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公開番号2025089609
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204312
出願日2023-12-04
発明の名称段ボール部材、
出願人株式会社ユーシン
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B31D 3/02 20060101AFI20250609BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約【課題】容易に廃棄できる段ボール部材であって、ローラーにより印刷済みシートを圧着して貼付できるとともに、圧着後の印刷済みシートに段ボール部材の中芯の形状が浮き出ることがなく、印刷済みシートを鮮明に表示できる段ボール部材を提供する。
【解決手段】本発明の段ボール部10は、上部ライナー11と、下部ライナー12と、上部ライナー11と下部ライナー12との間に介設され、ほぼ垂直な壁を有する壁部材14と、上部ライナー11と壁部材14との間に設けられた平滑板20とを備え、上部ライナー11の表面に印刷されたシート30がロール圧着されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上部ライナーと、下部ライナーと、前記上部ライナーと前記下部ライナーとの間に介設され、前記上部ライナーと前記下部ライナーと略直角な壁を有する壁部材と、
前記上部ライナーと前記壁部材との間に設けられた平滑板とを備え、
前記上部ライナーの表面に印刷コート紙がロール圧着されていることを特徴とする段ボール部材。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記平滑板が前記段ボール部の材料よりも伸縮性が低い材料からなることを特徴とする請求項1に記載の段ボール部材。
【請求項3】
前記平滑板がアルミニウムフィルムであることを特徴とする請求項1又は2に記載の段ボール部材。
【請求項4】
前記壁部材はハニカム構造であることを特徴とする請求項1又は2に記載の段ボール部材。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の段ボール部材と、前記段ボール部材の自立を支持する前記段ボール部材を加工した段ボール支持板とからなることを特徴とする展示会用ブース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、展示会用ブースを構成するパネル部材として使用可能な段ボール部材、及びその段ボール部材を使用して構成された展示会用ブースに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、展示会用ブースは、アルミニウム等のフレーム(骨組み構造)を展示会場で組立て、アクリル樹脂や板状の発砲材等からなるパネル部材をフレームに取付けて組み立てる。パネル部材には、展示内容に沿ったイラストや画像、キャッチコピーなどの各種商品の特徴が印刷されたフィルム(印刷コート紙)が、皺が出ないように(気泡が入らないように)に貼りつけられている。
【0003】
従来、展示会用ブースをつくるには、フレーム設計が必要であり、またその組立には専門知識が必要とされる。このため時間やコストがかかる、という問題がある。また、近年リサイクル素材、サステナブル素材等、環境に配慮した素材への関心が高くなってきているが、アルミニウムのフレームや、アクリル樹脂、板状の発砲材等からなるパネル部材は廃棄やリサイクルが難しい、という問題がある。
【0004】
そこで近年、各種の展示会用ブースに使用するパネル部材として、段ボールが使用され始めている。段ボールを使ったパネル部材としては、例えば、下記特許文献1に記載の技術がある。下記特許文献1に記載の技術は、上下(表裏)のライナーに介設された断面略波形形状の中芯を有する段ボールと、そのライナー表面に接着層と、その接着層に剥離シートが設けられた段ボール部材を提供するものである。
【0005】
しかし、特許文献1に記載の技術により、印刷コート紙を段ボールの表面に貼着するには、粘着層の上にある剥離シートを剥がし、そこに印刷コート紙を貼り付ける、という作業が必要である。しかし、大面積の印刷コート紙を粘着層の表面に皺がよらない(気泡が入らない)ように、かつ印刷コート紙が曲がらないように綺麗に貼着するのは手間がかかり、熟練者でも仕上げが難しい、という問題がある。
【0006】
また、印刷コート紙を貼着するライナーの表面には、中芯の波形(形状)があらわれ、印刷コート紙の画像や文字はその影響を受ける。この結果、各種商品の特徴や画像が歪み、印刷コート紙の文字や画像が綺麗に表示されない、という問題がある。
【0007】
特許文献1に記載の段ボール部材は、廃棄が容易であり、リサイクルも可能である。しかし、段ボール部材それ単体では展示会用ブースのパネル(壁)を構成することはできず、アルミニウム等からなるフレームが必要である。このため展示会用ブースを構成する一部の部材はリサイクルが難しい、という問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
実用新案登録第3212411号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、本発明の第1は、取付け、取外し、廃棄が容易であり、大面積の印刷コート紙であっても、皺がよらず(気泡が入らず)、印刷コート紙が曲がらず、印刷コート紙に印刷された文字や画像等が綺麗に表示可能で、かつリサイクル可能な、展示会ブースのパネル部材として使用可能な段ボール部材を提供することにある。
【0010】
本発明の第2は、展示会用ブースの組立、解体、廃棄が容易であり、かつ全ての部材がリサイクル可能な段ボール部材で構成された展示会用ブースを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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