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公開番号2025025158
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023129682
出願日2023-08-09
発明の名称車両用開閉体駆動装置
出願人三井金属アクト株式会社
代理人弁理士法人三栄国際特許事務所
主分類E05F 15/622 20150101AFI20250214BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】比較的簡素な構造を有し、かつ駆動手段の駆動力の伝達効率が高い車両用開閉体駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動手段(2a)を有する駆動ユニット(2)と、駆動ユニット(2)を収容して開閉体(6,6’)および車体(5)のいずれか一方の内部に固定される筐体(2e)と、開閉体(6,6’)および車体(5)のいずれか他方と駆動ユニット(2)を連結する連結機構(3)とを備え、駆動手段(2a)の出力軸(21a)と連結機構(3)とが、開閉体(6,6’)の回動軌跡面に対する垂直面上で平行となるように配置された車両用開閉体駆動装置(1)において、開閉体(6,6’)の回動軌跡面に対して垂直な方向の枢軸により、連結機構(3)を筐体(2e)内で回動可能に支持し、開閉体(6,6’)の開閉動作に伴い、連結機構(3)を筐体(2e)に対して回動させる構成とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車体に回動可能に支持された開閉体を駆動する車両用開閉体駆動装置であって、
前記開閉体および前記車体のいずれか一方の内部に配置され、駆動手段を有する駆動ユニットと、
前記駆動ユニットを収容する筐体であって、前記駆動ユニットが配置された前記開閉体または前記車体の内部に固定される筐体と、
前記開閉体および前記車体のいずれか他方と、前記駆動ユニットを連結する連結機構であって、一端部が、前記筐体が固定された前記開閉体または前記車体から突出して前記開閉体および前記車体のいずれか他方に回動可能に支持され、かつ他端部が、前記筐体が固定された前記開閉体または前記車体の内部に挿入されるように、前記開閉体の回動軌跡面と平行な方向において前記筐体に挿通されており、以って、前記駆動手段の駆動力により、前記筐体に対して相対的に前記一端部側に押し出され、かつ前記筐体に対して相対的に前記他端部側に引き込まれることにより前記開閉体を開閉駆動させる連結機構と、を備え、前記駆動手段の出力軸と前記連結機構とが、前記回動軌跡面に対する垂直面上で平行となるように配置された車両用開閉体駆動装置において、
前記連結機構は、前記回動軌跡面に対して垂直な方向の枢軸により、前記筐体内で回動可能に支持されており、前記開閉体の開閉動作に伴い、前記筐体に対して回動することを特徴とする車両用開閉体駆動装置。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記筐体内に配置され、前記駆動手段の出力軸と係合して前記駆動手段により回転する伝達手段であって、前記駆動手段の駆動力を前記連結機構に伝達する伝達手段をさらに備えており、前記出力軸と前記伝達手段は、係合角度が変化可能なジョイント構造で接続されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用開閉体駆動装置。
【請求項3】
前記駆動手段の出力軸の先端部周面には、前記出力軸の径方向に突出して、前記出力軸の軸線に沿って延在する複数の突起が設けられており、前記伝達手段には、前記出力軸の各突起と係合する断面U字型の複数の係合溝を有する係合孔が設けられており、前記出力軸を前記係合孔に対して挿入した状態において、前記各突起の回転進行方向の側面が、対向する前記係合溝の側壁と接触して、前記伝達手段を回転させるようになっており、
前記各突起の外縁部は、側面視で、前記出力軸の先端側の最突出部から後方に向かって次第に突出高さが減少する曲面に形成されており、前記外縁部と対向する前記係合孔の内周壁は、前記伝達手段の軸線方向に沿って延在しており、以って、前記伝達手段は、前記出力軸に対する係合角度が変化するように、前記出力軸に対して回動することができ、この回動時にも、前記突起の回転進行方向の側面部の少なくとも一部が、対向する前記係合溝の側壁と接触して、前記伝達手段を回転させるようになっており、
以って、前記出力軸と前記伝達手段は、係合角度が変化可能なジョイント構造で接続されており、前記伝達手段は、前記出力軸に対して回動しながら、前記出力軸の正転及び逆転の両回転方向において、前記駆動手段の駆動力を、前記連結機構に伝達することを特徴とする請求項2に記載の車両用開閉体駆動装置。
【請求項4】
前記連結機構は、前記開閉体の回動軌跡面と平行な方向において前記筐体に挿通され、一端部が、前記筐体が固定された前記開閉体または前記車体から突出して前記開閉体および前記車体のいずれか他方に回動可能に支持され、かつ他端部が、前記筐体が固定された前記開閉体または前記車体の内部に挿入されたリードスクリューであって、前記駆動手段の駆動力により、前記筐体に対して相対的に前記一端部側に押し出されることにより前記開閉体を開方向に移動させ、前記筐体に対して相対的に前記他端部側に引き込まれることにより前記開閉体を閉方向に移動させるリードスクリューを有しており、
前記伝達手段は、前記駆動手段の出力軸と係合して前記駆動手段により回転する第1の伝達手段と、前記リードスクリューに装着されて、前記第1の伝達手段の回転を前記リードスクリューに伝達する第2の伝達手段とを有しており、前記第1の伝達手段と前記出力軸が前記ジョイント構造で接続されており、以って、前記伝達手段は、前記駆動力を前記連結機構に伝達するとき、前記駆動力の方向を、前記開閉体の回動軌跡面と平行な方向において変換する変換機構を構成しており、
前記変換機構を構成する前記第1及び第2の伝達手段は、前記回動軌跡面に対して垂直な方向の枢軸に沿って一直線状に配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用開閉体駆動装置。
【請求項5】
前記変換機構は、前記開閉体の回動軌跡面に対して垂直な方向の枢軸により回動可能に支持されており、前記連結機構の回動に伴い、前記連結機構とともに前記筐体に対して回動することを特徴とする請求項4に記載の車両用開閉体駆動装置。
【請求項6】
前記第1及び第2の伝達手段は、前記筐体内で、前記開閉体の回動軌跡面に対して垂直な方向の枢軸により回動可能に支持された支持体に収容されており、各々前記支持体において、前記垂直な方向の枢軸に沿って一直線状に配置されるとともに回転自在に支持されており、前記リードスクリューは、前記支持体に、前記回動軌跡面と平行な方向に挿通されて、装着された前記第2の伝達手段を介して前記支持体により支持されていることを特徴とする請求項5に記載の車両用開閉体駆動装置。
【請求項7】
前記連結機構の一端部側および他端部側における前記筐体の各面には、前記連結機構が挿通し、その回動を許容する開口部が、前記開閉体の回動軌跡面に対して垂直な方向の枢軸と直交する方向に設けられていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の車両用開閉体駆動装置。
【請求項8】
前記連結機構は、一端部が、前記筐体が固定された前記開閉体または前記車体から突出して前記開閉体および前記車体のいずれか他方に回動可能に支持され、かつ他端部が、前記筐体が固定された前記開閉体または前記車体の内部に挿入されるように、前記開閉体の回動軌跡面と平行な方向において前記筐体に挿通されたリードスクリューであって、前記駆動手段の駆動力により、前記筐体に対して相対的に前記一端部側に押し出されることにより前記開閉体を開方向に移動させ、前記筐体に対して相対的に前記他端部側に引き込まれることにより前記開閉体を閉方向に移動させるリードスクリューを有しており、前記リードスクリューは、前記連結機構を、前記開閉体および前記車体のいずれか他方に連結する連結部材から、前記リードスクリューの一端部側における前記筐体の面の開口部まで、筒状の管により被覆されていることを特徴とする請求項7に記載の車両用開閉体駆動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用開閉体駆動装置に関し、詳しくは比較的簡素な構造を有し、かつ駆動手段の駆動力の伝達効率が高い車両用開閉体駆動装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車体に揺動可能に支持されたサイドドアを、モーターの動力により開閉作動させるようにした車両のサイドドア開閉装置は、ドアラッチ装置がアンラッチされると、サイドドアを駆動ユニットのモーターの動力により全開位置まで開作動させ、また開状態で閉扉スイッチが操作されると駆動ユニットのモーターが閉作動してサイドドアを閉作動させるものであり、サイドドア開閉装置を備えたサイドドアを「パワーヒンジドア」と称することもある。
【0003】
米国特許出願公開第2018/0223583号(特許文献1)は、自動車のドア内に固定されるハウジングと、ハウジングに収容された電気モーターと、電気モーターにより駆動される駆動スピンドルと、駆動スピンドルに取り付けられたピニオンギアと、駆動ナットを有し、ピニオンギアを介して電気モーターにより駆動される駆動ナットアッセンブリーと、車体に連結され、駆動ナットと噛合したリードスクリューとを有する電動ドアの作動機構であって、電気モーターにより駆動ナットアッセンブリーを駆動し、駆動ナットに対して相対的にリードスクリューを移動させることにより、ドアを開閉駆動する電動ドアの作動機構を記載している。特許文献1の作動機構では、ドアに対するスピンドル軸の位置は固定されており、駆動ナットアッセンブリーは、駆動スピンドルに対して回動可能に接続されて、ドアの開閉動作に伴うリードスクリューの揺動により駆動ナットアッセンブリーの回動中心を中心として回動する。
【0004】
特許文献1に記載の作動機構では、電気モーターを収容するハウジングとは別体の、駆動ナットアッセンブリーによりリードスクリューを支持しており、リードスクリューの揺動により駆動ナットアッセンブリーが回動するため、装置が大型化してしまうという課題がある。また駆動ナットアッセンブリーは、駆動ナットを駆動させるための平歯車等が必要であるため、構造が複雑であり、このことも装置が大型化してしまう要因となっている。
【0005】
特開2021-17746号(特許文献2)は、車両のサイドドア内の収納スペースに配置される駆動ユニットと、車体及び駆動ユニットを連結する連結機構とを備える車両のサイドドア開閉装置であって、駆動ユニットは、回転軸が上下方向を向くように配置されるモーターと、モーターが接続されると共に、サイドドアに固定されるギアケースと、ギアケースに内蔵される減速機構と、減速機構の出力部に設けられる出力ギアと、ギアケースに回転可能に接続される噛合保持ユニットとを備えており、連結機構は、一端部が車体に回動可能に軸支され、他端部が出力ギアに噛合するラックにより構成されており、出力ギアの回転によりラックを移動させることにより、ドアを開閉駆動させる車両のサイドドア開閉装置を記載している。
【0006】
特許文献2に記載の装置では、駆動ユニットの出力方向と、連結機構の作動方向とが直交しているため、良好な伝達効率を得るために、装置が大型化してしまうという課題がある。またラックと出力ギア間に、車体およびドアからの振動を受け易いという課題もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
米国特許出願公開第2018/0223583号明細書
特開2021-17746号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従って、本発明の目的は、比較的簡素な構造を有し、かつ駆動手段の駆動力の伝達効率が高い車両用開閉体駆動装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的に鑑み鋭意研究の結果、本発明者等は、駆動手段を有する駆動ユニットと、駆動ユニットを収容して開閉体および車体のいずれか一方の内部に固定される筐体と、開閉体および車体のいずれか他方と駆動ユニットを連結する連結機構とを備え、駆動手段の出力軸と連結機構とが、開閉体の回動軌跡面に対する垂直面上で平行となるように配置された車両用開閉体駆動装置において、開閉体の回動軌跡面に対して垂直な方向の枢軸により、連結機構を筐体内で回動可能に支持し、開閉体の開閉動作に伴い、連結機構を筐体に対して回動させる構成とすることにより、比較的簡素な構造を有し、かつ駆動手段の駆動力の伝達効率の高い車両用開閉体駆動装置が得られることを見出し、本発明に想到した。
【0010】
すなわち、本発明の車両用開閉体駆動装置は、車体に回動可能に支持された開閉体を駆動するものであって、
上記開閉体および上記車体のいずれか一方の内部に配置され、駆動手段を有する駆動ユニットと、
上記駆動ユニットを収容する筐体であって、上記駆動ユニットが配置された上記開閉体または上記車体の内部に固定される筐体と、
上記開閉体および上記車体のいずれか他方と、上記駆動ユニットを連結する連結機構であって、一端部が、上記筐体が固定された上記開閉体または上記車体から突出して上記開閉体および上記車体のいずれか他方に回動可能に支持され、かつ他端部が、上記筐体が固定された上記開閉体または上記車体の内部に挿入されるように、上記開閉体の回動軌跡面と平行な方向において上記筐体に挿通されており、以って、上記駆動手段の駆動力により、上記筐体に対して相対的に上記一端部側に押し出され、かつ上記筐体に対して相対的に上記他端部側に引き込まれることにより上記開閉体を開閉駆動させる連結機構と、を備え、上記駆動手段の出力軸と上記連結機構とが、上記回動軌跡面に対する垂直面上で平行となるように配置された車両用開閉体駆動装置において、
上記連結機構は、上記回動軌跡面に対して垂直な方向の枢軸により、上記筐体内で回動可能に支持されており、上記開閉体の開閉動作に伴い、上記筐体に対して回動することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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