TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025025550
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130399
出願日2023-08-09
発明の名称改装建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 1/56 20060101AFI20250214BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】金属部と樹脂部とを有する既設枠に新設枠を取り付ける改装建具において、防火性能を向上させることができる改装建具を提供すること。
【解決手段】改装建具1は、建物躯体100の開口部に取り付けられ、金属部211,221,231,241と樹脂部212,222,232,233,242とを有する既設枠21,22,23,24と、既設枠21,22,23,24の内周側に取り付けられる新設枠31,32,33,34と、既設枠21,22,23,24と新設枠31,32,33,34との間の空間に向かって発泡するように既設枠21,22,23,24に取り付けられる加熱発泡材711,712,713,721,722,731,732,741,742と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
建物躯体の開口部に取り付けられ、金属部と樹脂部とを有する既設枠と、
前記既設枠の内周側に取り付けられる新設枠と、
前記既設枠と前記新設枠との間の空間に向かって発泡するように前記既設枠に取り付けられる加熱発泡材と、を備える改装建具。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記金属部は、枠により構成され、
前記樹脂部は、前記金属部の前記枠の内周側に取り付けられる、請求項1に記載の改装建具。
【請求項3】
前記加熱発泡材は、前記樹脂部に取り付けられる、請求項1又は2に記載の改装建具。
【請求項4】
前記加熱発泡材は、前記金属部に取り付けられる、請求項1又は2に記載の改装建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、改装建具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建物の開口部をリフォーム等で改装する場合に、開口部に取り付けられている既設枠の内周側に新設枠を取り付けることが行われている。例えば、特許文献1には、既設枠の内周側に新設枠を対面するように配置させた改装建具が開示されている。ここで、既設枠が、アルミニウム等の金属部に樹脂部を取り付けた複合構造であることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-178575号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
改装建具において、既設枠がアルミニウム等の金属部に樹脂部を取り付けた複合構造である場合、防火性能を向上させる観点から、既設枠の樹脂部の火災時の燃焼を防ぐために、既設枠から樹脂部を取り除いた後に、新設枠を取り付けることが望ましい。しかし、金属部と樹脂部とを有する既設枠から、樹脂部を取り外すことが簡単ではないことが多かった。そのため、金属部と樹脂部とを有する複合構造の既設枠に、新設枠を取り付ける改装建具において、防火性能を向上させることが望まれている。
【0005】
本開示は、金属部と樹脂部とを有する既設枠と、既設枠に取り付けられる新設枠と、を備え、防火性能を向上させることができる改装建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、建物躯体の開口部に取り付けられ、金属部と樹脂部とを有する既設枠と、前記既設枠の内周側に取り付けられる新設枠と、前記既設枠と前記新設枠との間の空間に向かって発泡するように前記既設枠に取り付けられる加熱発泡材と、を備える改装建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る改装建具を室外側から見た正面図である。
図1に示す改装建具の縦断面図である。
図1に示す改装建具の横断面図である。
図2に示す改装建具の上枠部分を拡大して示す縦断面図である。
図2に示す改装建具の下枠部分を拡大して示す縦断面図である。
図3に示す改装建具の左側の縦枠部分を拡大して示す横断面図である。
図3に示す改装建具の右側の縦枠部分を拡大して示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。本実施形態に係る改装建具1は、既設枠2が建物躯体100の開口部に取り付けられた状態で、既設枠2に新設枠3を取り付けるリフォーム用の改装建具である。
【0009】
本明細書において、見込み方向とは、改装建具1における室内外方向に沿う方向である。見付け方向とは、改装建具1における面材の面方向に沿う方向であり、見込み方向に対して直交する方向である。「見付け面」は、改装建具1における室外側及び室内側に面するそれぞれの面を意味し、「見込み面」は、改装建具1において室内外方向に延びる面を意味する。図面において、改装建具1の室外側を「室外側X1」とし、改装建具1の室内側を「室内側X2」とする。改装建具1を正面視したときの横方向を「左右」とする。改装建具1を正面視したときの改装建具1の中央部に向かう方向を「内方」とし、改装建具1の中央部から離れる方向を「外方」とする。
【0010】
本実施形態に示す改装建具1は、木質系の建物躯体100の開口部に納められた引き違い窓タイプの改装サッシである。図1に示すように、改装建具1は、既設枠2と、新設枠3と、2枚の障子41,42と、1枚の網戸43(図2及び図3参照)と、を有する。既設枠2は、建物躯体100の開口部における上下左右の四周に亘って取り付けられる。新設枠3は、既設枠2の内周側における上下左右の四周に亘って取り付けられる。障子41,42及び網戸43は、新設枠3の内側に左右方向にスライド移動可能に納められる。図1に示すように、室内側X2に配置される障子41には、クレセント錠44が取り付けられている。図1において、網戸43は図示を省略している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
防犯網戸システム
1か月前
株式会社ハウテック
2か月前
三協立山株式会社
サッシ
2か月前
個人
ドア越し対応安心プレート
2か月前
三協立山株式会社
防火設備
16日前
三協立山株式会社
建築装置
2日前
株式会社大林組
障子
8日前
三協立山株式会社
防火設備
16日前
三協立山株式会社
連結設備
15日前
三協立山株式会社
改装サッシ
2か月前
三協立山株式会社
開口部建材
1日前
三協立山株式会社
開口部装置
3か月前
三協立山株式会社
改装サッシ
2か月前
三協立山株式会社
改装サッシ
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
袖ユニット
23日前
三協立山株式会社
開口部建材
29日前
三協立山株式会社
開口部建材
29日前
三協立山株式会社
開口部建材
22日前
三協立山株式会社
開口部建材
29日前
三協立山株式会社
開口部装置
23日前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
三協立山株式会社
開口部建材
1日前
三協立山株式会社
開口部建材
1日前
大林株式会社
ゲートの製造方法
1日前
株式会社ニチベイ
電動遮蔽装置
2か月前
個人
防犯用扉装置
2か月前
個人
戸枠装置及び戸枠の施工方法
1か月前
立川機工株式会社
遮蔽装置
1か月前
株式会社大林組
建築物
15日前
株式会社大林組
シャッター装置
2か月前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
2か月前
長谷川工業株式会社
梯子体
29日前
三協立山株式会社
開口部建材の製造方法
29日前
松本金属株式会社
面格子の取り付け構造
1か月前
続きを見る