した時点で、CS1側との無線を停止し、高速ハンドオーバを完了する。
【0008】
PHSには、上述の高速ハンドオーバと通常のハンドオーバの2種類のハンドオーバが存在する。通常ハンドオーバは、通話を止めてハンドオーバ先のCSとの接続処理を実施する。
【0009】
通常ハンドオーバは、音声の切断時間は長いものの、電波状況の悪い場所でも実施可能である。一方、高速ハンドオーバは、先に述べたように通話を止めずにハンドオーバ先のCSとの接続処理を実施する。高速ハンドオーバは、音声の切断時間はほとんどないものの、電波状況の比較的良い場所での実施が前提である。
【0010】
PHSでは、音声の切断時間の観点から、高速ハンドオーバの方が通常ハンドオーバより勝るため、高速ハンドオーバが実施できない場合のみ通常ハンドオーバを実施することになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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