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公開番号
2025022667
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023196747
出願日
2023-11-20
発明の名称
無菌充填システム
出願人
東洋製罐株式会社
代理人
弁理士法人平和国際特許事務所
主分類
A23B
2/42 20250101AFI20250206BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】加工対象物が受ける熱履歴を低減させながらも、エクストルーダを用いて加工された加工食品の常温での流通を可能にする。
【解決手段】エクストルーダ2を用いて加工された加工食品を無菌環境下で充填包装するに際し、エクストルーダ2のバレル部の吐出口に、所定の殺菌温度に温調可能な保温導管3を接続し、エクストルーダ2から吐出された加工食品が保温導管3内を流動する際の滞留時間に応じて、当該加工食品を殺菌する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エクストルーダを用いて加工された加工食品を無菌環境下で充填包装するに際し、
前記エクストルーダのバレル部の吐出口に、所定の殺菌温度に温調可能な保温導管を接続し、前記エクストルーダから吐出された前記加工食品が前記保温導管内を流動する際の滞留時間に応じて、前記加工食品を殺菌することを特徴とする無菌充填システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無菌充填システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、大豆や小麦等の植物に由来するタンパク質を含む原材料をエクストルーダで加熱しながら混練して、肉の代替食品として肉様に加工された食品を製造する技術が開示されている。
【0003】
このような肉様の加工食品は、常温で流通させることができるように、乾燥させた状態で出荷されることが好まれる。そして、その流通形態の一例として、食品素材として食品メーカに納入され、水戻しされた後に調理されてから、最終消費者に提供されるという流通形態が挙げられるが、その際、常温での流通が要求される場合には、密封容器に充填して加圧加熱殺菌し、レトルト食品として流通させることが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-160947号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような流通形態にあっては、加工対象物は、エクストルーダ内での熱履歴に加えて、多くの熱履歴を受けることによって風味が損なわれる虞がある。そこで、本発明者らは、加工対象物が受ける熱履歴を低減させながらも、エクストルーダを用いて加工された加工食品の常温での流通を可能にするべく鋭意検討を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る無菌充填システムは、エクストルーダを用いて加工された加工食品を無菌環境下で充填包装するに際し、前記エクストルーダのバレル部の吐出口に、所定の殺菌温度に温調可能な保温導管を接続し、前記エクストルーダから吐出された前記加工食品が前記保温導管内を流動する際の滞留時間に応じて、前記加工食品を殺菌する構成としてある。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、エクストルーダから吐出された加工食品が必要十分に殺菌されたことを理論的に確認した上で、無菌環境下で充填包装することによって、加工対象物が受ける熱履歴を低減させながらも、エクストルーダを用いて加工された加工食品の常温での流通を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る無菌充填システムの一例の概略を示す説明図である。
本発明の実施形態に係る無菌充填システムの運用の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0010】
本実施形態に係る無菌充填システム1は、エクストルーダ2を用いて加工された加工食品の常温での流通を可能にするためのものである。
(【0011】以降は省略されています)
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