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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025030018
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023134966
出願日
2023-08-22
発明の名称
抗菌剤
出願人
マクセル株式会社
,
学校法人 関西大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01N
43/40 20060101AFI20250228BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】新規な抗菌剤を提供する。
【解決手段】
下記式(1):
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025030018000015.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">51</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">111</com:WidthMeasure> </com:Image> [式中、R
1
~R
18
はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、アラルキル基、又はアラルキルオキシ基を示し、n1は1~30の整数である]
で表される化合物を含む抗菌剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記式(1):
TIFF
2025030018000013.tif
51
111
[式中、R
1
~R
18
はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、アラルキル基、又はアラルキルオキシ基を示し、n1は1~30の整数である]
で表される化合物を含む、抗菌剤。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
式(1)で表される化合物の数平均分子量Mnは900~14000である、請求項1に記載の抗菌剤。
【請求項3】
下記式(2):
TIFF
2025030018000014.tif
56
123
[式中、R
19
~R
36
はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、アラルキル基、又はアラルキルオキシ基を示し、n2は1~30の整数であり、Mは遷移金属又はそのイオンを示し、mは0~4の整数であり、Xはそれぞれ独立に単座配位子を示し、ただし、mが2以上である場合、2つ以上のXが一緒になって多座配位子を形成してよい]
で表される化合物をさらに含む、請求項1に記載の抗菌剤。
【請求項4】
式(1)で表される化合物と式(2)で表される化合物との含有比率は、モル比で、99.9:0.1~0.1:99.9である、請求項3に記載の抗菌剤。
【請求項5】
式(2)において、MはPtであり、Xはハライドであり、mは2である、請求項3に記載の抗菌剤。
【請求項6】
細菌類及びウイルスからなる群から選択される少なくとも1種に対する抗菌剤である、請求項1に記載の抗菌剤。
【請求項7】
請求項1~6のいずれかに記載の抗菌剤を含む、抗菌性物品。
【請求項8】
樹脂及び/又はガラスをさらに含む、請求項7に記載の抗菌性物品。
【請求項9】
物品本体と、該物品本体の少なくとも一部の表面に形成された被覆層とを含み、該被覆層は前記抗菌剤を含む、請求項7に記載の抗菌性物品。
【請求項10】
前記抗菌剤の含有量は、抗菌性物品の質量を基準に、0.01質量%以上である、請求項7に記載の抗菌性物品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規な抗菌剤、及び該抗菌剤を含む抗菌性物品に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、生活環境や人体への安全性の維持の観点から、抗菌剤への関心が高まっている。抗菌剤は、例えば化粧品、洗浄剤、塗料、樹脂、生活物品など、多種多様に利用されている。抗菌剤としては、有機系抗菌剤(例えば特許文献1)や無機系抗菌剤(例えば特許文献2)が知られており、有機系抗菌剤として、例えば金属原子に有機系化合物を配位させた抗菌剤などが開発されている(例えば特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平06-157014号公報
特開平10-316518号公報
特開2023-94098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
有機系抗菌剤への需要が高まりつつある中、新たな有機系抗菌剤の開発が必要とされている。
【0005】
したがって、本発明の目的は、新規な抗菌剤、及び該抗菌剤を含む抗菌性物品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、特定の式(1)で表される化合物が抗菌剤として有用であることを見出し、本発明を完成するに至った。
[1]下記式(1):
TIFF
2025030018000001.tif
51
111
[式中、R
1
~R
18
はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、アラルキル基、又はアラルキルオキシ基を示し、n1は1~30の整数である]
で表される化合物を含む、抗菌剤。
[2]式(1)で表される化合物の数平均分子量Mnは900~14000である、[1]に記載の抗菌剤。
[3]下記式(2):
TIFF
2025030018000002.tif
56
123
[式中、R
19
~R
36
はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、アラルキル基、又はアラルキルオキシ基を示し、n2は1~30の整数であり、Mは遷移金属又はそのイオンを示し、mは0~4の整数であり、Xはそれぞれ独立に単座配位子を示し、ただし、mが2以上である場合、2つ以上のXが一緒になって多座配位子を形成してよい]
で表される化合物をさらに含む、[1]又は[2]に記載の抗菌剤。
[4]式(1)で表される化合物と式(2)で表される化合物との含有比率は、モル比で、99.9:0.1~0.1:99.9である、[3]に記載の抗菌剤。
[5]式(2)において、MはPtであり、Xはハライドであり、mは2である、[3]又は[4]に記載の抗菌剤。
[6]細菌類及びウイルスからなる群から選択される少なくとも1種に対する抗菌剤である、[1]~[5]のいずれかに記載の抗菌剤。
[7][1]~[6]のいずれかに記載の抗菌剤を含む、抗菌性物品。
[8]樹脂及び/又はガラスをさらに含む、[7]に記載の抗菌性物品。
[9]物品本体と、該物品本体の少なくとも一部の表面に形成された被覆層とを含み、該被覆層は前記抗菌剤を含む、[7]又は[8]に記載の抗菌性物品。
[10]前記抗菌剤の含有量は、抗菌性物品の質量を基準に、0.01質量%以上である、[7]~[9]のいずれかに記載の抗菌性物品。
[11]前記抗菌剤の含有量は、物品本体の表面1cm
2
あたり、1μmol以上である、[9]又は[10]に記載の抗菌性物品。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、新規な抗菌剤が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1及び2で得られた化合物のCDスペクトル及びUV-vis吸収スペクトルを示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、本発明の範囲はここで説明する実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を損なわない範囲で種々の変更をすることができる。なお、本明細書に記載されている複数の上限値及び下限値は、任意に組合せて好適な数値範囲とすることができる。
【0010】
[抗菌剤]
本発明の抗菌剤は、下記式(1):
TIFF
2025030018000003.tif
51
111
[式中、R
1
~R
18
はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、アラルキル基、又はアラルキルオキシ基を示し、n1は1~30の整数である]
で表される化合物(化合物(1)ともいう)を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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