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公開番号
2025024419
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128512
出願日
2023-08-07
発明の名称
車両制御システム及び車両制御方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250213BHJP(信号)
要約
【課題】共通のカメラと複数の異なるアルゴリズムに基づいて推定される車両位置を利用して車両を制御する際の安全性を確保すること。
【解決手段】本開示は、車両を制御する車両制御システムを提供する。車両制御システムは、共通のカメラによって撮影される映像を取得し、第1位置推定アルゴリズムに基づいて、共通のカメラによって撮影される映像から車両の位置である第1車両位置を算出し、第2位置推定アルゴリズムに基づいて、共通のカメラによって撮影される映像から車両の位置である第2車両位置を算出し、第1車両位置と第2車両位置との間の位置差が許容誤差を超えた乖離状態に応じて、車両を減速又は停止させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両を制御する車両制御システムであって、
1又は複数のプロセッサを備え、
前記1又は複数のプロセッサは、
共通カメラによって撮影される映像を取得し、
第1位置推定アルゴリズムに基づいて、前記映像から前記車両の位置である第1車両位置を算出し、
第2位置推定アルゴリズムに基づいて、前記映像から前記車両の位置である第2車両位置を算出し、
前記第1車両位置と前記第2車両位置との間の位置差が許容誤差を超えた乖離状態に応じて、前記車両を減速又は停止させる
ように構成された
車両制御システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両制御システムであって、
環境パラメータは、前記車両が存在する車線の幅、あるいは、前記車両と周囲の障害物との間の距離であり、
前記1又は複数のプロセッサは、前記環境パラメータが大きくなるにつれて前記許容誤差を増加させる
車両制御システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の車両制御システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記乖離状態が検出された場合、あるいは、前記乖離状態の検出が一定時間継続した場合、前記車両を減速させる
車両制御システム。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の車両制御システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記乖離状態が検出された場合に前記車両の減速を開始し、
前記乖離状態の検出が一定時間継続した場合、前記車両を停止させ、
前記乖離状態の前記検出が前記一定時間継続する前に解消された場合、前記車両の前記減速を解除する
車両制御システム。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の車両制御システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記乖離状態が検出された場合、前記車両を停止させ、
前記乖離状態の検出が一定時間継続した場合、前記車両の管理者への通知、又は前記車両の遠隔運転への切り替えを行い、
前記乖離状態の検出が前記一定時間継続する前に解消された場合、前記車両の停止を解除する
車両制御システム。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の車両制御システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記第1車両位置及び前記第2車両位置の何れかが算出できない算出不可状態が検出された場合、前記車両を停止させ、
前記算出不可状態が一定時間継続する前に解消された場合、前記車両の停止を解除する
車両制御システム。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の車両制御システムであって、
第1画像は、前記映像に含まれ、前記第1車両位置の算出に用いられた画像であり、
第2画像は、前記映像に含まれ、前記第2車両位置の算出に用いられた画像であり、
前記1又は複数のプロセッサは、前記第1画像と前記第2画像との間の時間差が大きくなるにつれて、前記許容誤差を増加させる
車両制御システム。
【請求項8】
請求項7に記載の車両制御システムであって、
前記第1画像は、最新の前記第1車両位置の算出に用いられた画像であり、
前記第2画像は、最新の前記第2車両位置の算出に用いられた画像であり、
前記1又は複数のプロセッサは、前記最新の第1車両位置と前記最新の第2車両位置との間の差を前記位置差として算出する
車両制御システム。
【請求項9】
請求項7に記載の車両制御システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記第1車両位置の情報と前記第2車両位置の情報をバッファに格納し、
前記第1画像と前記第2画像との間の前記時間差が時間許容誤差未満となる前記第1車両位置と前記第2車両位置に基づいて、前記第1車両位置と前記第2車両位置との間の前記位置差を算出する
車両制御システム。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の車両制御システムであって、
前記共通カメラは、前記車両の外部のインフラカメラであり、
前記映像には、前記車両が映っている
車両制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、カメラを用いて車両を制御する技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、所定領域内で車両の走行を制御するシステムを開示している。当該システムにおける管制装置は、所定領域内に設けられた検出部から、所定領域内の車両の検出データを取得する第1取得部と、検出データに基づいて、車両の位置を示す第1の位置を推定する第1推定部と、車両に設けられた第2推定部で推定された車両の位置を示す第2の位置を車両から取得する第2取得部と、第1の位置と第2の位置の比較結果に基づいて、第1推定部と第2推定部の一方にキャリブレーションを実行させる校正制御部と、を備える。
【0003】
なお、本開示に関連する技術分野の技術水準を示す文献としては、上述の特許文献1の他にも下記の特許文献2乃至特許文献7を例示することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-081961号公報
国際公開第2019/073795号
特開2019-135620号公報
特開平11-039589号公報
特開平11-096494号公報
特開2019-020786号公報
特開2019―130997号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
カメラによって撮影された映像(画像)に基づいて車両位置を推定するためのアルゴリズムとして様々なものが提案される可能性がある。しかしながら、共通のカメラによって撮影された共通の映像から複数の異なるアルゴリズムに基づいて車両位置を推定する技術については、従来十分に検討されていなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、車両を制御する車両制御システムを提供する。車両制御システムは、1又は複数のプロセッサを備える。
1又は複数のプロセッサは、
共通のカメラによって撮影される映像を取得し、
第1位置推定アルゴリズムに基づいて、共通のカメラによって撮影される映像から車両の位置である第1車両位置を算出し、
第2位置推定アルゴリズムに基づいて、共通のカメラによって撮影される映像から車両の位置である第2車両位置を算出し、
第1車両位置と第2車両位置との間の位置差が許容誤差を超えた乖離状態に応じて、車両を減速又は停止させる。
【0007】
本開示は、車両を制御する車両制御方法を提供する。
車両制御方法は、
共通のカメラによって撮影される映像を取得することと、
第1位置推定アルゴリズムに基づいて、共通のカメラによって撮影される映像から車両の位置である第1車両位置を算出することと、
第2位置推定アルゴリズムに基づいて、共通のカメラによって撮影される映像から車両の位置である第2車両位置を算出することと、
第1車両位置と第2車両位置との間の位置差が許容誤差を超えた乖離状態に応じて、車両を減速又は停止させることと
を含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示の技術によれば、複数の位置推定アルゴリズムに基づいて、共通の映像から複数の車両位置が算出される。算出された複数の車両位置を対比することによって、位置推定の信頼性を評価することができる。そして、位置推定の信頼性が低下していると考えられる場合には、車両が減速又は停止させられる。こうして、車両の走行の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る車両制御システムの概要を説明するための図である。
車両制御システムが算出する位置差について説明するための図である。
車両制御システムが有する処理部の例を示すブロック図である。
第3の実施形態における環境パラメータの例を示す図である。
環境パラメータと許容誤差の関係の例を示すグラフである。
第4の実施形態について説明するための図である。
第4の実施形態における許容誤差の例を示すグラフである。
第5の実施形態について説明するための図である。
第5の実施形態について説明するための別の図である。
第6の実施の形態に係る車両の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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