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公開番号2024056672
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2023183576
出願日2023-10-06
発明の名称光学フィルム
出願人株式会社 スワコー
代理人
主分類B32B 3/26 20060101AFI20240416BHJP(積層体)
要約【課題】光学フィルムの側面における白化現象の発生を抑制し、外観が良好な光学フィルムを提供すること。
【解決手段】第一の主表面S1及び第二の主表面S2を有するシート状の透明基材1と、第一の主表面S1に形成された光学的コーティング層2と、第二の主表面S2に形成された粘着層3とを有する光学フィルムFであって、第一の主表面S1及び第二の主表面S2と直交する側面sfに複数の微小凹凸aを有し、側面の厚さ方向における任意の10箇所の微小凹凸aの最大高さと最大深さとの差が2μmから20μmの範囲内にあり、かつ任意の10箇所で測定された微小凹凸aの高さの標準偏差が0.2から9.0の範囲内である光学フィルム。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第一の主表面及び第二の主表面を有するシート状の透明基材と、前記第一の主表面に形成された光学的コーティング層と、前記第二の主表面に形成された粘着層とを有する光学フィルムであって、
前記第一の主表面及び第二の主表面と直交する側面に複数の微小凹凸を有し、前記側面の厚さ方向における任意の10箇所の前記微小凹凸の最大高さと最大深さとの差が2μmから20μmの範囲内にあり、かつ前記任意の10箇所で測定された前記微小凹凸の高さの標準偏差が0.2から9.0の範囲内であることを特徴とする光学フィルム。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記側面は、回転工具によって切削加工された切削加工面であって、厚さ方向と直交する方向に周期的に形成された複数の段差を有することを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
【請求項3】
前記第一の主表面と前記側面とが実質的に直角に交差していることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学フィルム。
【請求項4】
前記側面の一部を構成する前記粘着層の露出面は、連続した面を形成していることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学フィルム。
【請求項5】
前記側面との境界領域における前記第一の主表面であって、前記側面から3.0mmまでの内側の領域の平坦度が0.01mm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学フィルム。
【請求項6】
前記側面との境界領域における前記光学的コーティング層であって、前記側面から3.0mmまでの内側の領域には、長さ0.1mm以上のクラック及び層間剥離が存在しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学フィルム。
【請求項7】
前記粘着層の露出面における長手方向の2本の境界線の直線度が何れも6.0μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学フィルム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学的コーティング層と粘着層とを有する光学フィルムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
カーナビゲーションシステムのような車載用の表示装置やタブレットPCのような携帯用の表示装置などに用いられるディスプレイの前面板として、カバーガラスや透明樹脂パネルが用いられている。このようなカバーガラス等の一方の主面には、反射防止機能などを有する光学的コーティング層が透明基材に形成されてなる樹脂製の光学フィルムを、粘着層を介して貼着したものが広く採用されている。この光学フィルムには、表示装置のデザイン性の観点から、主面と共に側面にも美観が求められている。
【0003】
このような光学フィルムをカバーガラスに対応した形状に外形加工する方法として、特許文献1のプレス加工(打ち抜き加工)や特許文献2のレーザー切断法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6900534号公報
特開2009-86675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、プレス加工によれは、光学フィルムの側面及びその近傍にダレ、バリ、せん断面及び破断面が形成されて、大きな段差が発生してしまう。特に、粘着層は透明基材や光学的コーティング層と硬度が異なり粘弾性を有するため、プレス加工に伴って、粘着層の一部が切断方向に移動したり、移動した部分に粘着層の欠落が生じたりする。すると、これらの大きな段差や粘着層の欠落部分が乱反射して、白く視認されるいわゆる「白化現象」による外観不良が生じてしまう。
【0006】
しかも、プレス加工によれば、光学フィルムを金型や切断刃で切断する際に光学フィルムに局所的な応力が加わるため、光学的コーティング層の一部であるハードコート層に微細クラックが生じたり、透明基材と光学的コーティング層の側面に層間剥離が発生したりする。特に、微細クラックや層間剥離は、光学フィルムの側面と主表面との境界領域の3.0mm程度内側の主表面に発生し、目視で確認できる0.1mm以上の長さものとなることがある。これらの微細クラックや層間剥離は、例えば車載用表示装置のような過酷な環境下では、表示面全体に拡大成長して画面が見づらくなるという問題が生じている。
【0007】
一方、レーザー加工によれば、レーザー光を照射された透明基材等が溶融して、光学フィルムの側面及び切断部近傍に大きな段差が発生してしまい、プレス加工と同様に、この大きな段差に起因して白化現象による外観不良が生じてしまう。
【0008】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、光学フィルムの側面に複数の微細段差を形成し、これらの微小凹凸の高さのばらつきを所定範囲内に抑制することで、白化現象が生じることなく外観が良好な光学フィルムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するため、本発明にかかる光学フィルムは、第一の主表面及び第二の主表面を有するシート状の透明基材と、前記第一の主表面に形成された光学的コーティング層と、前記第二の主表面に形成された粘着層とを有する光学フィルムであって、前記第一の主表面及び第二の主表面と直交する側面に複数の微小凹凸を有し、前記側面の厚さ方向における任意の10箇所の前記微小凹凸の最大高さと最大深さとの差が2μmから20μmの範囲内にあり、かつ前記任意の10箇所で測定された前記微小凹凸の高さの標準偏差が0.2から9.0の範囲内であることを特徴とする光学フィルムである。
【0010】
本発明の光学フィルムによれば、側面に複数の微小凹凸を有し、当該側面の厚さ方向における任意の10箇所の微小凹凸の最大高さと最大深さとの差が2μmから20μmの範囲内にあり、かつ任意の10箇所で測定された微小凹凸の高さの標準偏差が0.2から9.0の範囲内とすることで、白化現象の発生を抑止し外観に優れた光学フィルムを低コストで提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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