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公開番号
2025023692
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2023128043
出願日
2023-08-04
発明の名称
ガスバリアフィルム
出願人
尾池工業株式会社
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
B32B
9/00 20060101AFI20250207BHJP(積層体)
要約
【課題】優れたガスバリア性を示すガスバリアフィルムを提供する。
【解決手段】基材と、ハードコート層と、無機酸化物層とをこの順に備え、無機酸化物層は、ケイ素酸化物を含み、無機酸化物層の表面からナノインデンテーション法により測定した押込み硬さHと、ハードコート層の表面粗さRaとの比(H/Ra)は、0.7以上である、ガスバリアフィルム。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
基材と、ハードコート層と、無機酸化物層とをこの順に備え、
前記無機酸化物層は、ケイ素酸化物を含み、
前記無機酸化物層の表面からナノインデンテーション法により測定した押込み硬さHと、前記ハードコート層の表面粗さRaとの比(H/Ra)は、0.7以上である、ガスバリアフィルム。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
基材と、ハードコート層と、無機酸化物層とをこの順に備え、
前記無機酸化物層は、ケイ素酸化物を含み、
前記無機酸化物層の表面からナノインデンテーション法により測定した押込み弾性率Eと、前記ハードコート層の表面粗さRaとの比(E/Ra)は、3.4以上である、ガスバリアフィルム。
【請求項3】
基材と、ハードコート層と、無機酸化物層とをこの順に備え、
前記無機酸化物層は、ケイ素酸化物を含み、
前記無機酸化物層の表面からナノインデンテーション法により測定した押込み硬さは、0.55GPa以上であり、かつ、押込み弾性率は、5.30GPa以上であり、
前記ハードコート層の表面粗さRaは、2.3nm以下である、ガスバリアフィルム。
【請求項4】
前記無機酸化物層の、前記ハードコート層とは反対側の面に透明導電層を有し、
前記透明導電層は、酸化インジウムスズを含む、請求項1~3のいずれか1項に記載のガスバリアフィルム。
【請求項5】
前記透明導電層の表面からナノインデンテーション法により測定した押込み硬さは、0.80GPa以上である、請求項4記載のガスバリアフィルム。
【請求項6】
前記基材の、前記ハードコート層とは反対側の面に透明導電層を有し、
前記透明導電層は、酸化インジウムスズを含む、請求項1~3のいずれか1項に記載のガスバリアフィルム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスバリアフィルムに関する。より詳細には、本発明は、優れたガスバリア性を示すガスバリアフィルムに関する。
続きを表示(約 990 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、食品、医療品などの包装材や、ディスプレイ装置、太陽電池等の電子デバイス部材として、プラスチックフィルム等を基材としたガスバリアフィルムが使用されている。ガスバリアフィルムは、酸素、水蒸気等のガスを遮断するために、金属や金属酸化物からなるガスバリア層が形成されている。
【0003】
特許文献1には、珪素と酸素とを含み、所定の硬度を有するガスバリア層を有するガスバリア性フィルムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-143551号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のガスバリア性フィルムは、改善の余地がある。
【0006】
本発明は、このような従来の発明に鑑みてなされたものであり、優れたガスバリア性を示すガスバリアフィルムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、鋭意検討した結果、ガスバリア層の硬度と表面粗さとの関係に着目し、それらを適性化することにより、より優れたガスバリア性が得られることを見出し、本発明を完成させた。すなわち、上記課題を解決する本発明のガスバリアフィルムには、以下の構成が主に含まれる。
【0008】
(1)基材と、ハードコート層と、無機酸化物層とをこの順に備え、前記無機酸化物層は、ケイ素酸化物を含み、前記無機酸化物層の表面からナノインデンテーション法により測定した押込み硬さHと、前記ハードコート層の表面粗さRaとの比(H/Ra)は、0.7以上である、ガスバリアフィルム。
【0009】
このような構成によれば、ガスバリアフィルムは、優れたガスバリア性を示す。
【0010】
(2)基材と、ハードコート層と、無機酸化物層とをこの順に備え、前記無機酸化物層は、ケイ素酸化物を含み、前記無機酸化物層の表面からナノインデンテーション法により測定した押込み弾性率Eと、前記ハードコート層の表面粗さRaとの比(E/Ra)は、3.4以上である、ガスバリアフィルム。
(【0011】以降は省略されています)
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