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公開番号2025026229
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023138445
出願日2023-08-09
発明の名称高剛性段ボール
出願人個人,個人
代理人
主分類B31F 1/08 20060101AFI20250214BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約【課題】高剛性段ボール
【解決の手段】 ベースとなる辺L、その上に小さい内角θが、90度より小さい角度θである斜辺で規定される平行四辺形Pを単位とし、該平行四辺形の、ベースラインLに沿った隙間ない併進と、ベースラインを鏡とする鏡像の繰り返しで規定される、ジグザグラインZとベースラインLが指定された紙について、すべてのラインについて、ヒンジの筋押し加工を与えて形成される、段ボールコアシートCSの、すべての折り目(ジグザグ谷折りA,ジグザグ山折りB、山折り谷折り変動するC)ヒンジを起動して、形成される段ボールコアCRを、二枚の表面材(紙その他)Fの間に挿入接合することによって形成される段ボール。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ベースとなる辺L、その上に小さい内角θが、90度より小さい角度θである斜辺で規定される平行四辺形Pを単位とし、該平行四辺形の、ベースラインLに沿った隙間ない併進と、ベースラインを鏡とする鏡像の繰り返しで規定される、ジグザグラインZとベースラインLが指定された紙について、すべてのラインについて、ヒンジの筋押し加工を与えて形成される、段ボールコアシートCS。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記の段ボールコアシートCSの、すべての折り目(ジグザグ谷折りA,ジグザグ山折りB、山折り谷折り変動するC)ヒンジを起動して、形成される、段ボールコアCR。
【請求項3】
前記段ボールコアCRを、二枚の表面材(紙その他)Fの間に挿入接合することによって形成される段ボール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、段ボール構造において、面外(垂直、曲げ)荷重に対して、高い剛性を有し、段ボール建築・仮設住宅などの主構造面材に利用可能な、高剛性段ボールに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
段ボール建築およびそれを利用する仮設住宅は、建築の容易さ、軽量、コスト、災害対策等の見地から、最近特に注目されている。しかしながら、建築構造としての剛性に関するかぎり、問題を内包している。その主たる理由は、建築の大部分を担う面材段ボールの、脆弱性にある。この問題を解決することによって、エコロジーに適応性のある紙材の利用を拡げることにもなろう。
【0003】
面材段ボールの基本的構成は、2枚の表面材と、芯材の一方向の波形材からなるサンドイッチ構造である。通常の段ボール芯材の主たる目的は、剛性を保つという目的よりも、クッション性で、内部荷物を保護することにある。中芯にいわゆるハニカムコアを使う場合は、高い剛性を保つが、コストの制約があり、多くの場合波形材である。ローコストで、ハニカム構造に匹敵する、段ボール構造が求められる。
【0004】
これに関連するサンドイッチ構造の概念が、金属利用であるが、以前提案されている(非特許文献1)。現在の段ボールのコア材を一方向波形と呼ぶとして、二方向波形のコア材を用いたサンドイッチ構造で、Zeta-Core Sandwichと呼ばれている。
【先行技術文献】
【0005】
【非特許文献】
【】
Miura,K. and Pellegrino、S. Forms and Concepts for Lightweight Structures,Cambridge University Press,2020,Chapter 7. P.188,Fig.6.31.
【0006】
この構造概念は元来、超音速航空機の、機体構造を提案したもので、コア材は高温に耐える金属素材を用い、金属の伸縮を伴う加工を前提としていたので、紙素材には直接適用できない。
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
段ボール建築、仮設住宅などに用いる、段ボール構造であって、最少の材料によって、その面に直角方向の荷重に対する剛性、及び曲げ剛性が格段に高いことを本質とする、段ボール構造を求める。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0008】
ベースとなる辺L、その上に小さい内角θが、90度より小さい角度θである斜辺で規定される平行四辺形Pを単位とし、該平行四辺形の、ベースラインLに沿った隙間ない併進と、ベースラインを鏡とする鏡像の繰り返しで規定される、ジグザグラインZとベースラインLが指定された紙について、すべてのラインについて、ヒンジの筋押し加工を与えて形成される、段ボールコアシートCS。
【0009】
前記の段ボールコアシートCSの、すべての折り目(ジグザグ谷折りA,ジグザグ山折りB、山折り谷折り変動するC)ヒンジを起動して、形成される、段ボールコアCR。
【0010】
前記段ボールコアCRを、二枚の表面材(紙その他)Fの間に挿入接合することによって形成される段ボール。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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