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公開番号2025032411
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023137655
出願日2023-08-28
発明の名称車両の撮影システム
出願人株式会社ザクティ
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類H04N 7/18 20060101AFI20250305BHJP(電気通信技術)
要約【課題】大人数の乗員が乗降する車両の撮影システムであって、車内に乗降する乗員数のカウントと、車内の状態を撮影して監視することを、できるだけ少ないカメラ数で行うことにより、車両の撮影システムの普及を促進することができる車両の撮影システムを提供する。
【解決手段】S3で乗り場に到着したと判断した場合(YES判断)には、第一カメラは、S4の乗降数カウントモードに移行する。この乗降数カウントモードとは、乗車する園児と降車する園児の数を数えるモードである。また、その後、S15のバス内監視モードに移行する。このバス内監視モードとは、駐車中の通園バスの車内を、第一カメラと第二カメラで撮影して監視するモードである。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
大人数の乗員が乗降する車両の撮影システムにおいて、
乗員が乗降する車両の乗降部と乗員が着座する座席とを、同一画角で撮影できる車内位置に設置した第一のカメラ本体と、
該第一のカメラ本体を、車両の運行時には乗員数をカウントするカウントモードで使用して、車両の運行時以外には、車内を撮影して監視する車内監視モードで使用するように制御した制御手段と、
を備えたことを特徴とする車両の撮影システム。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
乗員が着座する座席を撮影できる車内位置に設置した第二のカメラ本体を備えて、
前記第一のカメラ本体を、車内の左右方向一方側の側面上部、又は天井の左右方向一方側の側端部に、設置すると共に、
前記第二のカメラ本体を、車内の左右方向他方側の側面上部、又は天井の左右方向他方側の側端部で、前記第一のカメラ本体と車両前後方向にズレた、はす向かいの位置に設置した
ことを特徴とする請求項1記載の車両の撮影システム。
【請求項3】
前記第一のカメラ本体が撮影した第一画像と、前記第二のカメラ本体が撮影した第二画像とを、同一画面で表示するモニターと、
該モニターに表示される前記第一画像と前記第二画像の何れか一方を、左右反転させて表示する制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項2記載の車両の撮影システム。
【請求項4】
第一のカメラ本体の設置位置を、前記乗降部の乗降扉が設けられ側の側面の上部、又は天井の側端部に設定した
ことを特徴とする請求項1乃至3記載の車両の撮影システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バスや電車等、大人数の乗員が乗降する車両の撮影システムに関する。特に、車両の車内等を撮影して、乗降する乗員数のカウントや車室内の監視を行う車両の撮影システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、バスや電車等の車両においては、大人数の乗員が乗降するため、車内にカメラ等を設置して、乗降する乗員を確認したり、車内の状況等を確認したりすることが行われている。
【0003】
例えば、下記特許文献1では、バスの撮影装置において、運転席の上方に設置したドアカメラで、乗降口を撮影して乗降する乗員を撮影して、フロントガラスの上方に設置した座席カメラで、座席に着座している乗員等を撮影するものが開示されている。
【0004】
この特許文献1では、このドアカメラと座席カメラによって、犯罪の有無を監視するために、車内を撮影するようにしているが、このように、バスの車内にドアカメラと座席カメラを設置することで、バスに乗降する乗員を撮影して、乗員数をカウントしたり、バスの車内を常時撮影して、車内の状況を監視したり、することが考えられる。
【0005】
近年、特に、幼稚園等の登降園時に使われる通園バスにおいては、園児のバス置き去り事故が増加しているため、こうした通園バス等に、特許文献1に記載されるようなドアカメラと座席カメラを設置して、こうした置き去り事故が発生しないようにすることが考えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-303523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、こうした車両の撮影システムを、既存のバス等に設置することを考慮すると、できるだけカメラの数を少なくした方が、設置の際に、費用を安くできるため、車両の撮影システムを普及しやすくなる。
【0008】
しかし、前述の特許文献1の車両の撮影システムによると、少なくとも、ドアカメラと座席カメラの2つが必要であり、それぞれで、乗員数をカウントして、バス車内を撮影して監視する必要があるため、カメラが最低2つ必要になるという問題があった。
【0009】
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもので、その目的は、大人数の乗員が乗降する車両の撮影システムであって、車内に乗降する乗員数のカウントと、車内の状態を撮影して監視することを、できるだけ少ないカメラ数で行うことにより、車両の撮影システムの普及を促進することができる車両の撮影システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
その目的を達成するために、この発明では、大人数の乗員が乗降する車両の撮影システムにおいて、車両の乗降部と乗員が着座する座席とを同一画角で撮影できる車内位置に、カメラ本体を設置して、該カメラ本体を、車両の運行時には乗員数をカウントするカウントモードで使用して、車両の運行時以外には車内を撮影して監視する車内監視モードで使用することを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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