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公開番号2025023346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024215064,2021087809
出願日2024-12-10,2021-05-25
発明の名称壁埋め込み型配管カバー
出願人株式会社オンダ製作所
代理人
主分類F16L 57/00 20060101AFI20250206BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】壁の表面からの配管カバーの突出高さを小さく抑えることができる壁埋め込み型配管カバーを提供する。
【解決手段】壁埋め込み型配管カバー10は、配管部材を収容する収容凹部21,41、及び壁の表面に重ね合わされた状態で壁に固定されるフランジ部27,47を備えるベース部材20,40と、ベース部材20,40に組み付けられる平板状の化粧カバー30,50と、収容凹部21を収容する補強凹部35と、補強凹部35の幅方向の両側に形成され、壁の表面に重ね合わされた状態で壁に固定される補強フランジ部38とを有する補強部材34と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
壁に形成されたスリットに挿入され、前記壁の表側に向かって開口する開口部を有するとともに前記スリットの延在方向へと延びるパイプを収容する収容凹部、及び前記収容凹部の幅方向の両側に形成され、前記壁の表面に重ね合わされた状態で前記壁に固定されるフランジ部を備えるベース部材と、
前記ベース部材に組み付けられ、前記開口部を覆うとともに前記フランジ部に重ね合わされる平板状の化粧カバーと、
前記収容凹部を収容する補強凹部と、前記補強凹部の幅方向の両側に形成され、前記壁の表面に重ね合わされた状態で前記壁に固定される補強フランジ部とを有する補強部材と、を備える、
壁埋め込み型配管カバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、壁埋め込み型配管カバーに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、配線・配管材を壁面上の配線・配管経路に沿って露出させることなく収容して保護するための配線・配管材の保護カバーが開示されている。
特許文献1に記載の保護カバーは、直線状の本体カバーと、本体カバーに接続される付属カバーとからなる。本体カバー及び付属カバーは、壁の表面に密着される基台と、基台に嵌められる蓋体とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平6-16799号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の保護カバーでは、壁の表面に密着された基台に対して蓋体が嵌められる構造である。そのため、保護カバー全体が壁の表面から突出することとなる。その結果、見栄えが悪いといった問題や、保護カバー周辺のスペース効率を悪化させるといった問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための壁埋め込み型配管カバーは、壁に形成されたスリットに挿入され、前記壁の表側に向かって開口する開口部を有するとともに前記スリットの延在方向へと延びるパイプを収容する収容凹部、及び前記収容凹部の幅方向の両側に形成され、前記壁の表面に重ね合わされた状態で前記壁に固定されるフランジ部を備えるベース部材と、前記ベース部材に組み付けられ、前記開口部を覆うとともに前記フランジ部に重ね合わされる平板状の化粧カバーと、前記収容凹部を収容する補強凹部と、前記補強凹部の幅方向の両側に形成され、前記壁の表面に重ね合わされた状態で前記壁に固定される補強フランジ部とを有する補強部材と、を備える。
【0006】
同構成によれば、ベース部材の収容凹部が壁に形成されたスリットに挿入され、且つフランジ部が壁の表面に重ね合わされた状態で壁に組み付けられる。したがって、壁の表面からのベース部材の突出高さを小さく抑えることができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、壁の表面からの配管カバーの突出高さを小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
壁埋め込み型配管カバーの第1実施形態を示す分解斜視図。
第1ベース部材及び支持部材を示す正面図。
第1化粧カバーを示す背面図。
第1ベース部材、支持部材、及び第1化粧カバーを示す断面図。
第2ベース部材を示す正面図。
第2化粧カバーを示す背面図。
(a)及び(b)は、エンドカバーを示す斜視図。
壁の裏面に添木及び補強板を固定する工程を示す斜視図。
壁のスリットにベース部材の収容凹部を挿入するとともに壁にフランジ部を固定する工程を示す斜視図。
ベース部材の収容凹部に配管部材を収容した状態を示す正面図。
ベース部材に対して化粧カバー及びエンドカバーを組み付ける工程を示す斜視図。
(a)は、壁に施工された配管カバーを示す正面図、(b)は、壁に施工された配管カバーを示す断面図。
壁に施工された配管カバー及び配管部材を示す断面図。
第2実施形態の壁埋め込み型配管カバーを示す正面図。
第1変形例のエンドカバーを示す斜視図。
第2変形例のエンドカバーを示す斜視図。
第3変形例のエンドカバーを示す斜視図。
第4変形例の壁埋め込み型配管カバー及び配管部材を示す正面図。
第5変形例の壁埋め込み型配管カバー及び配管部材を示す正面図。
第6変形例の壁埋め込み型配管カバー及び配管部材を示す正面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
以下、図1~図13を参照して、壁埋め込み型配管カバーの第1実施形態について説明する。
【0010】
図1に示すように、壁埋め込み型配管カバー(以下、配管カバー10)は、第1ベース部材20、第1化粧カバー30、補強部材34、第2ベース部材40、第2化粧カバー50、支持部材60、エンドカバー70を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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