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公開番号2025034635
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141133
出願日2023-08-31
発明の名称開閉体の吊元構造
出願人文化シヤッター株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 9/15 20060101AFI20250306BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】開閉体のズレを規制することで、スラットの接触による異音や損傷を抑制できる開閉体の吊元構造を提供する。
【解決手段】建物の開口部13を昇降する開閉体15を、開口部13上方に設けたシャフト19に回転自在とされる複数のホイール25に巻き取り・繰り出して開口部13を開閉する開閉体の吊元構造であって、開閉体15は、最上端に連結された上縁スラット33が、ホイールに固定された吊元部材35の下連結部39に上連結部41が係合することで吊り持ちされ、上縁スラット33の長手方向両端には、シャフト両端のホイールに取り付けられた吊元部材35の下連結部39における外側端面55よりも上縁スラットの端部に配設されて規制部材37が固定され、規制部材37は、上縁スラット33に固定される基部53と、上連結部41を乗り越える屈曲形状に形成されて吊元部材35の下連結部39の外側端面55に当接する規制部57と、を有する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
建物の開口部を昇降して開閉となる開閉体を、前記開口部の上方に設けたシャフトに回転自在に取り付けられる複数のホイールに対し巻き取り・繰り出して前記開口部を開閉する開閉体の吊元構造であって、
前記開閉体は、最上端に連結された上縁スラットが、前記ホイールのそれぞれに固定された吊元部材の下連結部に、上連結部が横方向からスライドされて係合することで吊り持ちされ、
前記上縁スラットの長手方向両端には、前記シャフトの両端側に配置される2つの前記ホイールに取り付けられた前記吊元部材の下連結部における外側端面よりも前記上縁スラットの端部に配設されて前記開閉体の前記シャフトに沿う方向のスライドを規制する規制部材がそれぞれ固定され、
前記規制部材は、前記上縁スラットの板面に固定される基部と、前記基部から前記上縁スラットの前記上連結部を乗り越える屈曲または湾曲した形状に形成されて前記吊元部材の下連結部における外側端面に当接する規制部と、を有することを特徴とする開閉体の吊元構造。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
建物の開口部を昇降して開閉となる開閉体を、前記開口部の上方に設けたシャフトに回転自在に取り付けられる複数のホイールに対し巻き取り・繰り出して前記開口部を開閉する開閉体の吊元構造であって、
前記開閉体は、最上端に連結された上縁スラットが、前記ホイールのそれぞれに固定された吊元部材の下連結部に、上連結部が横方向からスライドされて係合することで吊り持ちされ、
前記上縁スラットの長手方向両端には、前記シャフトの両端側に配置される2つの前記ホイールに取り付けられた前記吊元部材の下連結部における外側端面に当接して前記開閉体の前記シャフトに沿う方向のスライドを規制する規制部材がそれぞれ固定され、
前記規制部材は、前記上縁スラットの板面に固定される基部と、前記基部から前記上縁スラットの前記上連結部を乗り越える屈曲または湾曲した形状に形成されて前記吊元部材の下連結部における外側端面に当接する規制部と、を有することを特徴とする開閉体の吊元構造。
【請求項3】
前記吊元部材が、前記開閉体を構成するスラットを短尺に切断して形成されたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の開閉体の吊元構造。
【請求項4】
前記規制部材の基部は、前記上縁スラットの板面に沿い、該板面に重ねられる所定長さを有し、前記上縁スラットとともに貫通される締結部材にて固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の開閉体の吊元構造。
【請求項5】
前記規制部材の基部は、前記上縁スラットの板面に沿い、該板面に重ねられる所定長さを有し、前記上縁スラットとともに貫通される締結部材にて固定されることを特徴とする請求項3に記載の開閉体の吊元構造。
【請求項6】
前記規制部材が、前記上縁スラットに、取り外し自在に締結固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の開閉体の吊元構造。
【請求項7】
前記規制部材が、前記上縁スラットに、取り外し自在に締結固定されることを特徴とする請求項3に記載の開閉体の吊元構造。
【請求項8】
前記規制部材が、前記上縁スラットに、取り外し自在に締結固定されることを特徴とする請求項4に記載の開閉体の吊元構造。
【請求項9】
前記規制部材が、前記上縁スラットに、取り外し自在に締結固定されることを特徴とする請求項5に記載の開閉体の吊元構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉体の吊元構造に関する。
続きを表示(約 4,100 文字)【背景技術】
【0002】
シャッター装置は、巻取部と、シャッターカーテンなどの開閉体とを具備し、シャッターカーテンは、ガレージ等の建物に設けられた開口部の幅方向に長い横長のスラットが、上下方向に複数枚連結される。上下で隣接するスラット同士は、ズレ止め・抜け止めされることでシャッターカーテンを構成する。そして、巻取部と、シャッターカーテンの上縁との連結部分が吊元となる。
【0003】
巻取部は、開口部の上方に設けた横方向のシャフトに回転自在に取り付けられる。シャフトは、両端がブラケットにより建物に固定される。シャッターカーテンは、吊元からシャフトに沿う方向にズレると、左右外側に位置するブラケットに当たり、異音の発生、互いの損傷などを起こす。また、ズレたシャッターカーテンは、昇降をガイドしている左右のガイドレールとも接触し、互いの損傷などを起こす。
【0004】
特許文献1に開示されるシャッターカーテン係着装置では、吊元金具を端金物に突当てた状態で固着することにより、シャッターカーテンの幅方向の動きが規制され、この規制により巻上げ、巻下げ時におけるシャッターカーテンのズレが抑止される。特許文献2に開示される建築用シャッターにおけるスラットの連結方法では、スラットの下部インターロック部に他のスラットの上部インターロック部を連結し、雌型ダイの上部に両スラットの連結部を載置してポンチでカシメ加工を施す。このカシメ加工により、下部インターロック部と上部インターロック部を係合して、スラット同士の横ズレを防止している。特許文献3に開示されるシャッターカーテンの構造では、スラットの端面に抜け止め部材(当該文献の「耐風フック」)を固定し、抜け止め部材に設けた規制片を、上側係合連結部と下側係合連結部の端面に当てて、抜け止め、ズレ止めとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平2-53492号公報
特開平4-368590号公報
特開2016-40437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1のシャッターカーテン係着装置は、端金物を、最上端のスラットの端面に取り付けるため、シャフトの左右外側に位置するブラケットに端金物が近接することになり、ブラケットに当たりやすくなる不利がある。すなわち、異音が発生しやすく、互いの損傷が起きやすくなる。これに加え、端金物を、スラットの端面に取り付けた場合、スラット交換等のメンテナンス時に、開閉体の表裏面側から端金物の脱着作業がしにくく、作業性が悪い問題がある。また、特許文献2のスラットの連結方法は、スラット同士の連結後にカシメ加工を要するが、防火性を有するスラットの場合では、鋼板の厚みが大きくなり、例えば0.8mm以上となって、変形(カシメ加工)が困難となる。また、特許文献3のシャッターカーテンの構造は、スラットの端面に耐風フックをあてがうため、特許文献1と同様に、シャフトの左右外側に位置するブラケットに近接する不利があるとともに、巻取部を構成するホイールの位置によっては、吊元金具とスラットの端面が一致せず、吊元では採用不可能となる。
【0007】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、ブラケットに端金物が当たりやすくなる構造上の不利を回避し、容易な作業を可能にするとともに、厚みの大きい鋼板からなるスラットであっても塑性加工をせずに開閉体のズレを規制することで、スラットの接触による異音や損傷を抑制できる開閉体の吊元構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の開閉体の吊元構造は、建物の開口部13を昇降して開閉となる開閉体15を、前記開口部13の上方に設けたシャフト19に回転自在に取り付けられる複数のホイール25に対し巻き取り・繰り出して前記開口部13を開閉する開閉体の吊元構造であって、
前記開閉体15は、最上端に連結された上縁スラット33が、前記ホイール25のそれぞれに固定された吊元部材35の下連結部39に、上連結部41が横方向からスライドされて係合することで吊り持ちされ、
前記上縁スラット33の長手方向両端には、前記シャフト19の両端側に配置される2つの前記ホイール25に取り付けられた前記吊元部材35の下連結部39における外側端面55よりも前記上縁スラット33の端部に配設されて前記開閉体15の前記シャフト19に沿う方向のスライドを規制する規制部材37がそれぞれ固定され、
前記規制部材37は、前記上縁スラット33の板面51に固定される基部53と、前記基部53から前記上縁スラット33の前記上連結部41を乗り越える屈曲または湾曲した形状に形成されて前記吊元部材35の下連結部39における外側端面55に当接する規制部57と、を有することを特徴とする。
【0009】
この開閉体の吊元構造では、ホイール25の外周に固定される吊元部材35に、開閉体15の最上端に連結されている上縁スラット33が連結される。上縁スラット33は、上連結部41が、吊元部材35の下連結部39に横方向からスライドされて係合することで吊元部材35に吊り持ちされる。
左右両端のホイール25は、上縁スラット33の端よりもシャフト19の長手方向中央側に位置する。換言すれば、上縁スラット33の端は、左右両端のホイール25に固定された吊元部材35よりもシャフト19の両端側となる外側へ延出している。すなわち、この開閉体15の吊元構造では、吊元部材35と上縁スラット33の端面が一致しない。ここで、吊元部材35よりもシャフト19に沿う方向の外側へ延出した上縁スラット33の端部分をスラット側縁部49と称する。
開閉体の吊元構造では、上縁スラット33におけるスラット側縁部49の板面51に、規制部材37が固定される。規制部材37は、上縁スラット33の板面51に固定される基部53と、基部53から上縁スラット33の上連結部41を乗り越える屈曲形状、例えばコ字形状、または湾曲形状、例えば略半円筒形状に形成されて吊元部材35の外側端面55よりも上縁スラット33の端部となるスラット側端縁49から近接するような配置位置となる規制部57と、を有する。
開閉体15は、上縁スラット33が吊元部材35に吊り持ちされたままの状態では、上連結部41が、吊元部材35の下連結部39に対して横方向にスライド可能となり、吊元の片流れが生じる。そこで、開閉体の吊元構造では、上縁スラット33における左右のスラット側縁部49に固定される規制部材37の規制部57が、上縁スラット33の上連結部41を乗り越えた、或いは跨いだ状態で、上連結部41に係合している吊元部材35における下連結部39の外側端面55に対向するようになる。すなわち、コ字形状など屈曲形状や略半円筒形状など湾曲形状に形成された規制部57は、上連結部41を乗り越えることで、上連結部41に被さるように係合している下連結部39の外側端面55のみに当接するように構成されている。
開閉体15は、上縁スラット33の左右両側のスラット側縁部49に固定された規制部材37が、左右のホイール25に固定されている吊元部材35における下連結部39の外側端面55に左右の外側から挟むようにして配設することで、左右への移動、すなわちズレや片流れが規制される。
この開閉体の吊元構造では、規制部材37が、上縁スラット33のスラット側縁部49に固定されるので、シャフト19の左右外側に位置するブラケット23に規制部材37が近接することがなく、規制部材37がブラケット23に当たりやすくなる不利を回避できる。
また、規制部材37は、スラット側縁部49の板面51に固定されるので、開閉体15の左右方向の位置決めから規制部材固定までの一連の調整作業を開閉体15の表裏面側から容易に行えるようになる。
さらに、この開閉体の吊元構造では、金物である規制部材37を開閉体15の上縁スラット33に固定するので、防火性を有する厚みの大きな鋼板製スラットに対しても、カシメ加工をせずに、開閉体15の上縁スラット33をズレ止め・抜け止めすることができる。
【0010】
本発明の請求項2記載の開閉体の吊元構造は、建物の開口部13を昇降して開閉となる開閉体15を、前記開口部13の上方に設けたシャフト19に回転自在に取り付けられる複数のホイール25に対し巻き取り・繰り出して前記開口部13を開閉する開閉体の吊元構造であって、
前記開閉体15は、最上端に連結された上縁スラット33が、前記ホイール25のそれぞれに固定された吊元部材35の下連結部39に、上連結部41が横方向からスライドされて係合することで吊り持ちされ、
前記上縁スラット33の長手方向両端には、前記シャフト19の両端側に配置される2つの前記ホイール25に取り付けられた前記吊元部材35の下連結部39における外側端面55に当接して前記開閉体15の前記シャフト19に沿う方向のスライドを規制する規制部材37がそれぞれ固定され、
前記規制部材37は、前記上縁スラット33の板面51に固定される基部53と、前記基部53から前記上縁スラット33の前記上連結部41を乗り越える屈曲または湾曲した形状に形成されて前記吊元部材35の下連結部39における外側端面55に当接する規制部57と、を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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