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公開番号
2025024811
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129094
出願日
2023-08-08
発明の名称
フィルム搬送装置およびフィルム搬送方法
出願人
東洋製罐株式会社
代理人
弁理士法人平和国際特許事務所
主分類
B31B
70/36 20170101AFI20250214BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約
【課題】簡素な構成で、フィルム折り込み部の折り目位置の変動を抑制するフィルム搬送装置およびフィルム搬送方法を提供すること。
【解決手段】フィルム折り込み部F1を有したパウチP用のフィルム材Fをガイドロール20、30に沿わせて搬送するフィルム搬送装置10であって、押さえ部材40を備え、フィルム折り込み部F1の短手方向寸法(mm)をW、押さえ部材40によるフィルム材Fの押し込み量(mm)をVと規定した場合、押さえ部材40は、V/Wが0以上1以下になるように設置されているフィルム搬送装置10。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
その短手方向に折り込んで成るフィルム折り込み部を有したパウチ用のフィルム材をガイドロールに沿わせて搬送するフィルム搬送装置であって、
少なくとも1つの前記ガイドロールの上流側または下流側に隣り合う位置において前記フィルム材をフィルム厚み方向に押すように設置される押さえ部材を備え、
前記フィルム折り込み部の短手方向寸法(mm)をW、前記押さえ部材による前記フィルム材の押し込み量(mm)をVと規定した場合、
前記押さえ部材は、V/Wが0以上1以下になるように設置されていることを特徴とするフィルム搬送装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記ガイドロールは、前記フィルム材の外面側に配置される外面側ガイドロールを含み、
前記押さえ部材は、少なくとも1つの前記外面側ガイドロールの上流側または下流側に隣り合う位置に設置されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルム搬送装置。
【請求項3】
前記押さえ部材は、前記外面側ガイドロールの上流側に隣り合う位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のフィルム搬送装置。
【請求項4】
前記押さえ部材は、前記フィルム材の外面側に設置されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルム搬送装置。
【請求項5】
前記押さえ部材は、回転可能に設置された従動ロールとして構成されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルム搬送装置。
【請求項6】
前記押さえ部材は、前記フィルム材に接触する抱き角が135°以上である前記ガイドロールの上流側または下流側に隣り合う位置に設置されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルム搬送装置。
【請求項7】
前記押さえ部材は、その外周面の外径が50mm以下である前記ガイドロールの上流側または下流側に隣り合う位置に設置されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルム搬送装置。
【請求項8】
その短手方向に折り込んで成るフィルム折り込み部を有したパウチ用のフィルム材をガイドロールに沿わせて搬送するフィルム搬送方法であって、
前記搬送路には、少なくとも1つの前記ガイドロールの上流側または下流側に隣り合う位置において前記フィルム材をフィルム厚み方向に押すように設置される押さえ部材が配置され、
前記フィルム折り込み部の短手方向寸法(mm)をW、前記押さえ部材による前記フィルム材の押し込み量(mm)をVと規定した場合、
前記押さえ部材は、V/Wが0以上1以下になるように設置されていることを特徴とするフィルム搬送方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、その短手方向にZ字状に折り込んで成るフィルム折り込み部を有したパウチ用のフィルム材を搬送路に沿って搬送するフィルム搬送装置およびフィルム搬送方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、食品類などの種々の流動性の内容物を包装する包装容器として、フィルムをZ字状に折り込んで成るフィルム折り込み部を有したパウチが知られている(例えば特許文献1を参照)。
【0003】
また、このようなパウチを製造する時に、搬送路に沿って配置された複数のガイドロールを備えたフィルム搬送装置を用いて、パウチを構成するフィルム材を搬送することも知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-302983号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、本出願人が、上述したフィルム搬送装置によってフィルム折り込み部が形成されたフィルム材を搬送しようとしたところ、フィルム折り込み部の折り目位置が変動してしまう現象が確認された。
【0006】
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成で、フィルム折り込み部の折り目位置の変動を抑制するフィルム搬送装置およびフィルム搬送方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のフィルム搬送装置は、その短手方向に折り込んで成るフィルム折り込み部を有したパウチ用のフィルム材をガイドロールに沿わせて搬送するフィルム搬送装置であって、少なくとも1つの前記ガイドロールの上流側または下流側に隣り合う位置において前記フィルム材をフィルム厚み方向に押すように設置される押さえ部材を備え、前記フィルム折り込み部の短手方向寸法(mm)をW、前記押さえ部材による前記フィルム材の押し込み量(mm)をVと規定した場合、前記押さえ部材は、V/Wが0以上1以下になるように設置されていることにより、前記課題を解決するものである。
本発明のフィルム搬送方法は、その短手方向に折り込んで成るフィルム折り込み部を有したパウチ用のフィルム材をガイドロールに沿わせて搬送するフィルム搬送方法であって、前記搬送路には、少なくとも1つの前記ガイドロールの上流側または下流側に隣り合う位置において前記フィルム材をフィルム厚み方向に押すように設置される押さえ部材が配置され、前記フィルム折り込み部の短手方向寸法(mm)をW、前記押さえ部材による前記フィルム材の押し込み量(mm)をVと規定した場合、前記押さえ部材は、V/Wが0以上1以下になるように設置されていることにより、前記課題を解決するものである。
【0008】
上記いずれかのフィルム搬送装置またはフィルム搬送方法では、前記ガイドロールは、前記フィルム材の外面側に配置される外面側ガイドロールを含み、前記押さえ部材は、少なくとも1つの前記外面側ガイドロールの上流側または下流側に隣り合う位置に設置されていてもよい。
上記いずれかのフィルム搬送装置またはフィルム搬送方法では、前記押さえ部材は、前記外面側ガイドロールの上流側に隣り合う位置に配置されていてもよい。
上記いずれかのフィルム搬送装置またはフィルム搬送方法では、前記押さえ部材は、前記フィルム材の外面側に設置されていてもよい。
上記いずれかのフィルム搬送装置またはフィルム搬送方法では、前記押さえ部材は、回転可能に設置された従動ロールとして構成されていてもよい。
上記いずれかのフィルム搬送装置またはフィルム搬送方法では、前記押さえ部材は、前記フィルム材に接触する抱き角が135°以上である前記ガイドロールの上流側または下流側に隣り合う位置に設置されていてもよい。
上記いずれかのフィルム搬送装置またはフィルム搬送方法では、前記押さえ部材は、その外周面の外径が50mm以下である前記ガイドロールの上流側または下流側に隣り合う位置に設置されていてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、簡素な構成で、フィルム折り込み部の折り目位置の変動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係るフィルム搬送装置およびフィルム材を示す説明図。
押さえ部材の配置構成を説明する説明図。
フィルム搬送装置の問題点を説明する説明図。
製造されるパウチの一例を示す説明図。
フィルム材の変形例を示す説明図。
試験結果を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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