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公開番号
2025028016
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2024135156
出願日
2024-08-13
発明の名称
積載物管理装置、積載物管理方法、及びプログラム
出願人
個人
,
個人
代理人
個人
主分類
G08G
1/123 20060101AFI20250220BHJP(信号)
要約
【課題】車両の積載物を効率的に管理する。
【解決手段】配車装置は、車両の積載状態を示す積載状態データを記憶する記憶部と、制御部と、を備える。制御部は、車両の積載物と積載物の優先順位pとを特定可能な配車要求(積載要求)を受信したことに応答して、積載状態データが示す車両の積載状態に基づいて、積載要求から特定される積載物のうち、優先順位pのうちの所定順位(例えば1位)の積載物を車両に積載可能か否かを判別し(ステップS607)、所定順位の積載物を積載可能であると判別した場合(ステップS608;Yes)、積載状態データが示す車両の積載状態を、所定順位の積載物を増加した状態に更新するとともに(ステップS609)、所定順位の次位(例えば2位)の積載物を積載可能であるか否かを判別する(ステップS607)。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の積載状態を示す積載状態データを記憶する記憶部と、
車両の積載物と該積載物の優先順位とを特定可能な積載要求を受信したことに応答して、前記積載状態データが示す該車両の該積載状態に基づいて、該積載要求から特定される該積載物のうち、該優先順位のうちの所定順位の該積載物を該車両に積載可能か否かを判別し、該所定順位の該積載物を積載可能であると判別した場合、該積載状態データが示す該車両の該積載状態を、該所定順位の該積載物を増加した状態に更新するとともに、該所定順位の次位の該積載物を積載可能であるか否かを判別する制御部と、
を備える積載物管理装置。
続きを表示(約 2,800 文字)
【請求項2】
前記記憶部は、前記車両の前記積載状態毎に、前記積載物の増減を示す積載物増減パターンと、該積載物の増減後の該積載状態を特定可能な識別情報と、を対応付けて登録する第1積載物増減パターンテーブルを記憶し、
前記制御部は、前記積載状態データが示す該車両の該積載状態に対応する前記第1積載物増減パターンテーブルに、前記積載要求によって生じる前記所定順位の前記積載物の増減を示す前記積載物増減パターンが存在するか、ならびにその前記積載物増減パターンに対応する満杯状態を意味しない前記識別情報が登録されているか否かを判別することにより、該所定順位の該積載物を該車両に積載可能か否かを判別する、
ことを特徴とする請求項1に記載の積載物管理装置。
【請求項3】
前記記憶部は、前記積載物の特性の標準値を予め記憶し、
前記制御部は、前記所定順位の前記積載物の特性と前記標準値との不一致度を算出し、該算出した該不一致度に基づいて、前記第1積載物増減パターンテーブルから該当する前記積載物増減パターンの存在、ならびに満杯状態を意味しない前記識別情報を検出することにより該所定順位の該積載物の積載可否を判別し、積載可能である場合、前記積載状態データが示す該車両の前記積載状態を、検出した該識別情報が示す該積載物の増減後の該積載状態に更新する、
ことを特徴とする請求項2に記載の積載物管理装置。
【請求項4】
前記第1積載物増減パターンテーブルは、前記記憶部に前記標準値が複数記憶されている場合、該標準値毎に、前記積載物増減パターンと前記識別情報とを対応付けて登録し、
前記制御部は、前記積載要求によって生じる前記所定順位の前記積載物の増減を示す前記積載物増減パターンに対応する前記識別情報のうち、前記不一致度が(必要により定義される閾値未満であり、なおかつ)最低の該標準値に対応する満杯状態を意味しない該識別情報を前記第1積載物増減パターンテーブルから検出し、前記積載状態データが示す該車両の前記積載状態を、検出した該識別情報が示す該積載物の増減後の該積載状態に更新する、
ことを特徴とする請求項3に記載の積載物管理装置。
【請求項5】
前記積載状態データは、前記車両の停止位置間毎に、該車両の積載状態を特定可能に記憶し、
前記制御部は、前記積載状態データが示す前記車両の各停止位置間における該積載状態に基づいて、該停止位置間毎に、前記所定順位の該積載物を該車両に積載可能か否かを判別し、該停止位置間の全てにおいて該所定順位の該積載物を積載可能である場合、該所定順位の該積載物を積載可能であると判別し、該停止位置間のいずれかにおいて該所定順位の該積載物を積載不能である場合、該所定順位の該積載物を積載不能であると判別する、
ことを特徴とする請求項1に記載の積載物管理装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記積載要求を含み、利用者が予め定められた停車位置間の所定範囲内で指定した配車位置への配車を要求する配車要求を利用者端末からネットワークを介して受信する受信手段と、
複数の前記利用者端末から受信した前記配車要求のそれぞれから特定される前記配車位置のうちの少なくとも一つを経由して前記停止位置間を走行するルートの候補を複数生成する候補生成手段と、
前記候補生成手段によって生成した前記ルートの候補から、前記積載物の積載及び前記配車位置の経由により生じる前記車両の走行期間の増加分が、所定の許容範囲を超えるルートを除外する除外手段と、
前記候補生成手段によって生成した前記ルートの候補それぞれの不便さを示す数値を算出する数値算出手段と、
前記数値算出手段によって算出した前記数値が最小の前記ルートの候補を、車両の走行するルートに決定するルート決定手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の積載物管理装置。
【請求項7】
前記数値算出手段は、前記不便さを示す前記数値として、前記積載物の積載により生じる車両の運転手の労力を示す該数値を算出する、
ことを特徴とする請求項6に記載の積載物管理装置。
【請求項8】
前記ルート決定手段によって決定した前記ルートに前記指定した配車位置が含まれる前記利用者の前記利用者端末に対して、配車できる旨の通知を前記ネットワークを介して送信する一方で、前記ルートに該指定した配車位置が含まれない該利用者の該利用者端末に対して、配車できない旨を通知するとともに、該利用者に次回の車両への前記配車要求をリコメンドする通知を該ネットワークを介して送信する送信手段をさらに備え、
前記送信手段は、所定期間内に受信した前記配車要求の数が所定の上限値を超えた場合、該所定の上限値を超えた該配車要求を送信した前記利用者端末に対して、配車できない旨を通知するとともに、該利用者に次回の車両への前記配車要求をリコメンドする通知を該ネットワークを介して送信する、
ことを特徴とする請求項6に記載の積載物管理装置。
【請求項9】
車両の積載状態を示す積載状態データを記憶する記憶部を備える積載物管理装置による積載物管理方法であって、
制御部が、車両の積載物と該積載物の優先順位とを特定可能な積載要求を受信したことに応答して、前記積載状態データが示す該車両の該積載状態に基づいて、該積載要求から特定される該積載物のうち、該優先順位のうちの所定順位の該積載物を該車両に積載可能か否かを判別するステップと、
前記制御部が、該所定順位の該積載物を積載可能であると判別した場合、該積載状態データが示す該車両の該積載状態を、該所定順位の該積載物を増加した状態に更新するとともに、該所定順位の次位の該積載物を積載可能であるか否かを判別するステップと、
を備えることを特徴とする積載物管理方法。
【請求項10】
車両の積載状態を示す積載状態データを記憶する記憶部を備える積載物管理装置のコンピュータに、
車両の積載物と該積載物の優先順位とを特定可能な積載要求を受信したことに応答して、前記積載状態データが示す該車両の該積載状態に基づいて、該積載要求から特定される該積載物のうち、該優先順位のうちの所定順位の該積載物を該車両に積載可能か否かを判別する手順と、
該所定順位の該積載物を積載可能であると判別した場合、該積載状態データが示す該車両の該積載状態を、該所定順位の該積載物を増加した状態に更新するとともに、該所定順位の次位の該積載物を積載可能であるか否かを判別する手順と、
を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、積載物管理装置、積載物管理方法、及びプログラムに関し、特に、車両の積載物を効率的に管理可能な積載物管理装置、積載物管理方法、及びプログラムに関する。
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【背景技術】
【0002】
乗車希望位置を指定したユーザの中に、例えば、移動するうえでより負担となり得る属性情報(例えば、妊娠している、あるいは、何らかの病気にかかっている)を有しているユーザが存在する場合には、残りのユーザから見て移動距離の観点から多少不平等になったとしても、このような移動するうえで負担となり得る属性情報を有するユーザの負担を軽減できるよう位置に仮想バス停を設置する情報処理装置が開示されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6408118号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示の情報処理装置は、ユーザの属性情報に基づいて仮想バス停を設置するものであるため、車両にとって非効率なルートになってしまうといった課題があった。また、特許文献1に開示の情報処理装置は、ユーザの属性情報を重視するものであるため、属性によっては指定した配車位置にほとんど配車されないユーザが生じてしまい、一部のユーザにとってはほとんど役に立たないものになってしまうという課題もあった。さらに、特許文献1に開示の情報処理装置は、車両の積載物を効率的に管理できないという課題もあった。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、車両の積載物を効率的に管理可能な積載物管理装置、積載物管理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る積載物管理装置は、車両の積載状態を示す積載状態データを記憶する記憶部と、車両の積載物と該積載物の優先順位とを特定可能な積載要求を受信したことに応答して、前記積載状態データが示す該車両の該積載状態に基づいて、該積載要求から特定される該積載物のうち、該優先順位のうちの所定順位の該積載物を該車両に積載可能か否かを判別し、該所定順位の該積載物を積載可能であると判別した場合、該積載状態データが示す該車両の該積載状態を、該所定順位の該積載物を増加した状態に更新するとともに、該所定順位の次位の該積載物を積載可能であるか否かを判別する制御部と、を備える。
【0007】
上記の積載物管理装置において、前記記憶部は、前記車両の前記積載状態毎に、前記積載物の増減を示す積載物増減パターンと、該積載物の増減後の該積載状態を特定可能な識別情報と、を対応付けて登録する第1積載物増減パターンテーブルを記憶し、前記制御部は、前記積載状態データが示す該車両の該積載状態に対応する前記第1積載物増減パターンテーブルに、前記積載要求によって生じる前記所定順位の前記積載物の増減を示す前記積載物増減パターンに対応する前記識別情報が登録されているか否かを判別することにより、該所定順位の該積載物を該車両に積載可能か否かを判別する、ようにしてもよい。
【0008】
また、上記の積載物管理装置において、前記記憶部は、前記積載物の特性の標準値を予め記憶し、前記制御部は、前記所定順位の前記積載物の特性と前記標準値との不一致度を算出し、該算出した該不一致度に基づいて、該所定順位の該積載物を積載可能であると判別した場合、前記第1積載物増減パターンテーブルから前記識別情報を検出し、前記積載状態データが示す該車両の前記積載状態を、検出した該識別情報が示す該積載物の増減後の該積載状態に更新する、ようにしてもよい。
【0009】
さらに、上記の積載物管理装置において、前記第1積載物増減パターンテーブルは、前記記憶部に前記標準値が複数記憶されている場合、該標準値毎に、前記積載物増減パターンと前記識別情報とを対応付けて登録し、前記制御部は、前記積載要求によって生じる前記所定順位の前記積載物の増減を示す前記積載物増減パターンに対応する前記識別情報のうち、前記不一致度が(必要により定義される閾値を超え、なおかつ)最低の該標準値に対応する該識別情報を前記第1積載物増減パターンテーブルから検出し、前記積載状態データが示す該車両の前記積載状態を、検出した該識別情報が示す該積載物の増減後の該積載状態に更新する、ようにしてもよい。
【0010】
また、上記の積載物管理装置において、前記積載状態データは、前記車両の停止位置間(後記固定通過点のみならず後記自由通過点も含み、車両への積載物(人間または荷物)の載替を行う地点を「停止位置」と定義する。「停止位置間」とは、隣り合う停止位置相互間の意味。以下同じ)毎に、該車両の積載状態を特定可能に記憶し、前記制御部は、前記積載状態データが示す前記車両の各停止位置間における該積載状態に基づいて、該停止位置間毎に、前記所定順位の該積載物を該車両に積載可能か否かを判別し、該停止位置間の全てにおいて該所定順位の該積載物を積載可能である場合、該所定順位の該積載物を積載可能であると判別し、該停止位置間のいずれかにおいて該所定順位の該積載物を積載不能である場合、該所定順位の該積載物を積載不能であると判別する、ようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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