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公開番号2025039185
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2023146087
出願日2023-09-08
発明の名称電動シャッター装置
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E06B 9/68 20060101AFI20250313BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】過負荷検知の感度を容易に設定できる電動シャッター装置を提供する。
【解決手段】上限位置と下限位置との間でシャッターカーテンの開閉動作を行う。シャッターカーテンを開閉駆動するモータと、モータを制御することによって開閉動作を行うとともに、開閉動作中においてモータの回転量に応じてモータの過負荷状態を検知する過負荷検知を実行するシャッター制御装置と、を備える。シャッター制御装置は、シャッターカーテンの閉動作中の過負荷検知により過負荷状態が検知された場合にはシャッターカーテンの現在位置に基づいて下限位置を設定する第1の処理部と、シャッターカーテンの閉動作中に過負荷状態の有無に関する閾値を設定する第2の処理部と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
上限位置と下限位置との間でシャッターカーテンの開閉動作を行う電動シャッター装置であって、
前記シャッターカーテンを開閉駆動するモータと、
前記モータを制御することによって前記開閉動作を行うとともに、前記開閉動作中において前記モータの回転量に応じて前記モータの過負荷状態を検知する過負荷検知を実行するシャッター制御装置と、
を備え、
前記シャッター制御装置は、
前記シャッターカーテンの閉動作中の前記過負荷検知により前記過負荷状態が検知された場合には前記シャッターカーテンの現在位置に基づいて前記下限位置を設定する第1の処理部と、
前記シャッターカーテンの閉動作中に前記過負荷状態の有無に関する閾値を設定する第2の処理部と、
を有する、電動シャッター装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記第2の処理部は、
前記シャッターカーテンの全閉位置における前記モータの負荷値と、
前記全閉位置よりも前記シャッターカーテンの開側に位置する所定位置における前記モータの負荷値と、
前記シャッターカーテンの全開位置と前記所定位置との間における前記モータの負荷値の最大値と、を用いて前記閾値を設定する、
請求項1に記載の電動シャッター装置。
【請求項3】
前記全閉位置における前記モータの負荷値をFcとし、
前記所定位置における前記モータの負荷値をFaとし、
前記全開位置と前記所定位置との間における前記モータの負荷値の最大値をPとすると、
前記閾値は、P+Fc-Faによって算出される、
請求項2に記載の電動シャッター装置。
【請求項4】
前記閾値は、前記全閉位置と前記全開位置との間において移動平均または一定区間平均に設定されている、
請求項3に記載の電動シャッター装置。
【請求項5】
上限位置と下限位置との間でシャッターカーテンの開閉動作を行う電動シャッター装置であって、
前記シャッターカーテンを開閉駆動するモータと、
前記モータを制御することによって前記開閉動作を行うとともに、前記開閉動作中において前記モータの回転量に応じて前記モータの過負荷状態を検知する過負荷検知を実行するシャッター制御装置と、
を備え、
前記シャッター制御装置は、
前記シャッターカーテンの閉動作中の前記過負荷検知により前記過負荷状態が検知された場合には前記シャッターカーテンの現在位置に基づいて前記下限位置を設定する第1の処理部と、
前記過負荷状態の有無に関する閾値を前記シャッターカーテンの大きさと対応づけたテーブルとして格納する格納部と、
を有し、
前記格納部に格納され前記シャッターカーテンの大きさと対応する前記閾値を用いて前記過負荷検知を実行する、電動シャッター装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電動シャッター装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
モータを使用してシャッターカーテンを開閉する電動シャッター装置が知られている。特許文献1には、駆動装置の制御部にモータ過負荷検知部を設けることによって、シャッターカーテンの動作中にシャッターカーテンが障害物に当接した等の異常検知が可能な電動シャッター装置が開示されている。
【0003】
特許文献1の電動シャッター装置では、過負荷検知部を利用することによって、シャッターカーテンが開口部の上限位置に達したこと、及び、下限位置に達したことを検出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-084644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
窓用等の小さいサイズの電動シャッター装置では、シャッターカーテンの重量が小さいため、シャッターカーテンの重量が大きい電動シャッター装置と比較して過負荷検知しづらい。電動シャッター装置においては、シャッターカーテンの大きさに応じて過負荷検知の閾値を設定して感度を調整する必要がある。
【0006】
個々のシャッターカーテンの大きさに対応して工場出荷時あるいは現地設置時に過負荷検知感度を個々の装置に入力するのは煩雑であり時間を要するという問題がある。
【0007】
本開示は、以上のような点を考慮してなされたもので、過負荷検知の感度を容易に設定できる電動シャッター装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の態様は、上限位置と下限位置との間でシャッターカーテンの開閉動作を行う電動シャッター装置であって、前記シャッターカーテンを開閉駆動するモータと、前記モータを制御することによって前記開閉動作を行うとともに、前記開閉動作中において前記モータの回転量に応じて前記モータの過負荷状態を検知する過負荷検知を実行するシャッター制御装置と、を備え、シャッター制御装置は、前記シャッターカーテンの閉動作中の前記過負荷検知により前記過負荷状態が検知された場合には前記シャッターカーテンの現在位置に基づいて前記下限位置を設定する第1の処理部と、前記シャッターカーテンの閉動作中に前記過負荷状態の有無に関する閾値を設定する第2の処理部と、を有する、電動シャッター装置である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るシャッターシステムの概略構成の一例を示す図である。
本実施形態に係るシャッター制御装置の概略構成図である。
シャッター制御装置の復帰処理を実行する制御部の機能ブロック図である。
電動シャッター装置の制御方法を説明するための図である。
電動シャッター装置の制御方法を説明するための図である。
電動シャッター装置の制御方法の変形例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の電動シャッター装置の実施の形態を、図1から図6を参照して説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、この開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺等を異ならせている。
(【0011】以降は省略されています)

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