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公開番号2025025824
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130976
出願日2023-08-10
発明の名称キャリアの移動行程の始点と終点の測定システム
出願人創意門有限公司
代理人弁理士法人白坂
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250214BHJP(信号)
要約【課題】キャリアの移動行程の始点と終点の測定システムを提供する。
【解決手段】測定システムは、キャリアに設置され、且つ、プロセッサ、高速画像キャプチャユニット、衛星測位ユニット、画像識別ユニット、および、ディスプレイユニット、を有する。衛星測位ユニットは、衛星信号を受信して、キャリアの位置データを生成する。高速画像キャプチャユニット、画像識別ユニット、ディスプレイユニットは、プロセッサに電気的に接続される。地面に特定構造が存在し、且つ、位置データが、所定の範囲内にある時、プロセッサは、高速画像キャプチャユニットを起動して、標準線と特定構造の同枠画像を、判定画像として捕捉し、且つ、それらの判定画像中の標準線と地面の特定構造との距離の変化に基づいて、キャリアの移動行程の始点、終点、および、行程時間を決定し、始点の時刻、終点の時刻、および、行程時間を、全て、ディスプレイユニットに表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
キャリア移動行程の始点と終点の測定システムであって、キャリアに設置され、前記キャリア移動行程の始点と終点の測定システムは、
プロセッサと、
前記プロセッサと電気的に接続される高速画像キャプチャユニットと、
前記プロセッサと電気的に接続されて、衛星信号を受信して、前記キャリアの位置データを生成する衛星位置測定ユニットと、
前記プロセッサと電気的に接続される画像識別ユニットと、
前記プロセッサと電気的に接続されるディスプレイユニットと、
を有し、
地面に特定構造があり、且つ、前記位置データが、所定の範囲内にあるとき、前記プロセッサは、前記高速画像キャプチャユニットを起動して、標準線と前記特定構造の同枠画像を、判定画像として捕捉し、且つ、前記判定画像中の前記標準線と前記地面の特定構造との距離の変化に基づいて、前記キャリアの移動行程の始点、終点、および、行程時間を決定し、前記始点の時刻、終点の時刻、および、行程時間を、全て、前記ディスプレイユニットに表示することを特徴とするキャリア移動行程の始点と終点の測定システム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、前記位置データの変化に基づいて生成された速度データの数値に基づいて、前記高速画像キャプチャユニットを停止し、前記高速画像キャプチャユニットにより、時系列で、複数の判定画像を捕捉し、前記画像識別ユニットは、前記の複数の判定画像を認識し、前記標準線と前記地面の特定構造との距離が、無変化から、変化を生じる前記判定画像に対応する時間を、前記キャリアの移動行程の始点として判定し、前記標準線と前記地面の特定構造との距離が、一定の範囲になるまで変化し続ける前記判定画像に対応する時間を、前記キャリアの移動行程の終点として判定することを特徴とする請求項1に記載のキャリア移動行程の始点と終点の測定システム。
【請求項3】
さらに、前記プロセッサに電気的に接続された加速度センサーを有し、前記キャリアが、移動を開始または停止する際、前記加速度センサーは、加速度データを生成し、前記プロセッサは、前記加速度データの数値に基づいて、前記キャリアの移動行程の始点と終点を判定することを特徴とする請求項1に記載のキャリア移動行程の始点と終点の測定システム。
【請求項4】
キャリア移動行程の始点と終点の測定システムであって、第一キャリアに設置される第一ホスト、地面に設置される第二ホスト、地面に設置される第三ホストを有し、
前記第一ホストは、
第一プロセッサと、
前記第一プロセッサに電気的に接続され、測定電磁波を送受信する第一電磁波送受信ユニットと、
前記第一プロセッサに電気的に接続される第一ディスプレイユニットと、
を有し、
前記第二ホストは、
第二プロセッサと、
前記第二プロセッサに電気的に接続され、測定電磁波を送受信する第二電磁波送受信ユニット、
を有し、
前記第三ホストは、
第三プロセッサと、
前記第三プロセッサに電気的に接続される高速画像キャプチャユニットと、
を有し、
前記第一プロセッサは、前記第一電磁波送受信ユニットが受信した電磁波の強度の変化を計算する、あるいは、前記第二プロセッサは、前記第二電磁波送受信ユニットが受信した電磁波の強度の変化を計算して、前記第一キャリアの行程の始点と終点の時刻を判定し、また、前記始点の時刻、前記終点の時刻、および、前記行程の時間は、全て、前記第一ディスプレイユニットに表示され、
前記電磁波の強度が、所定の値に達したとき、前記高速画像キャプチャユニットは、標準線と前記第一キャリアの同枠画像を、判定画像として捕捉し、且つ、前記複数の判定画像中の前記標準線と前記第一キャリアとの距離の変化の有無に基づいて、前記キャリアの移動行程の始点、前記移動行程の終点、および、行程時間を判定することを特徴とするキャリア移動行程の始点と終点の測定システム。
【請求項5】
さらに、第二キャリアに配置される第四ホストを有し、
前記第四ホストは、
第四プロセッサと、
前記第四プロセッサに電気的に接続されて、測定電磁波を送受信する第四電磁波送受信ユニットと、
前記第四プロセッサに電気的に接続される第四ディスプレイユニットと、
前記第四プロセッサに電気的に接続される第四身分識別ユニットと、
を有し、
前記第一ホストは、さらに、第一身分識別ユニットを有し、前記第一身分識別ユニットは、前記第一プロセッサに電気的に接続され、前記第一身分識別ユニットと前記第四身分識別ユニットは、それぞれ、身分識別信号を、前記第二ホストに送信し、
前記第四プロセッサは、前記第四電磁波送受信ユニットが受信した電磁波の強度の変化を計算する、あるいは、前記第二プロセッサは、前記第二電磁波送受信ユニットが受信した電磁波の強度の変化を計算して、前記第二キャリアの行程の始点と終点の時刻を判定し、また、前記始点の時刻、前記終点の時刻、および、前記行程の時間は、すべて、前記第四ディスプレイユニットに表示されることを特徴とする請求項4に記載のキャリア移動行程の始点と終点の測定システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャリアの運動状態を測定する技術分野に関するものであり、特に、キャリアの移動行程の始点と終点を正確に測定するキャリア移動行程の始点・終点の測定システムに関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
各種カーレースは、現在、非常に人気のあるスポーツであり、レースの勝敗は、主に、コース上での移動時間の長短に基づいて決定される。キャリアのスタートラインからの出発時間、および、ゴールラインへの到着時間は、レースの勝敗を判断する重要な要素である。そのため、現在のレース会場には、タイマーが設置されている。
【0003】
現在のタイマーには、電磁感応式のタイマー、あるいは、衛星信号位置測定式のタイマーがある。現有の電磁感応式のタイマーは、地面に埋め込まれるか、あるいは、空中に設置される。このような設置方式のタイマーは、二個の固定場所に設置する必要がある。そのため、レースの起点と終点が変更される場合、タイマーを再配置する必要があり、空中に設置されたタイマーは、移動が容易で、固定場所に制約されないが、天候の影響を受けやすく、設置構造の安定性に問題が生じる可能性がある。現有の衛星信号位置測定式のタイマーは、大気条件や地形物体による影響を受けやすく、位置情報のドリフト問題が生じる可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
よって、本発明は、キャリアの移動行程の始点と終点を正確に測定するための測定システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態によるキャリア移動行程の始点・終点の測定システムは、キャリアに設置され、且つ、プロセッサ、高速画像キャプチャユニット、衛星測位ユニット、画像識別ユニット、および、ディスプレイユニットを有する。高速画像キャプチャユニットは、プロセッサに電気的に接続される。衛星測位ユニットは、プロセッサに電気的に接続され、且つ、衛星信号を受信して、キャリアの位置データを生成する。画像識別ユニットは、プロセッサに電気的に接続される。ディスプレイユニットは、プロセッサに電気的に接続される。地面に特定構造が存在し、且つ、位置データがあらかじめ決められた範囲内にある時、プロセッサは、高速画像キャプチャユニットを起動して、標準線と特定構造の同枠画像を、判定画像として捕捉し、且つ、それらの判定画像中の標準線と地面の特定構造との距離の変化に基づいて、キャリアの移動行程の始点、移動行程の終点、および、行程時間を決定し、始点の時刻、終点の時刻、および、行程時間を、全て、ディスプレイユニットに表示する。
【0006】
本発明の別の実施形態によるキャリア移動行程の始点・終点の測定システムは、第一ホスト、第二ホスト、および、第三ホストを有する。第一ホストは、第一キャリアに設置され、第一プロセッサ、第一電磁波送受信ユニット、および、第一ディスプレイユニットを有する。第一電磁波送受信ユニットは、第一プロセッサに電気的に接続され、測定電磁波を送受信する。第一ディスプレイユニットは、第一プロセッサに電気的に接続される。第二ホストは、地面に設置され、且つ、第二プロセッサ、および、第二電磁波送受信ユニットを有し、第二プロセッサに電気的に接続され、測定電磁波を送受信する。第三ホストは、地面に設置され、且つ、第三プロセッサ、および、高速画像キャプチャユニットを有する。高速画像キャプチャユニットは、第三プロセッサに電気的に接続される。第一プロセッサが、第一電磁波送受信ユニットが受信した電磁波の強度の変化を計算する、あるいは、第二プロセッサが、第二電磁波送受信ユニットが受信した電磁波の強度の変化を計算して、第一キャリアの移動行程の始点と終点の時刻を判定し、また、始点の時刻、終点の時刻、および、行程の時間は、すべて、第一ディスプレイユニットに表示される。電磁波の強度が、所定値に達したとき、高速画像キャプチャユニットは、標準線と第一キャリアの同枠画像を、判定画像として捕捉し、且つ、それらの判定画像中の標準線と第一キャリアの距離との変化の有無に基づいて、キャリアの移動行程の始点、移動行程の終点、および、行程時間を決定する。
【発明の効果】
【0007】
本発明のシステムにより、従来の技術における環境の影響による位置情報の不正確さや、キャリアの移動行程の始点と終点の時間を正確に測定できず、また、始点と終点が変動するときの測定システムの施工と設置が困難な問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態によるキャリアの移動行程の始点・終点の測定システムを、キャリアに取り付けた概念図である。
図1のキャリア移動行程の始点・終点の測定システムのブロック図である。
標準線と特定構造の同枠画像を、判定画像とする概念図である。
複数の判定画像中から、標準線と地面の特定構造との距離が変化を生成するかを判断して、キャリアの移動開始時点を判定する概念図である。
本発明の別の実施形態によるキャリア移動行程の始点・終点の測定システムの概念図である。
図5のキャリア移動行程の始点・終点の測定システムのブロック図である。
第三ホストが標準線とキャリアの同枠画像を捕捉して、キャリアがゴールラインに到達したかどうかを判定する概念図である。
本発明のさらに別の実施形態によるキャリア移動行程の始点・終点の測定システムの概念図である。
図8のキャリア移動行程の始点・終点の測定システムのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1、図2、図3、および、図4は、本発明の一実施形態によるキャリア移動行程の始点・終点の測定システムを示す図である。本実施形態によるキャリア移動行程の始点・終点の測定システム1は、キャリアHに取り付けられており、本実施形態のキャリアHは、レース用のレースカーであるが、これに限定されず、オートバイ、自転車、船舶、または航空機など、他の種類のキャリアであっても使用することができる。図1に示されるように、キャリアHは、レースのスタートラインS付近まで走行し、スタートラインSは、黒と白の縞模様のグリッド構造である。
【0010】
図2に示されるように、本実施形態によるキャリア移動行程の始点・終点の測定システム1は、プロセッサ10、高速画像キャプチャユニット20、衛星測位ユニット30、画像識別ユニット40、および、ディスプレイユニット50、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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