TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025026223
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023138437
出願日
2023-08-10
発明の名称
ペダル回転力強化装置
出願人
株式会社ジオ設計
代理人
個人
主分類
B62M
3/08 20060101AFI20250214BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】 脚力を効率的に伝達するためのペダル回転力強化装置を安価に提供する。
【解決手段】 ペダル軸にピニオンギアを取付け、ペダル前端に
第1の
軸を設けて後方が開くように付勢した可動踏板を軸着させ、
当該可動踏板
の下部前方に
第2の
軸を介してピニオンギアと噛み合うように付勢したラックギアを吊設しておくことにより、ペダリング時の可動踏板の開閉動作が
、
ラックギアとピニオンギア間で
構成される
ラチェット機構
によるラチェット作用
を生み出し、
ラックギアとピニオンギアの
噛合中は前方向のペダルの軸回転がロックされてペダルの力点が軸心から前端に移動することで、回転力を強化できるようにした。これを自転車に使えば、ペダルの交換だけで軽快で力強い走りができる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
脚力を動力として使うペダルにおいて、ペダル軸にピニオンギアを取付け、ペダル前端に軸を設けて後方が開くように付勢した可動踏板を軸着させ、その下部前方に軸を介してピニオンギアと噛み合うように付勢したラックギアを吊設しておくことにより、ペダリング時の可動踏板の開閉動作がラックギアとピニオンギア間でラチェット機構を生み出し、噛合中は前方向のペダルの軸回転がロックされてペダルの力点が軸心から前端に移動することで、回転力を強化できるようにしたことを特徴とするペダル回転力強化装置。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記ペダル軸にピニオンギアを取付け、ペダル後端に軸を設けて前方が開くように付勢した可動踏板を軸着させ、その下部前方に軸を介してピニオンギアと噛み合うように付勢したラックギアを吊設しておくことにより、回転力を強化できるようにしたことを特徴とする請求項1記載のペダル回転力強化装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、脚力を動力源とする物のペダルに関し、特に自転車においてペダルの回転力を強化させる装置の技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
脚力でペダルを踏み、車輪を回して走る手軽な移動手段として自転車があり、あらゆる面で環境に最も優しい乗り物と言えるが、体力を使うため、走行時の登り坂や向い風などの影響を受けやすいこともあり、更に効率良く走行できる技術が所望されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従前より、自転車に内装や外装のギアを装備し、筋力に合わせてギアを調整して快適に走行する方法があるが、登り坂や向い風などではギア比を落とすことで脚への負担を軽減できる反面、速度を維持しようとするとペダルの回転を速めなければならず、結局のところ、一定の運動量で走るには速度をかなり犠牲にしなければならなかった。
【0004】
また、チェーンリングをオーバル形状にして、踏み込む力を効率よくチェーンに伝達させようとする方法もあるが、定速走行では、ペダルを踏み込む位置により角速度が変わることによる違和感や、クランク側の変速がしづらいなどの欠点がある。
【0005】
本発明は、これらの問題に対し視点を変えて、脚力を最初に伝達するペダルに着目し、ペダルの交換だけで回転力を増強できるようにしたものであり、単純な機構でありながら効率的で耐久性のあるペダル回転力強化装置を、安価に提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1では、脚力を動力として使うペダルにおいて、ペダル軸にピニオンギアを取付け、ペダル前端に軸を設けて後方が開くように付勢した可動踏板を軸着させ、その下部前方に軸を介してピニオンギアと噛み合うように付勢したラックギアを吊設しておくことにより、ペダリング時の可動踏板の開閉動作がラックギアとピニオンギア間でラチェット機構を生み出し、噛合中は前方向のペダルの軸回転がロックされてペダルの力点が軸心から前端に移動することで、回転力を強化できるようにした。
【0007】
これは、ラチェット機構に回転追従機能を合わせたものであり、通常のラチェット機構だけでは、クランクの周回運動に伴い、ペダルの軸も転位しながら回転してしまうため、無理に足首を使ってその回転に追着かせない限り、一瞬で歯車から歯止めが外れて機能を失ってしまうが、本発明では、ペダリングで可動踏板が開放状態から閉じ切るまでの間、連動するラックギアがピニオンギアに対し、回転を追いかけて後押しする形で噛合状態を維持させることにより、踏力が働く約半周分のクランクの回転範囲において、ラチェット機構を追従させて機能させることができる。
【0008】
請求項2では、前記ペダル軸にピニオンギアを取付け、ペダル後端に軸を設けて前方が開くように付勢した可動踏板を軸着させ、その下部前方に軸を介してピニオンギアと噛み合うように付勢したラックギアを吊設しておくことにより、回転力を強化できるようにした。
【0009】
これは、前記ペダルとは前後逆向きのペダル踏み動作となるが、同様にラチェット機構が働き、ほぼ同様の効果が得られる。また、この場合は可動踏板の前端が解放されているため、この部分を延長すれば容易に回転力を増強することも可能である。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、クランクの軸力、トルク=ペダル踏力×クランクの長さ、に着目して効率的なペダリングを追求したものであり、仮に踏み込む力を200Nとして、クランクの長さを0.17mとし、ペダル軸から可動踏板軸間の距離を0.04mとした場合、通常のトルクは200N×0.17m=34N・mとなるのに対し、本発明のトルクは200N×(0.17m+0.04m)=42N・mとなるため、計算上では約24%のトルク強化に相当する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社ジオ設計
ペダル回転力強化装置
1日前
個人
折り畳み自転車
2か月前
個人
自転車用傘捕捉具
3か月前
個人
体重掛けリフト台車
3か月前
個人
自転車用荷台
7か月前
個人
アタッチメント
3か月前
個人
キャンピングトライク
29日前
井関農機株式会社
作業車両
8か月前
個人
自転車用荷物台
3か月前
株式会社CPM
駐輪機
4か月前
個人
スライドレインプルーフ
9か月前
個人
ステアリングの操向部材
1か月前
株式会社クラベ
面状ユニット
9か月前
個人
ステアリングの操向部材
6か月前
祖峰企画株式会社
平台車
7か月前
株式会社三五
リアサブフレーム
2か月前
帝人株式会社
車両構造体
9か月前
三甲株式会社
台車
6か月前
三甲株式会社
台車
6か月前
豊田合成株式会社
操舵装置
4か月前
学校法人千葉工業大学
車両
2か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
4か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
4か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
4か月前
学校法人千葉工業大学
車両
2か月前
学校法人千葉工業大学
車両
2か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
4か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
4か月前
個人
足踏みペダル式自転車
9か月前
アルインコ株式会社
運搬台車
8か月前
株式会社クボタ
作業車
7か月前
株式会社カインズ
台車
5日前
株式会社クボタ
作業車
7か月前
株式会社オカムラ
搬送用什器
1日前
株式会社カインズ
台車
2か月前
アルインコ株式会社
運搬台車
8か月前
続きを見る
他の特許を見る