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公開番号2025025375
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130093
出願日2023-08-09
発明の名称搬送台車
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類B62B 5/04 20060101AFI20250214BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】走行面上の所定位置に簡便かつ的確に固定することが可能な搬送台車を提供すること。
【解決手段】搬送物Wを載置して走行することが可能な搬送台車1は、走行面Fに沿って走行する走行部3と、走行面Fから突出するアンカAに対して自車進行方向の移動により係合される係合部4と、を有する。係合部4が、荷台2の底部において互いに自車進行方向とは直交する車幅方向にずれて配置されて対応するアンカAに個別に係合される第1係合部4Aと第2係合部4Bとを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
搬送物を載置して走行することが可能な搬送台車であって、
走行面に沿って走行する走行部と、
前記走行面から突出する被係合部に対して自車進行方向の移動により係合される係合部と、を有し、
前記係合部が、台車本体の底部において互いに自車進行方向とは直交する車幅方向にずれて配置されて対応する前記被係合部に個別に係合される第1係合部と第2係合部とを有する搬送台車。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の搬送台車であって、
前記走行部が、前記第1係合部及び/又は前記第2係合部よりも自車進行方向にずれて配置され、かつ、その自車後退方向にずれて配置される前記第1係合部及び/又は前記第2係合部とは車幅方向にずれて配置される搬送台車。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の搬送台車であって、
前記第1係合部及び/又は前記第2係合部が、対応する前記被係合部に対して解除可能にロックされるロック機構を有する搬送台車。
【請求項4】
請求項3に記載の搬送台車であって、
前記ロック機構がロックされる前記被係合部が、自車進行方向に沿う進行方向視で三方枠状を成すと共に、その枠上部に前記ロック機構がロックされ、
当該搬送台車が、前記ロック機構がロックする前記被係合部の枠側部への車幅方向の当接により前記ロック機構を前記枠上部と自車進行方向に正対させる位置にガイドするロックガイドを更に有する搬送台車。
【請求項5】
請求項3に記載の搬送台車であって、
前記第1係合部と前記第2係合部とが、それぞれ、車幅方向に一対で設けられ、
一対の前記第1係合部が、一対の前記第2係合部よりも自車進行方向にずれて配置されると共に、一対の前記第1係合部の配置間隔が、一対の前記第2係合部の配置間隔よりも狭い搬送台車。
【請求項6】
請求項5に記載の搬送台車であって、
前記走行部が、車幅方向に一対で設けられる後輪と、一対の前記後輪よりも自車進行方向にずれた位置において車幅方向に一対で設けられる前輪と、を有する走行車輪とされ、
一対の前記第1係合部が、一対の前記前輪よりも自車進行方向かつ車幅方向の内側にずれて配置され、一対の前記第2係合部が、一対の前記後輪よりも自車後退方向かつ車幅方向の外側にずれて配置される搬送台車。
【請求項7】
請求項6に記載の搬送台車であって、
一対の前記第1係合部が、前記ロック機構を備えず、一対の前記第2係合部が、前記ロック機構を備える搬送台車。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載の搬送台車であって、
前記台車本体の前記底部から張り出して、前記被係合部との車幅方向の当接により、前記被係合部を前記台車本体の直下から車幅方向に外れないようにガイドする係合ガイドを更に有する搬送台車。
【請求項9】
請求項8に記載の搬送台車であって、
前記第1係合部と前記第2係合部とが、それぞれ、車幅方向に一対で設けられ、
前記走行部が、車幅方向に一対で設けられる後輪と、一対の前記後輪よりも自車進行方向にずれた位置において車幅方向に一対で設けられる前輪と、を有する走行車輪とされ、
一対の前記第1係合部が、一対の前記前輪よりも自車進行方向かつ車幅方向の内側にずれて配置され、一対の前記第2係合部が、一対の前記後輪よりも自車後退方向かつ車幅方向の外側にずれて配置され、
前記係合ガイドが、一対の前記第2係合部が係合する前記被係合部との車幅方向の外側からの当接により、一対の前記第2係合部が係合する前記被係合部を前記台車本体の直下から車幅方向に外れないようにガイドする搬送台車。
【請求項10】
請求項1又は請求項2に記載の搬送台車であって、
前記走行部が、車幅方向に一対で設けられる後輪と、一対の前記後輪よりも自車進行方向にずれた位置において車幅方向に一対で設けられる前輪と、を有する走行車輪とされる搬送台車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送台車に関する。詳しくは、搬送物を載置して走行することが可能な搬送台車に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、搬送物を載せて床面上を走行することが可能な搬送台車が開示されている。この搬送台車は、荷台の底面に、走行車輪となる複数のキャスタと、ハンマロック式のストッパと、が取り付けられた構成とされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-16779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、ストッパが、キャスタを床面上から浮かせることで床面上にグリップされる構成となっている。そのため、搬送台車を走行面となる床面に対して的確な位置に合わせて固定することが難しい。そこで、本発明は、走行面上の所定位置に簡便かつ的確に固定することが可能な搬送台車を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する手段として、本発明の搬送台車は、次の手段をとる。
【0006】
すなわち、本発明の第1の発明は、搬送物を載置して走行することが可能な搬送台車であって、走行面に沿って走行する走行部と、前記走行面から突出する被係合部に対して自車進行方向の移動により係合される係合部と、を有し、前記係合部が、台車本体の底部において互いに自車進行方向とは直交する車幅方向にずれて配置されて対応する前記被係合部に個別に係合される第1係合部と第2係合部とを有する搬送台車である。
【0007】
第1の発明によれば、第1係合部と第2係合部とを、自車進行方向の移動により、各々の対応しない被係合部に当てることなく、対応する被係合部に係合させることができる。したがって、搬送台車を、走行面上の所定位置に簡便かつ的確に固定することができる。
【0008】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記走行部が、前記第1係合部及び/又は前記第2係合部よりも自車進行方向にずれて配置され、かつ、その自車後退方向にずれて配置される前記第1係合部及び/又は前記第2係合部とは車幅方向にずれて配置される搬送台車である。
【0009】
第2の発明によれば、自車進行方向の移動により、走行部を被係合部に当てることなく、走行部の自車後退方向にずれて配置される第1係合部及び/又は第2係合部を、対応する被係合部に適切に係合させることができる。
【0010】
本発明の第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、前記第1係合部及び/又は前記第2係合部が、対応する前記被係合部に対して解除可能にロックされるロック機構を有する搬送台車である。
(【0011】以降は省略されています)

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