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公開番号2025027270
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2023131938
出願日2023-08-14
発明の名称ガス供給システム、ガス供給方法及びコンピュータープログラム
出願人エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社,株式会社オーツボ,岩谷産業株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類A01G 33/02 20060101AFI20250219BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】生体を含む容器内の液体に所定のガスを供給するシステムにおいて、液体内に溶け込んだガスをより精度よく制御すること。
【解決手段】液体と生体とを貯蔵する容器である第一槽と、前記第一槽の液体から前記生体を分離して得られる液体を貯蔵する容器である第二槽と、前記第一槽から吸い上げられた液体から前記生体を分離し、分離された液体を前記第二槽に送る分離装置と、前記第二槽内の液体に溶けている所定のガスの濃度を測定するセンサーと、液体に前記所定のガスを溶解し、前記液体を前記第一槽に送るガス溶解装置と、前記センサーの測定結果に応じて、前記ガス溶解装置を制御する制御装置と、を備えるガス供給システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体と生体とを貯蔵する容器である第一槽と、
前記第一槽の液体から前記生体を分離して得られる液体を貯蔵する容器である第二槽と、
前記第一槽から吸い上げられた液体から前記生体を分離し、分離された液体を前記第二槽に送る分離装置と、
前記第二槽内の液体に溶けている所定のガスの濃度を測定するセンサーと、
液体に前記所定のガスを溶解し、前記液体を前記第一槽に送るガス溶解装置と、
前記センサーの測定結果に応じて、前記ガス溶解装置を制御する制御装置と、
を備えるガス供給システム。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記センサーの測定結果に基づいて、1以上の閾値に応じた量のガスを溶かすように前記ガス溶解装置を制御する、請求項1に記載のガス供給システム。
【請求項3】
前記第一槽は、槽内に攪拌機を備える、請求項1に記載のガス供給システム。
【請求項4】
液体と生体とを貯蔵する容器である第一槽と、
前記第一槽の液体から前記生体を分離して得られる液体を貯蔵する容器である第二槽と、
前記第一槽から吸い上げられた液体から前記生体を分離し、分離された液体を前記第二槽に送る分離装置と、
前記第二槽内の液体に溶けている所定のガスの濃度を測定するセンサーと、
液体に前記所定のガスを溶解し、前記液体を前記第一槽に送るガス溶解装置と、を備えるガス供給システムにおいて、
前記センサーの測定結果を取得するステップと、
前記測定結果に応じて前記ガス溶解装置を制御するステップと、
を有するガス供給方法。
【請求項5】
液体と生体とを貯蔵する容器である第一槽と、
前記第一槽の液体から前記生体を分離して得られる液体を貯蔵する容器である第二槽と、
前記第一槽から吸い上げられた液体から前記生体を分離し、分離された液体を前記第二槽に送る分離装置と、
前記第二槽内の液体に溶けている所定のガスの濃度を測定するセンサーと、
液体に前記所定のガスを溶解し、前記液体を前記第一槽に送るガス溶解装置と、を備えるガス供給システムに備えられたコンピューターを、
前記センサーの測定結果に応じて、前記ガス溶解装置を制御する制御装置として機能させるためのコンピュータープログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス供給システム、ガス供給方法及びコンピュータープログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、海苔等の藻類を海水とともに貯蔵するシステムがある(例えば特許文献1参照)。これらのシステムでは、海水を循環中に酸素を注入し、酸素濃度を測定して濃度が低下すると海水を置換する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4691546号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、酸素濃度を測定するセンサーに対し海苔が影響することによって測定精度が低下してしまうことがあった。このような問題は、海苔だけの問題では無く、生体を含む容器内の液体に所定のガスを供給するシステム全般に共通する問題である。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、生体を含む容器内の液体に所定のガスを供給するシステムにおいて、液体内に溶け込んだガスをより精度よく制御することを可能にする技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、液体と生体とを貯蔵する容器である第一槽と、前記第一槽の液体から前記生体を分離して得られる液体を貯蔵する容器である第二槽と、前記第一槽から吸い上げられた液体から前記生体を分離し、分離された液体を前記第二槽に送る分離装置と、前記第二槽内の液体に溶けている所定のガスの濃度を測定するセンサーと、液体に前記所定のガスを溶解し、前記液体を前記第一槽に送るガス溶解装置と、前記センサーの測定結果に応じて、前記ガス溶解装置を制御する制御装置と、を備えるガス供給システム。
【0007】
本発明の一態様は、上記のガス供給システムであって、前記制御装置は、前記センサーの測定結果に基づいて、1以上の閾値に応じた量のガスを溶かすように前記ガス溶解装置を制御する。
【0008】
本発明の一態様は、上記のガス供給システムであって、前記第一槽は、槽内に攪拌機を備える。
【0009】
本発明の一態様は、液体と生体とを貯蔵する容器である第一槽と、前記第一槽の液体から前記生体を分離して得られる液体を貯蔵する容器である第二槽と、前記第一槽から吸い上げられた液体から前記生体を分離し、分離された液体を前記第二槽に送る分離装置と、前記第二槽内の液体に溶けている所定のガスの濃度を測定するセンサーと、液体に前記所定のガスを溶解し、前記液体を前記第一槽に送るガス溶解装置と、を備えるガス供給システムにおいて、前記センサーの測定結果を取得するステップと、前記測定結果に応じて前記ガス溶解装置を制御するステップと、を有するガス供給方法である。
【0010】
本発明の一態様は、液体と生体とを貯蔵する容器である第一槽と、前記第一槽の液体から前記生体を分離して得られる液体を貯蔵する容器である第二槽と、前記第一槽から吸い上げられた液体から前記生体を分離し、分離された液体を前記第二槽に送る分離装置と、前記第二槽内の液体に溶けている所定のガスの濃度を測定するセンサーと、液体に前記所定のガスを溶解し、前記液体を前記第一槽に送るガス溶解装置と、を備えるガス供給システムに備えられたコンピューターを、前記センサーの測定結果に応じて、前記ガス溶解装置を制御する制御装置として機能させるためのコンピュータープログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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