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公開番号
2025034014
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140130
出願日
2023-08-30
発明の名称
防水扉構造
出願人
株式会社熊平製作所
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
E06B
5/00 20060101AFI20250306BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】簡単かつ低コスト化が可能な構造としながら、十分な防水性能が得られるようにする。
【解決手段】防水扉構造のパッキン30は、扉枠の左側辺部12に固定された断面矩形状の第1弾性部材32aと、閉状態の防水扉本体20の表面に接する断面矩形状の第2弾性部材32bとが積層されてなる。第1弾性部材32aの厚さは、第2弾性部材32bよりも厚く設定されている。第2弾性部材32bの硬さは、第1弾性部材32aよりも軟らかく設定されている。第2弾性部材32bは、防水扉本体20の端部20aよりも内側に収まるように配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
構造物に固定された扉枠と、当該扉枠にヒンジを介して回動可能に支持された防水扉本体と、前記扉枠と前記防水扉本体の一方の面との間に介在するとともに前記防水扉本体の周方向に連続したパッキンとを備え、前記防水扉本体の他方の面が位置する側からの水の浸入を防止する防水扉構造であって、
前記パッキンは、前記扉枠における前記防水扉本体の一方の面と対向する部分に固定された断面矩形状の第1弾性部材と、前記第1弾性部材における前記扉枠と反対側の面に固定され、閉状態の前記防水扉本体の一方の面に接する断面矩形状の第2弾性部材とが積層されてなり、
前記第2弾性部材の硬さは、前記第1弾性部材よりも軟らかく設定され、
前記第2弾性部材は、前記防水扉本体の一方の面の端部よりも当該一方の面の内側に収まるように配置されている、防水扉構造。
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【請求項2】
請求項1に記載の防水扉構造において、
前記第1弾性部材の厚さは、前記第2弾性部材よりも厚く設定されている、防水扉構造。
【請求項3】
請求項1に記載の防水扉構造において、
前記扉枠における前記防水扉本体の一方の面と対向する部分には、前記第1弾性部材における前記扉枠側の部分が嵌まる溝が設けられている、防水扉構造。
【請求項4】
請求項3に記載の防水扉構造において、
前記第1弾性部材は、非圧縮状態で前記溝から突出するように形成されている、防水扉構造。
【請求項5】
請求項1に記載の防水扉構造において、
前記防水扉本体を閉方向に付勢する付勢力発生装置を備え、
前記第2弾性部材の硬さは、前記付勢力発生装置の付勢力が作用した前記防水扉本体の一方の面により押圧された時に弾性変形するように設定されている、防水扉構造。
【請求項6】
請求項1に記載の防水扉構造において、
前記扉枠の下辺部に設けられる前記第2弾性部材の厚さは、前記扉枠の上辺部に設けられる前記第2弾性部材よりも厚く設定されている、防水扉構造。
【請求項7】
請求項1に記載の防水扉構造において、
前記扉枠の下辺部に設けられる前記第2弾性部材は、前記扉枠の一方の側辺部から他方の側辺部まで連続している、防水扉構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、水の浸入を防止する防水扉構造に関する。
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【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、豪雨や津波等の水害が起こった場合に施設内への水の浸入を防止するための防水扉が開示されている。特許文献1の防水扉は、出入口に設けられた扉枠と、扉枠に対して開閉自在に取り付けられた扉本体とを備えており、扉本体の周縁部には外周弾性部が固着されている。外周弾性部は、P型パッキンで形成されている。P型パッキンは、第一弾性部と、第一弾性部に対して取り付け板を介して固定された第二弾性部とを有している。第一弾性部は、中空部分を有する断面P字状に形成されており、中空部分の外面には表部が積層された積層構造となっている。第二弾性部は、薄い平板形状の部材と、厚い平板状の部材とが積層された積層構造となっている。
【0003】
また、特許文献2には、液体貯留室用扉構造物が開示されており、この構造物の扉にも、当該特許文献2の図4に示されているように、断面がP字状のP型パッキンが固着されている。このP型パッキンの中空部分の外面には水密シール軟質パッキンが積層されており、またP型パッキンの平板部分にはパッキン当て板が2枚設けられている。
【0004】
また、特許文献2の図6には、パッキン当て板に、水密シール硬質パッキンと水密シール軟質パッキンとが積層された防水構造が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5977320号公報
特開平11-173024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、例えば豪雨時等に防水扉に対して外部から作用する水圧はかなり大きなものになるので、このような大きな水圧が作用しても水が施設内へ浸入しないような止水構造が望まれる。一方、防水構造は、製造時のコスト、メンテナンス性等を考慮するとできるだけ簡単な構造にしたいという要求がある。
【0007】
この点、特許文献1のP型パッキンは、第一弾性部の中空部分が積層構造、第二弾性部の平板状の部分も積層構造となっており、しかも、第一弾性部及び第二弾性部が取り付け板を介して一体化されているので、部品点数及び組み立て工数が増加し、製造時のコストが上昇するだけでなく、メンテナンス性も良好とは言えない。加えて、中空部分を有する複雑な形状となっており、この点においても製造時のコスト上昇を招く。
【0008】
特許文献2の図4に示されている形態も、中空部分を有する複雑な形状のP型パッキンであるとともに、中空部分の外面が積層構造、平板部分もパッキン当て板を有する積層構造となっているので、特許文献1のものと同様に製造時のコストが上昇し、メンテナンス性も改善の余地がある。
【0009】
また、特許文献2の図6に示されている形態では、中空部分が無い分、形状が単純化されるので、製造時のコストが低減されると考えられる。しかし、水圧が作用した時(特許文献2の図8)には、水密シール硬質パッキンと水密シール軟質パッキンとが分離してしまい、両者が共働して防水性能を高めるようには機能しないので、水の浸入を許してしまうおそれがある。
【0010】
高水圧時の水の浸入については、特許文献1のP型パッキンでも懸念がある。すなわち、P型パッキンの場合、戸当たりに接触する部分が曲面であることから、戸当たりとの接触面積が小さくなり、高水圧時には水道ができやすい。さらに、P型パッキンの中空部分は変形しやすい部分であるため、高水圧時には水圧に負けて変形し、その結果、水道ができてしまうおそれがある。
(【0011】以降は省略されています)
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