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公開番号
2025032586
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023137941
出願日
2023-08-28
発明の名称
スキップフロア用壁パネル
出願人
ミサワホーム株式会社
代理人
個人
主分類
E04B
2/56 20060101AFI20250305BHJP(建築物)
要約
【課題】スキップフロア用壁パネルの下端部をボルトによって他の構造材に固定する固定作業と、スキップフロア用壁パネルの上端部をボルトによって他の構造材に固定する固定作業と、の両方を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】下階側の床用構造材(床パネル10b)と、上階側の床用構造材(床パネル10c)と、の間に設けられたスキップフロア用壁パネル20であって、框材2によって形成された枠体と、前記枠体の両面に貼設された面材3と、を備えており、面材3には、下側工具用開口21と、当該下側工具用開口21よりも上方に位置する上側工具用開口22と、が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
下階側の床用構造材と、上階側の床用構造材と、の間に設けられたスキップフロア用壁パネルであって、
框材によって形成された枠体と、
前記枠体の両面に貼設された面材と、を備えており、
前記面材には、下側工具用開口と、当該下側工具用開口よりも上方に位置する上側工具用開口と、が設けられていることを特徴とするスキップフロア用壁パネル。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のスキップフロア用壁パネルにおいて、
前記下側工具用開口は、前記枠体の両面に貼設された前記面材のうち、当該枠体における一方の面に貼設された第一面材に設けられており、
前記上側工具用開口は、前記枠体の両面に貼設された前記面材のうち、当該枠体における他方の面に貼設された第二面材に設けられていることを特徴とするスキップフロア用壁パネル。
【請求項3】
請求項2に記載のスキップフロア用壁パネルにおいて、
前記第一面材は、前記第二面材よりも、前記下階側の床用構造材に近い位置に設けられていることを特徴とするスキップフロア用壁パネル。
【請求項4】
請求項1に記載のスキップフロア用壁パネルにおいて、
前記下側工具用開口と前記上側工具用開口とは、前記面材に対して垂直な方向から見た場合に、重なっていないことを特徴とするスキップフロア用壁パネル。
【請求項5】
請求項1に記載のスキップフロア用壁パネルにおいて、
第一通しボルトによって、前記下階側の床用構造材を挟んで当該スキップフロア用壁パネルの下方に配置された第一構造材に連結されるとともに、
第二通しボルトによって、前記上階側の床用構造材を挟んで当該スキップフロア用壁パネルの上方に配置された第二構造材に連結されることを特徴とするスキップフロア用壁パネル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スキップフロア用壁パネルに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、連続する部屋空間の床面間に高低差を設けて壁パネル及び床パネルにより形成されるスキップフロア用の壁パネルが知られている。
特許文献1に記載のスキップフロア用壁パネルは、下部パネルに半割材を介して上部パネルを接着剤により一体化接合してなる木製のものである。また、このスキップフロア用壁パネルにおいては、下部パネル及び上部パネルに設けた工具用開口部から工具を入れて、下部パネルの上部芯材と上部パネルの下部芯材との間を貫通する通しボルトの上下端に組み付けたナットをそれぞれ締め込むことが可能となっている。そして、このスキップフロア用壁パネルのうち、上部パネルが、段差の立ち上がり部分に配置されている。以下では、上部パネルを、スキップフロア用壁パネルと呼ぶ。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-42023号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スキップフロア用壁パネルは、下端部が他の構造材にボルトによって連結(固定)されるとともに、上端部が他の構造材にボルトによって連結(固定)される場合がある。
特許文献1のスキップフロア用壁パネルは、下端部が、当該スキップフロア用壁パネルの下方に位置する下部パネル(他の構造材)に、通しボルトによって連結されている。しかしながら、特許文献1のスキップフロア用壁パネルにおいては、上端部は、他の構造材にボルトによって連結(固定)されていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、スキップフロア用壁パネルの下端部をボルトによって他の構造材に固定する固定作業と、スキップフロア用壁パネルの上端部をボルトによって他の構造材に固定する固定作業と、の両方を容易に行うことができるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、例えば図1~図3に示すように、下階側の床用構造材(床パネル10b)と、上階側の床用構造材(床パネル10c)と、の間に設けられたスキップフロア用壁パネル20であって、
框材2によって形成された枠体と、
前記枠体の両面に貼設された面材3と、を備えており、
前記面材3には、下側工具用開口21と、当該下側工具用開口21よりも上方に位置する上側工具用開口22と、が設けられていることを特徴とする。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、下側工具用開口21から工具を差し入れることが可能であるので、スキップフロア用壁パネル20の下端部をボルトによって他の構造材に固定する固定作業を、容易に行うことができる。
さらに、下側工具用開口21よりも上方に位置する上側工具用開口22から工具を差し入れることが可能であるので、スキップフロア用壁パネル20の上端部をボルトによって他の構造材に固定する固定作業を、容易に行うことができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、例えば図2、図3に示すように、請求項1に記載のスキップフロア用壁パネル20において、
前記下側工具用開口21は、前記枠体の両面に貼設された前記面材3のうち、当該枠体における一方の面に貼設された第一面材3aに設けられており、
前記上側工具用開口22は、前記枠体の両面に貼設された前記面材3のうち、当該枠体における他方の面に貼設された第二面材3bに設けられていることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、下側工具用開口21と上側工具用開口22とが、異なる面材3に設けられているので、同一の面材3に設けられている場合に比べて、スキップフロア用壁パネル20の構造的強度を高めることができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、例えば図2に示すように、請求項2に記載のスキップフロア用壁パネル20において、
前記第一面材3aは、前記第二面材3bよりも、前記下階側の床用構造材(床パネル10b)に近い位置に設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、下側工具用開口21が、上側工具用開口22よりも、下階側の床用構造材(床パネル10b)に近い位置に配置されている。したがって、下側工具用開口21を利用して、例えば、下階用の電線や通信線などを配線したり、下階用のスイッチやコンセントなどの配線器具を埋め込んだりすることができるので、配線や配線器具の埋め込みに要する手間を軽減できる。
(【0011】以降は省略されています)
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