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公開番号
2025025778
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130889
出願日
2023-08-10
発明の名称
電気錠、施解錠装置およびハンドル錠
出願人
株式会社オプナス
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E05B
49/00 20060101AFI20250214BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】 物理キーが不要な電気錠であって、デッドボルトの移動が不可の異常状態になった場合でも、操作者(ユーザ)により容易に異常状態を解消することが可能な電気錠、施解錠装置およびこれを備えたハンドル錠を提供する。
【解決手段】電気錠100は、扉DRの施解錠を行うデッドボルト32を動作させることが可能であり、情報入力部102と、デッドボルト32の動作に異常が生じた場合に該異常を解消する非常時施解錠手段200を備え、非常時施解錠手段200は、手動操作部220と、手動操作部220の動力をデッドボルトに伝達可能な動力伝達手段202と、動力伝達手段202による動力の伝達状態および遮断状態を切り替える切替手段210と、切替手段210の駆動源となるモーター201と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
扉の一方側から該扉の施解錠を行うデッドボルトを動作させることが可能な電気錠であって、
情報入力部と、
前記デッドボルトの動作に異常が生じた場合に該異常を解消する非常時施解錠手段を備え、
前記非常時施解錠手段は、
前記一方側に設けられる手動操作部と、
前記手動操作部の動力を前記デッドボルトに伝達可能な動力伝達手段と、
前記動力伝達手段による動力の伝達状態および遮断状態を切り替える切替手段と、
前記切替手段の駆動源となるモーターと、を有する、
ことを特徴とする電気錠。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
制御部を備え、
前記制御部は、前記デッドボルトの動作が正常の場合には前記切替手段を遮断状態とし、前記動作に前記異常が生じた場合に前記切替手段を前記伝達状態に切り替える、
ことを特徴とする請求項1に記載の電気錠。
【請求項3】
前記デッドボルトの駆動源となる他のモーターを備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の電気錠。
【請求項4】
制御部を備え、
前記制御部は、前記情報入力部を介して受け付けた入力情報と、前記デッドボルトを動作させるための認証情報とを照合し、該入力情報と該認証情報とが一致した場合に前記他のモーターにより該デッドボルトを解錠方向に移動する、
ことを特徴とする請求項3に記載の電気錠。
【請求項5】
前記デッドボルトの状態を検知する検知部を備え、
前記検知部が前記デッドボルトの前記異常を検知した場合に、前記非常時施解錠手段によって該異常を解消するモードに切り替わる、
ことを特徴とする請求項1に記載の電気錠。
【請求項6】
前記切替手段は、ウォームギヤと、該ウォームギヤおよび前記動力伝達手段に係合するカムを有し、
前記モーターは前記ウォームギヤを回転させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の電気錠。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電気錠と、
前記扉に収容され、前記デッドボルトを備える錠ケースと、を有する施解錠装置。
【請求項8】
請求項7に記載の施解錠装置を備えるハンドル錠。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気錠、施解錠装置およびハンドル錠に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、物理的なキーを用いることなく、例えば暗証番号の入力等による認証作業のみでデッドボルト(カンヌキ)を動作させ、扉等の施解錠を行うことが可能な電気錠が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の電気錠は、屋外側からはテンキー操作により入力された暗証番号により認証作業を行い、認証された場合にはモーターによりデッドボルトを解錠側または施錠側に動作させる。また、室内側からはサムターンの手動操作によりデッドボルトを解錠側または施錠側に動作させる。
【0004】
このような電気錠の場合、物理キーが不要となるため、例えば賃貸物件などに設置する場合において、管理者等における電気錠の管理作業が容易になるメリットがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-123948号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、物理キーが不要の従来の電気錠では、特に室外側からの施解錠動作において、モーターにより移動するデッドボルトが途中で停止してしまった場合には他の施解錠手段がなく、例えば電気錠の取り付け業者に施解錠を依頼する必要があるなど、手間がかかる問題がある。
【0007】
具体的に、経年変化や建付けの状態によって、電気錠が設置されている扉が歪み、扉枠に対する位置ずれ(扉が扉枠に対して下がるなどのずれ)が生じる場合がある。その結果、扉枠側(玄関や部屋など)に設けられたストライク(凹部)に対して進退するデッドボルトの移動軌跡が本来の位置とずれてしまう。この状態でモーターによってデッドボルトがストライクに対して突出(進出)あるいはストライクから退出すると、移動途中でストライクの内部と干渉し、物理的に進出側および退出側のいずれにも移動が不可となる場合がある。あるいはまたデッドボルトがストライクと干渉した場合には制御上のエラーとしてモーターによるデッドボルトの移動を停止する場合もある。
【0008】
そうなると、物理キーによる手動の施解錠動作ができないため、電気錠の取り付け業者による施解錠を待つほか手段がなく、時間、手間及びコストがかかる問題があった。
【0009】
本発明は、このような従来の問題点を解決するためになされたものであって、物理キーが不要な電気錠であって、デッドボルトの移動が不可の異常状態になった場合でも、操作者(ユーザ)により容易に異常状態を解消することが可能な電気錠、施解錠装置およびこれを備えたハンドル錠を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、扉の一方側から該扉の施解錠を行うデッドボルトを動作させることが可能な電気錠であって、情報入力部と、前記デッドボルトの動作に異常が生じた場合に該異常を解消する非常時施解錠手段を備え、前記非常時施解錠手段は、前記一方側に設けられる手動操作部と、前記手動操作部の動力を前記デッドボルトに伝達可能な動力伝達手段と、前記動力伝達手段による動力の伝達状態および遮断状態を切り替える切替手段と、前記切替手段の駆動源となるモーターと、を有する、ことを特徴とする電気錠に係るものである。
(【0011】以降は省略されています)
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