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公開番号
2025031449
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023199021
出願日
2023-11-24
発明の名称
警備システム及び警備システムの制御方法
出願人
アツミ電氣株式会社
代理人
個人
主分類
G08B
25/00 20060101AFI20250228BHJP(信号)
要約
【課題】
警戒開始や警戒解除の設定忘れを防止できる警備システム及び警備システムの制御方法を提供することにある。
【解決手段】
警備装置による警戒開始又は警戒解除の起源となる警戒状態変更対象者の移動情報を把握するための警戒状態変更対象者移動状態把握手段と、警戒状態変更対象者の移動情報に基づき、警備装置における警戒の開始設定若しくは警戒の解除設定を行う又は所定の者に促す設定喚起手段とを備え、警戒状態変更対象者の移動の状況によって、警備装置における警戒の開始設定若しくは警戒の解除設定を行う又は所定の者に促すことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
警備対象施設の警備状況を監視する警備装置からなる警備システムにおいて、
該警備装置による警戒開始又は警戒解除の起源となる警戒状態変更対象者の移動情報を把握するための警戒状態変更対象者移動状態把握手段と、
該警戒状態変更対象者の該移動情報に基づき、該警備装置における警戒の開始設定若しくは警戒の解除設定を行う又は所定の者に促す設定喚起手段とを備え、
該警戒状態変更対象者の移動の状況によって、該警備装置における警戒の開始設定若しくは警戒の解除設定を行う又は所定の者に促すことを特徴とする警備システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記警戒状態変更対象者移動状態把握手段が、
前記警戒状態変更対象者の移動に伴う身体的な動きを検知して前記移動情報を把握する物理的検知手段からなることを特徴とする請求項1記載の警備システム。
【請求項3】
前記警戒状態変更対象者移動状態把握手段が、
特定の情報を記憶する情報記憶手段と、
該情報記憶手段の該特定の情報を非接触で読み取り可能な読取手段とから構成され、
該読取手段が、前記警戒状態変更対象者が所持する該情報記憶手段から該特定の情報を読み取った際に該警戒状態変更対象者の前記移動情報を把握することを特徴とする請求項1記載の警備システム。
【請求項4】
前記特定の情報が、識別情報であることを特徴とする請求項3記載の警備システム。
【請求項5】
前記警備装置に、警戒の開始の予定時間が予め記録されており、
前記設定喚起手段が、該予定時間になっても警戒の開始設定がなされなかった場合に、前記移動情報に基づき前記警戒状態変更対象者が該警備対象施設内に居るか否かを判断し、該警戒状態変更対象者が該警備対象施設内に居た時には、該警備対象施設内に居る該警戒状態変更対象者の携帯情報端末に対して該予定時間であることを知らせる通知を行うことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の警備システム。
【請求項6】
前記警備装置が、警戒がなされている状態で、人が所定の入口から前記警備対象施設に入ったとき、該警備装置が、該警備対象施設への不正侵入の警報を発するタイミングに所定の猶予時間を与える入室タイマーを起動させ、
前記設定喚起手段が、前記移動情報に基づき前記警戒状態変更対象者が該警備対象施設内に居るか否かを判断し、該警戒状態変更対象者が該警備対象施設内に居た時には、該警備対象施設内に居る該警戒状態変更対象者の携帯情報端末に対して、該猶予時間内に警戒の解除設定を行うように促す通知を行うことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の警備システム。
【請求項7】
前記設定喚起手段が、
前記警戒状態変更対象者の前記移動情報に加え、
日時の情報に基づき、前記警備装置における警戒の開始設定若しくは警戒の解除設定を行う又は所定の者に促すことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の警備システム。
【請求項8】
前記設定喚起手段が、
複数の前記警戒状態変更対象者の前記移動情報に基づき、前記警備装置における警戒の開始設定若しくは警戒の解除設定を行う又は所定の者に促すことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の警備システム。
【請求項9】
警備対象施設の警備状況を監視する警備装置からなる警備システムの制御方法において、
該警備装置による警戒開始又は警戒解除の起源となる警戒状態変更対象者の移動情報を把握し、
該警戒状態変更対象者の該移動情報に基づき、該警備装置における警戒の開始設定若しくは警戒の解除設定を行う又は所定の者に促すことを特徴とする警備システムの制御方法。
【請求項10】
前記警戒状態変更対象者の移動に伴う身体的な動きを検知して前記移動情報を把握することを特徴とする請求項9記載の警備システムの制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、警備対象施設の警備状況を監視する警備装置からなる警備システム及び警備システムの制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、警備システムでは、警備対象施設の警備状況を監視する警備装置やその他の装置により構成されている。警備装置は、警備対象施設の警戒開始や警戒解除を設定されることで、警備対象施設の監視を開始したり、監視を解除したりすることになる。
【0003】
多くの場合、その警備装置の警戒開始や警戒解除は、特定の者及び特定の警備に関する権限を与えられた者が行うことになる。しかしながら、例えば、特定の者が、本来警戒開始の設定を警備装置に対して行わなければならない状況で、警戒開始の設定を失念してしまって警備装置が警備状況の監視が開始されない状況が生じる場合がある。これは、警戒解除の場合も、同様である。
【0004】
このような、警備関係の機器の警戒開始や警戒解除のミスを防ぐ方法としては、例えば、特許文献1のような機械警備設備が提案されている。特許文献1の機械警備設備は、警備機器による警備を解除しないまま開閉部から警備領域へ入ることを阻止する。特許文献1の機械警備設備は、警備領域に出入りする開閉部に錠前を備えると共に、警備領域の警備機器による警備状態を警備解除中または警備中に切換える警備操作端末を警備領域の外に備えた機械警備設備において、錠前の鍵穴への鍵の差し込みを阻止する差し込み阻止手段を具備させ、警備操作端末による警備解除中は前記差し込み阻止手段を無効として鍵穴への鍵の差し込みを可能とし、警備中は前記差し込み阻止手段を有効として鍵穴への鍵の差し込みを不能とする鍵穴操作制御装置を設けたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-196370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に示される機械警備設備のような従来の警備システムでは、錠前等の特定の機器に対しての警戒開始や警戒解除のミスしか防ぐことができず、警備システムの全体としては不十分である。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、警戒開始や警戒解除の設定忘れを防止できる警備システム及び警備システムの制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1記載の警備システムは、警備装置による警戒開始又は警戒解除の起源となる警戒状態変更対象者の移動情報を把握するための警戒状態変更対象者移動状態把握手段と、警戒状態変更対象者の移動情報に基づき、警備装置における警戒の開始設定若しくは警戒の解除設定を行う又は所定の者に促す設定喚起手段とを備え、警戒状態変更対象者の移動の状況によって、警備装置における警戒の開始設定若しくは警戒の解除設定を行う又は所定の者に促すことを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の警備システムは、請求項1の構成に加え、警戒状態変更対象者移動状態把握手段が、警戒状態変更対象者の移動に伴う身体的な動きを検知して移動情報を把握する物理的検知手段からなることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の警備システムは、請求項1の構成に加え、警戒状態変更対象者移動状態把握手段が、特定の情報を記憶する情報記憶手段と、情報記憶手段の特定の情報を非接触で読み取り可能な読取手段とから構成され、読取手段が、警戒状態変更対象者が所持する情報記憶手段から特定の情報を読み取った際に警戒状態変更対象者の移動情報を把握することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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